#112:「禁断の平日ポタ・・・敦賀界隈探訪記」(06/03/07)


週末の休みがなかなか取れない、ko1さんと、ひみよしさんが平日ポタを企てているとか。
これは、二人だけで行かせられないと、hideさんと参加してしまいました。

今回の企画は「敦賀界隈の探訪」との事。
日本海の美しい景色もですが、yamaさんのH/Pでも紹介されている「ヨーロッパ軒」の
ソースカツ丼に、「さかな街」の美味い海産物などなど。
見所、味わいどころいっぱいの平日ポタでした。それでは、記事にてお楽しみください!


いつもの集合場所にて。

今回は、ko1さん、ひみよしさん、
hideさん、私の4台の自転車を1台に
積み込みました。
どうです、すっきりと収まってるでしょ?

平日にも関らず、NBさんが見送りに来て
くださいました。熊さん、ツッチーさんから、見送りメールもいただきました。

さぁ、それでは「敦賀」に向かって出発!


高速道路を安全運転で無事、「敦賀」某所到着。

所要時間は1時間半ちょっと。
思ったより時間が掛かりませんね。
これなら、正式イベントの開催も可能です。

天気は最高、暖かいです。
早速、自転車を降ろして、準備です。
さぁ、初めての「敦賀」の街は、どんなでしょ?

地元の土地勘の有る、ひみよしさんを先頭に
探訪開始です。


「敦賀」市街地の道は、歩道も広く走り易いですね〜!段差も少なくて良いです!!

しばらく走って「気比神宮」の前に。
そこに、あったのがこの銅像。江戸時代(?)の工事の様子を再現しているのか?
(すいません、ボケネタをやるのに夢中で、説明板を読んでませんでした・・・汗)
同行のko1さん、ひみよしさん、hideさん、ノリに感謝です〜!


信号を渡って「気比神宮」です。

ここ 気比神宮の祭神である伊奢沙別命
(いさわけのみこと)は、社伝に因ると
気比津彦命(きびつひこのみこと)。
そう、桃太郎伝説の「岡山県」にある
「吉備津彦神社」の「吉備津彦命」と
同じだそうです。

木造の大鳥居は木造としては、広島・厳島神社、
奈良・春日大社と並ぶ「日本三大鳥居」の
ひとつで、国の重要文化財だそうです。


時々、海の見える広い歩道を通って、街中を走りました。
赤れんがの歩道も有りましたが、振動も少なく快適快適!すぐに、次の目的地に到着。

「旧 敦賀港駅舎」です。
実際に建っていた場所は、ここよりもう少し東の方だそうです。
第2次対戦の「敦賀大空襲」で消失したままだった物を、近年、復元再築されたそうです。
駅舎の中には・・・。

「敦賀港」に関する歴史や、「大谷吉継」に関する説明板があります。

かつて、ここ「敦賀港」は、今の様に飛行機の無い時代、シベリア鉄道経由で日本からヨーロッパに
向かう玄関だったそうです。壮大な当時の旅が思い起されますね。

たまたま来られていた、ご年配の方が丁寧に説明くださいました。感謝!


ここに来て、もう一つ気になったのが、この自転車。良い感じでヤレたランドナーです。

使ってある部品は「サンプレックス」「TA」とyamaさんやひろたさんの世界ですね。
実は、この自転車の持ち主が先程から説明下さった方、キタガワさん。
年齢、世代を越えた自転車談義が延々と続きました!何と言う素晴しき自転車の世界でしょう!


駅舎の裏手には、木製のテラス状になっていて、その先には、すぐ海が広がってます。
そして、その海の向こうには、この後向かう「敦賀半島」の山々が見えます。

天気は、ほとんど雲のない青空にサンサンと降り注ぐ日差し。
風も無く絶好ですね〜!4台並べて記念撮影です。

ここで、スクープ!

ブログ用の写真を撮る、ひみよしさんを
撮るhideさん。面白い絵面ですね〜!

「ちゃりき!」のメンバーはみんな、
お茶目な所があって楽しいでしょ!

そろそろ、お腹も空いて来たので、
今回の目的の一つ「ヨーロッパ軒」に向かう事に。


「敦賀」に「ヨーロッパ軒」は何件も有りますが、yamaさん情報の「スカロップ」が有るのは
敦賀分店。早速、乗り込みましたが・・・「本日休業」(泣)。

じゃ、「スカロップ」は諦めるとして、定番の「ソースカツ丼」だけはと、他の「ヨーロッパ軒」を
当ってみるが・・・、どこも「本日休業」(泣)

仕方が無いので、ここは次回リベンジと言う事で・・・本日の昼飯は・・・。


本日の昼食は、ここです。
「敦賀」の「海産物」と言えば「さかな街」。

さっきまでの落胆はどこに行ったのでしょう。
切り替えの早いのも「ちゃりき!」の良い所。
ここで、美味い物を堪能しましょう〜!

