#102:「関〜美濃加茂 探訪ポタ!(昭和銭湯付き)」(05/11/05)


野暮用が急に無くなった。外は快晴・・・これは出掛けねば!

と言う事で、新車が来たばかりのツッチーさんを誘い出し、関〜美濃加茂へと
「日本昭和村」の「昭和銭湯 里山の湯」に入りに出掛けて来ました。
大きな目的は銭湯でノンビリする事ですが、そこは「ちゃりき!」、
道すがら、寄り道し放題、今回も多くの物や人との出会いがありました!


関市某所にて、ツッチーさんと待ち合わせ。

ニューマシンのビアンキにニコニコの
ツッチーさんです。
(解ります、解ります、その気持ち!)

それでは「日本昭和村」の「昭和銭湯」へ出発!
今日も寄り道いっぱいの「ちゃりき!旅」です。


出発して、すぐに気になるものを発見!お堂の中に六角堂の様な物がありました。

ここは、関市役所の北側、田園の終るあたりにある「龍泰寺」。
始めは『お堂の中に、またお堂、それも六角堂があるのは珍しいなぁ』と立ち寄ったのですが
どうも何か「?」と違和感を感じたのです。

何となく感じた違和感の原因は、左の写真。そう、浮いているみたいなんです。
下を覗いて見たのですが、丸い台座に合わせて、土台も丸い。
『これ、回るんじゃないかな?』と、ちょっと回してみましたが回らない。
でも、少しですが、左右の回転方向に揺れていました。

で、ツッチーさんが発見した、台座の小さな扉の中には・・・有りました!
回転部の機構をばっちり目にする事ができました。
『やっぱり、回るんだね〜!』と二人で納得。あぁ、スッキリしました。

「龍泰寺」は幼稚園も経営されてます。今日は土曜日なので、お休みです。

立派な本堂です。「禅寺」らしく、脇に建つ「僧坊」も立派でしたよ。


大きな道をできるだけ避けて、
田舎道を選んで走ります。

とある民家の庭先の池には大きな鯉と
無数の小魚が群れ泳いでました。
庭先の池と言うのに、水が澄んで綺麗なのは
「長良川」の恩恵なのでしょうか。


「加茂郡 富加町 加治田」の集落に入った所で、立派な伽藍が民家に見え隠れしてましたので、
立ち寄る事にしました。「龍福護国禅寺(りょうふくごこくぜんじ)」です。

街道に面した所の石柱から、奥に坂を登って行きます。

桧皮葺きの屋根の本堂、山門、庭と、どれもゆっくり時間が流れて行く良い空間です。

明示板には、写真の様に、寺の由来、県/町の重要文化財についての記載が有りました。
これを眺めていると、お寺の奥様が『中に入って見て行かれますか?』と聞いてくださいました。
もちろん、「ちゃりき!旅」ですので、ここはお願いする事に(^^)。

「僧坊」の玄関から、住職様のご案内でお寺の蔵の中へ。

有りました、重要文化財、室町中期の「雲板(うんばん)」です。
禅寺ではご飯やお勤めの時に、これを打って、知らせたそうです。

槍と鞍、あぶみは「小牧・長久手の合戦」で戦死した大垣城主「池田恒興」の遺品だそうです。
小刀は、お寺を改修する際に出た古釘で打った、改修記念の品です。

歴史に触れ、御住職との話を楽しみ、
挨拶を終えて外に出て、山を見上げると
山頂付近が紅葉していました。

お寺の山門の瓦屋根と紅葉、良い感じです。

ここ「加治田」の集落と言えば、
立ち寄らなくてはならない所が有ります。


「加治田」の集落に一際大きな構えの「松井屋酒造場」さんです。
「松井屋酒造場」 http://homepage2.nifty.com/matsuiya-sake-musium/index.html

