#71:「八百津の新酒試飲ポタ+昭和銭湯」(05/03/19)


昨年の秋に出かけた「八百津町」の「花盛酒造」さんから、今年の新酒が出揃い、
試飲出来るとの手紙を戴きましたので、出かけて来ました。
今回は「蘇水峡」を外して、代わりに「美濃太田宿」探訪にしました。
グラブも指切りが使える程の陽気で、すっかり春の一日でしたよ。

今回、参加していただいた方は、
ko1さん、yosan、hideさん、ミツくん、ピパさんでした。
ピパさんは、なんと名古屋から自走されました!


今回の集合場所は「道の駅 日本昭和村」。
ここにクルマを停めさせていただきます。

帰りには、ここの「昭和銭湯 里山の湯」で
ゆったりのんびりの予定なんですよ!

今回の「八百津ポタ」は「蘇水峡」を外して
代わりに「中山道 太田宿」見学にしました。

写真は出発前に、お手洗いを済ました所。
さぁ、出発しましょうか!


「美濃加茂市」にある「道標」にて。

「日本昭和村」は「美濃加茂市」の北側の丘陵に有りますので、快適に坂を下って来ました。
ここ「美濃加茂市」はかつての「中山道 太田宿」です。
この道標には「東京」の文字が有るので、かなり新しい物の様です。
右が中山道、左が飛騨路なんですね。


「太田宿」入り口付近にて。

街道沿いには、こんな灯籠が有ります。
「中山道 太田宿」の文字が有ります。

春の日差しの中、快適に走ります!


「太田宿」東入り口そばの「小松屋」さん。

ここは、江戸時代の旅籠の建物をそのまま活用した休憩所になってます。
「坪内逍遥」らの郷土出身の名士の関連の物も展示されてます。
近世町屋建築のゆったりした空間で休めますよ!


左の写真は「太田宿 脇本陣林家住宅」です。

今から230年前に建てられた建物で、江戸時代そのままの姿を現代に残しています。
予約をすれば毎週火・水曜のみですが内部の見学もできるそうです。

右の写真は、「脇本陣」前にある「御代桜醸造」さん。

明治初期の創業だそうです。立派な建物が群立していましたよ。
お店の前に「杉玉」出てれば、もちろん試飲をお願いするのですが、
出て無かったので、今年の新酒はまだなのかな?
(造り酒屋さんでは、「杉玉」を店の前に吊るして、新酒ができた目印にするんですよ。)


「脇本陣」そばで、面白い木を発見!

木の枝の一部に玉の様に葉が出ています。
「宿り木」かと思ったのですが、事実は不明。

とにかく、たたずまいが面白いでしょ!
しばらく、みんなで見上げてました。


「太田宿 本陣門」にて。

門のみが残っています。
この門は本来は西門で、今の位置は東門のあった
位置だそうです。

屋根の瓦に注目!「ガメラ」がいます!!
亀の形の瓦が有るのですが、その造形が
カッコイイ!まさに「ガメラ」なんですよ!


「太田宿」とは国道41号のガードを
過ぎた所でお別れです。
そこから「木曽川堤防」上を逆方向に戻ります。

こんな感じの気持ちの良い道を走ります。
この道は西方向は「坂祝(さかほぎ)町」
辺りまで続いていますよ。
今回は走らなかったけど、走ってみたいです!


立派なお寺「祐泉寺」前にて。

500年の歴史を誇る臨済宗のお寺だそうです。
境内には槍ヶ岳開山の播隆上人や日本ライン命名者の墓、他にも、いろいろな方の歌碑が有ります。

休憩と同時に、始まりました大試乗会!今回の目玉はピパさんのカーボンのロードバイク。
順番に乗り比べてみました。きっと、ロードが欲しいと思った方がいますね!


一通り、試乗も済んで、休憩もして、
再び、快走路を進みます。

先頭は、先日新車をゲットのミツくん。
フルサイズ・バイクの走りに満足ですね!

雲がほとんど無い、青空が素晴しいでしょ?


