#61:「大矢田もみじ谷、紅葉狩りポタ」(04/12/04)


先日、hideさんたちが「谷汲横蔵寺」に真っ盛りの紅葉を見に行かれてました。
私は、当日仕事を抜けられなかったので、残念でしたが参加できませんでした。

でも、どうしても『一面の紅葉』が見たくて、美濃市の「大矢田もみじ谷」に
行って来ました。
一人でも行くつもりでしたが、yosan、genさんが付合ってくださいまして、
楽しい一日になりました。感謝!感謝!!です〜。


クルマを関市役所の駐車場に置かせていただき出発いたしました。

最初の休憩地は「関市小瀬」の「鮎ノ瀬橋」です。
ここ「小瀬」でも「岐阜市内」の「長良川鵜飼」同様、「小瀬の鵜飼」が行われています。
「小瀬の鵜飼」の方が、観光化されてなく素朴で情緒があるとの意見もあります。

右の写真は、「鮎ノ瀬橋」から「関観光ホテル」方面のショットです。
ちょっと解りにくいですが、バックの山々にも紅葉が見られます!


「鮎ノ瀬橋」を渡り、東に走ってすぐに「円空入定塚」があります。

「岐阜県羽島市」に生誕して、『円空仏』と呼ばれる素朴な仏像を造りながら、
日本全国を巡った「円空」さんは、ここ「小瀬」の「弥勒寺」が生涯最後の地となりました。
死期を悟った「円空」さんが入定したと言う、言い伝えの塚がここです。
(でも、「弥勒寺」の奥に「円空の墓」もあるんですよね。)


「弥勒寺遺跡群」です。

ここは『大和政権』と深い結びつき
のあった、美濃の地方豪族「ムゲツ氏」
に関わりの有る遺跡が多く発掘されています。

右の写真は、現在の「弥勒寺」です。

この後、長良川右岸を北に進みますが、
一部、先日の台風でアスファルトが剥が
されたりしていました。


「美濃市笠神」の集落の神社にて。

ここも、紅葉がきれいでしたので、
ちょっと休憩です。
神社と言いましたが、明治時代の『神仏混合』
でお寺と合祀されていました。

この後は、田んぼの中の道を
北に向かいます。


「楓台」の工業団地を抜けて行きます。

ちょっとした「坂」です。
交通量が少ないので、歩道ではなく、
車道を走ります。
道交法上、自転車は車道を走る事に
なってますので、たまには良いでしょう!

この「坂」下った、大きい道路の向こうが
「大矢田神社」への入り口です。
目印は「サークルK」です。


大きい道路から「大矢田神社」迄の
中間地点です。

ここまでも緩やかな登りでしたが、
この先の登りに備えて、ちょっと休憩!

「この18日にも熊が出たよ〜」と
地元の方から情報を得ました!!
大丈夫だよね〜?


「大矢田神社」への途中に「大矢田神社」に関連する「祭事」を行う社殿が有りました。
写真の様に、紅葉が見事です。しばし、自転車を停めて、見とれていました。
写真の通り、ちょっと最盛期は過ぎていますが、これはこれで情緒があって良くないでしょうか?
『ゴザでも敷いて、紅葉を眺めながら、一杯』って、雰囲気でしたよ。

さぁ、本番はこの後です。もう少し、坂を上がって行きますよ〜!


もうすぐ到着、いや、もう到着かな。向こうに鳥居が見えてます。

もう、そこら中『紅葉!!!』です。
天気が曇りなので、光の加減が不満ですが、このままでも十分です!


「大矢田神社、楼門」前です。

鳥居前の紅葉がきれいなので、記念写真を撮っている方が、多くみられました。
genさんは、「お撮りしましょう!」と、自分からカメラマンを申し出られてました!
お人柄が忍ばれるでしょ?さすが、『紳士』!!


「楼門」の横の道路を奥に進みます。

この楼門ですが、素晴しい建築だと思います。
とにかく屋根回りの組木や彫刻が
凄いですよ!これ、必見です!!

もどかしいのですが、写真では紅葉と歴史を
感じさせる「楼門」のコントラストを表現
できておりません!