「造り酒屋」ですので、もちろん聞き酒もできます。

ここはただの「造り酒屋」では有りません。「酒造資料館」をお持ちで見学ができます。
ですが、「ただ」と言いたいのは、御主人が古い物がお好きな様で、店内に色々有るんです。

足踏み式のオルガン、機織り機(これは「愛 地球博に体験展示されてたそうです。)、
昔の生活用具などなど、土間の広間に展示されてます。

で、右の写真が新入りの「ジュークボックス」でアメリカ製。中を開けて見せてくださいました。
これについて説明してくださる御主人の笑顔は、まるで宝物を自慢する子供の様でした(^^)。
何となく、解るんですね、そう言う気持ち。

色々な話を小1時間くらいして、御主人のお薦めで「清水寺」へ行く事にしました。


「加治田」の集落を抜け、「東海環状自動車道」をくぐって400m程の所に案内板があります。

坂を登って行くと、目的の「山門」の「清水寺 二天門」が有りました。
小振りですが、細工の凝った建築の山門と紅葉の組み合わせが良いですね〜!

よく見る「山門」の左右には「阿吽」の「仁王様」がおられます。
ですから「山門」を「仁王門」と呼んだりします。

が、ここは「持国天」「増長天」がおられます。ですから「二天門」なんですね。


「ホタル」で有名な「川浦川」に沿って進みます。写真の場所は「牛牧」あたり。

以前の「昭和村」のポタの時にも紹介したかもしれませんが、川沿いに桜並木があります。
山の景色は面白く、岩肌が剥き出しになっていて、山水画の様です。
紅葉真っ盛りだと、錦絵になるんだろうなぁ。


「川浦川」沿いから、「日本昭和村」へは、
一山越えて行かなければなりません。
登りは苦しいですが、下りは最高!

と言う訳でこの間の写真は有りません(笑)。

いきなり「日本昭和村」併設の
「昭和銭湯 里山の湯」です。

敷地入り口で、記念撮影。
この後、自転車は他の場所に移動しました。

本日のグルメを、ご紹介。

「昭和村」の入り口前広場に出店で出ていた「よもぎみたらし」。
「高山」の方の名産だそうですが、焼いたよもぎ餅と言うのは、初めて食べました。
味は、あっさり醤油味で、甘く無いです。でも、ちょっと焼き過ぎな感じがしました。

で、本日の昼食は「里山の湯」の中にある食堂の「カツカレー」。
テラスに出ても食べられるので、日差しが温かそうな時は、お薦めです。
(昭和村の中の食い物屋は値段が高めですが、ここの食堂はリーズナブルです。)


1時間程、湯につかって『ほぇ〜』として、
帰路に着きました。

写真の場所は、「関市 肥田瀬」辺り。
田園の中を、真っ直ぐに農道が続きます。

何となく、独り占めしてる気分です。

気分良く走っていると、「関中心部」に
戻ってました。


「関」の小さな路地には、
こんな一昔前の情景が有ります。

最近、「ちゃりき!」メンバーの方から教わった
「琺瑯看板」などの、昔の看板に惹かれます。
何となく、出会った時に『ホッ』とするんですね。

こう言う、裏通りをポタするのって、
宝探しをしている様な、気分です。

そして、もっと素敵な場所も見つけました。


「関市 新町」の路地の角にある、銭湯の「錦湯」さんです。

写真に写っておられる方が、御主人。
最近の銭湯は重油ボイラーが主流ですが、ここは、薪で焚く銭湯。
御主人言わく『薪で炊いた方が、湯がさめにくい』そうです(遠赤外線効果?)。

『もう、わしの代で終りだわ』と仰られる御主人、頑張ってください。
今度、みんなで入りに行きましょう!

色んな物を見て、色んな人とお話して、紅葉間近の景色を眺めて・・・。
造りものでは無い、本物の「昭和」を堪能して、大満足の一日でしたね!

本日の走行距離:約42,3km


今回のパンフ、地図はありません。