「太田橋」で「木曽川」を渡って「今渡ダム」へ。

大きな堰の様なダムです。ダム両側に発電所が有るんですよ!


「兼山町」にある「歴史民族資料館」にて。

かつての「小学校」だそうです。ここの見所は「3階建て」の「木造校舎」だと言う事。
「木曽川」ぞいの急峻な地形に対応した建物だそうです。

左の写真の所にあった説明板に「3階建て」とあったのですが、どう見ても「2階建て」、
反対側に回ってやっと3階建てと理解できました。
今回は時間の関係でパスでしたが、もちろん、ここも中の見学をさせてくださいます。


「兼山町」の新しい道。

実はここ「名鉄八百津線」の廃線跡です。
「兼山町」は山と川に挟まれた急峻な地形で、
道が狭くクルマの行き違いがしにくい所です
ので、鉄道跡とその横の道を合わせて新道路
造成となったみたいです。

「片鉄」の様なのが理想ですが、横に見える
歩道の幅がたっぷりしているので、全線開通
したら快走路となるんじゃないかな。


「八百津」の街に到着です。街の入り口の「八百津橋」です。

本当はこっちはクルマの橋で、横の赤い橋が「歩行者・自転車専用」なんですが、
今回はこっちを通りました。川の水は濁ってましたが、昨日の雨のせいでしょうか。

橋を渡って、八百津の街中へ。お腹が空いたので、まずは「腹ごしらえ」ですね!


「八百津本町 三勝(さんかつ)屋」さんにて。

去年の秋もここで食事しましたが、その時の料理の味とお店の雰囲気に惹かれて、また来ました。
「カツ煮定食」と「おでん」をいただきました。

創業72年のここ「三勝屋」の名前の由来を女将さんに聞きました。
「まず、味で勝つ、次は、早く料理を出す事で勝つ、3番目は、解らん!」だそうです(笑)。
3番目が気になるなぁ・・・!


今回の目玉!「八百津本町 花盛酒造」さん。(写真:左)

この店の前の丸いのが「杉玉」です。いろいろな種類の新酒を試飲させていただきました。
絞り方で味や風味が変わるんですね〜!ぜひ、試飲させていただくと良いですよ!
今年も「大吟醸しぼり」の味は格別でした。720mlで¥4,000円の価値は有ります!

右の写真は栗きんとんの「緑屋老舗」さん。

今回は、季節の和菓子「草餅」をいただきました。(名前があったのですが、忘れました。)


「新酒」や「草餅」を堪能して帰路に着きます。

「兼山ダム」が見える所で休憩。
去年の時は紅葉の景色でしたが、新緑には
まだ少し早かったですね。

休憩時の自転車談義は、
今回ももちろん始まります!


「飛騨川」の流れに浮かぶ様な「小山観音」にて。

写真の様に、桜の季節はまた格別な眺めだと思います。
今回は、お参りに橋を渡ってみました。本当はここ、自転車に乗って渡ってはダメです。
橋のたもとに「下車」とありました。真似しちゃダメですよ〜!


「古井(こび)の天狗山」に立ち寄りました。

「飛騨川」横にそそりたつ「愛宕山」の山頂に有ります。
ここの高さ12mの日本一の大天狗に会いたくて、急坂を登りました。

いやぁ、みなさん健脚です〜!私はゆっくり登りました。
それにしても、ヒップバッグに入れたお土産の新酒が重いです!

ここで、自走で来られたピパさんとお別れです。自走ですので「里山の湯」は止めです。
まだ、この時期では、風邪をひいちゃいますよね!
(それにしても名古屋〜美濃加茂の自走往復は凄いですよね!)


「日本昭和村」帰着です。

皆様、お疲れ様でした!
yosan、hideさんは最後の坂で、
バトルでしたね!
時間は17時だと言うのに、この明るさ。
日が長くなって来ましたね〜!

最後の激坂で汗もかいたし、一日の疲れを
取りに「里山の湯」へ。
ゆっくり堪能して解散しました。

本日の走行距離:約41km。


今回のパンフ、地図はありません。