「本殿」へ向かう参道の階段です。「神橋」と呼ばれる『太鼓橋』も有ります。

我々は自転車ですので、ここを右に売店の方に向かいます。
人通りが有りますので、自転車は押して行きます。

この売店で「甘酒」を戴きました!(1杯¥200円なり。)
濃厚な味ですが、ショウガが効いていて、さっぱりとして美味しかったのは
言う迄も有りませんね!
紅葉を眺めながら、ホッと一息って感じです。『あ〜来て良かった!!』

この後は、「本殿」へ向かって、自転車を押して、坂道を登ります。


紅葉の中に立派な建築物が!でも、神社の社殿とは違うみたい。
ちょっとした日本旅館みたいな感じです。

実は、これ、社務所なんですよ!そばの立て看板には、こんな文字が!


「本殿」すぐ下、「御手水場」前の
紅葉のトンネルです。

どうしても、自転車の一部を入れて撮り
かったので、地面に寝転がった撮りました!
どうかなぁ〜?

しかし、genさんは『健脚!』
ここまで自転車を押しながら、坂を上って
来ましたが、着いて行くのがやっと!
息も切れてないです!!
日々の鍛錬の成果なんでしょうね。
私、ちょっと情けないです〜(^^;。


「拝殿」です。奥に「御神鏡」が見えます。(罰当たりかもしれませんが、荘厳さを伝えたくて。)

しっかり、いつもの様にお参りします。『今日も無事に過ごせます様に』
お参り後、yosanとgenさんは、神社の由来についてでも、話しているのでしょうか?


「拝殿」から後ろを振り向くと、
参道の階段を見下ろせます。

杉の並木と紅葉の色の組み合わせが、美しい。
荘厳な気分になれますよ!

では、「本殿」の方に回ってみましょう!


「本殿」です。どうです?凄いでしょ!!

屋根回りの組木と彫刻は「楼門」以上。
『桧皮葺き』の屋根と、紅葉の
コントラストも素晴しい!
(実物の方が、写真の数倍きれいです!!)

境内では『俳句の会』の方が、
この風景を題材に句を作っておられましたよ。

さて、名残り惜しいですが、
そろそろ出かけましょう!


「大矢田もみじ谷」を後にする前に、
やらなきゃいけない事がっ!

「五平餅」を食わねば!!!
実は、社殿に向かう前に「大矢田五平餅の会」
の出店に寄ったのですが、まだ焼けてなくて。

普通のと、『よもぎ入り』を1串ずつ
いただきました!黄色の物は『ゆず』です。
ここの五平餅は形が面白いでしょ?

美味しくいただいて、出発です!
この後は「美濃」の街に向かいます。


「大矢田もみじ谷」から「美濃市街地」に
向かう途中の「坂」。
ここの峠を越えれば、ずっと下って
「長良川」沿いに出ます。

ここを下る時にも、回りは木々の紅葉を
楽しめました。

天気がかなり怪しくなって来てます。
もってくれますでしょうか?


「美濃市小倉公園」下の「長良川」にある「上有知川湊跡」そばの公園。

ここも、紅葉が奇麗です!水車小屋のある流れは「曽代用水」です。
この景色、パソコンのディスクトップに設定してしまいました(^^)。


「美濃市本町」の町並み。

鮎釣りで、「美濃市」に良く来られていた
genさんも、ここは知らなかったそうです。
ま、国道や「長良川」からは、ちょっと入った
所ですから、仕方無いのかなぁ・・・。

本当は、ゆっくり『町並み探訪』を
と思ったのですが、ついに雨が!

仕方無く、次回と言う事で、帰路に着きます。


帰路の途中の「名鉄美濃町線跡」です。雨は止みました。

<「松森駅跡」(写真左:美濃市)>
ホームは残っていて、路盤はバラストがならされて、散歩くらいならできます。
「谷汲線跡」と違って、柵も何も無かったので、入りました。
「美濃市」には「サイクルツアー計画」の中で、この廃線跡をコースにする計画があるそうです!
早く、走れる様にならないかなぁ・・・、楽しみにしてますよ〜。

<「神光寺駅跡」(写真右:関市)>
嬉しい事に、ここ「歩行者/自転車専用道」になります。セーフティ・コーンの所に車止めが
できます。関市の廃線跡も、このまま、美濃市の「サイクルツアー計画」に繋がらないかなぁ!


「関市役所」に到着寸前に、
また雨が降り出しました。
今日は、これで上がりです。

時間があるのでクルマで「子宝温泉」へ。
温泉で疲れを癒して、その後は・・・。

「関市本町」の「辻や」さんで、うなぎを!

充実、大満足の1日でした〜!!
本日の走行距離:約27km。

「大矢田もみじ谷」は来年のイベント計画に
入れます!乞う、ご期待!!