「さかな街」の中には、海産物が多く売られてますが、食事もできるんですよ。

その中でも、一押しなのが「サバの丸焼き」。ショウガ醤油でいただきます。
これが、また美味いんですよ〜。新鮮だし、その場で焼いたばかりだし、生臭さが全く有りません。
ぜひ、食べてみてください。ただし、丸焼きなので、小さい方でも量が有るので、二人で分けるのを
お薦めいたします。

一緒にこんな物も頼みました(笑)

この界隈ではポピュラーな日○酒「一本義」、
これ、さっぱりしてて、美味かったです。
名前も、潔くて、良いですよね!

この他には、ご飯、みそ汁、お漬け物の
「ご飯セット」を頼んで、大満足でした。


美味い食事の後は、素晴しい景色の場所へ。「気比の松原」です。

「さかな街」の西側の大きい通りを北に進めば、自然とたどり着けます。
ゴミ一つ無い、フカフカの素晴しい砂浜と、濃い緑の松原、そして、素晴しい青さの海。
写真では、その何分の一も表現出来てないです。ぜひ出掛けて、実物を体感ください!


「気比の松原」の散策路も走りました。松の香りがして、新鮮な空気が美味しいです。

でも、休日だとウォーキングの人が多いだろうから、平日ポタならではかもです。
もし走られるときは、時々、松葉の落ち葉の深い所が有るので、要注意です。


とても透明度の高い海を眺めながら、「敦賀半島」に突入です。

海沿いの快走路を走ってます・・・と言いたいのですが、アップダウンは有ります(笑)
でも、hideさんのこの元気、最高の天気に、最高のロケーションだからですね!

しばらく、北に進み「水晶浜」への分岐に到着。残り時間と走行距離を検討した結果、
今回は「立石岬」次回のお楽しみと言う事にして、「馬背峠」で「水晶浜」に向かいます。


峠の頂上への半分辺りで、小休止。運動能力のひ弱な私には、かなりキツい坂です。

でも、そのご褒美に、こんな素晴しい景色が用意されているんですよね。
さっきまで、海の向こうの白い建物の辺りにいたんですね。なんか感慨深い物があります。
これも「峠」に魅せられる理由なんでしょう!

さぁ、小休止して、気力も体力も回復したので、残りに挑戦します。


頂上へ向けての、最後のストレート。後少しで頂上です。

あの向こうに、すでに、ひみよしさんとhideさんは到着してるはず。頑張って登りきりました。
そして、最後はko1さん。ですが、彼の自転車はフロント、シングル・ギアですから、凄いです!

しばらく、休憩して、上がった息を落ち着かせて、今度は、ご褒美の下りです。
(すいません、いつもの事ですが、下りは楽しむのに夢中なんで・・・)


長〜い快適な下りを、一気に駆け下りて「水晶浜」到着。

水は綺麗なんだけど、この時期、砂浜は清掃されてないので、漂着物でゴミだらけ。残念です。
それと、回りがイチャイチャのカップルばかりなんで、それも覚悟してください(笑)

でも、少し南に進んだら綺麗な所も有りました。これは記念撮影しなきゃね。

実は、左の写真を撮ってる時、ひみよしさんとko1さんが来てませんでした。
しばらく、待ったのですが来ません。『何かあったのか?』と下って来た道を戻りました。

1/3程登った所で、無事合流。実はko1さん号のタイヤがパンク。携帯も圏外だったとか。
事故や転倒じゃなくて、良かったです〜!


「三方郡美浜町佐田」で国道27号線に出るまでは、ずっと、こんな感じの景色が楽しめます。

ずっと向こうに、これから走る道路や、走って来た道路が見えてます。

道路の状態は、写真の様に歩道部分は無いですが、道幅が広いのでクルマが来ても気になりません。
もっとも、そんなに交通量も有りませんでしたが(土日だと、もっと交通量が増えるかも。)

所々で、工事をしていて片側通行で交通規制が有りました。ここ、結構登ってます。(写真:右)


海辺の岩には、こんな光景が。

日差しが暖かく、風も無いので、
海鳥(種類は解りません)達もひなたぼっこ?
のどかで良いですね〜。

さぁ、「敦賀半島」の終りまで、後ちょいです。


路肩部分まで、しっかりきれいに舗装されているので、走りやすいです。
それに、景色はこんなに素晴しい・・・でも、もうすぐこの景色とも、お別れなんです。
左の写真の右手の方にタワーの様に見える辺りが、国道との合流地点かなぁ。

ひみよしさんと私、ちょっと先行してます。後方では、ko1さんがパフォーマンス?


国道27号線に入ると「関峠」迄は、ずっと登りになります。峠の頂上で、ホッと一息。
この峠を下ると「敦賀市街地」です。さぁ、後ちょっと・・・。

クルマではそんなに感じ無い勾配も、自転車ではかなりの登り・・・最後に試練が待ってました。
「旗護山トンネル」のバイパスができているので、ここ「関峠」は旧道になります。
路肩部分が狭い上に、舗装も悪く、クルマも多いので、ちょっと気が抜けませんでした。

ちょうど、17時くらいに、「敦賀」での出発地に到着しました。
予定していた「ソースカツ丼」は逃しましたが、それ以上の「お楽しみ」満載のポタでした。
平日故に、観光地でも人が少なく、ゆっくりできました。平日ポタ、病み付きになりそうです!

来た時同様に、クルマに4台積み込んで、この後は「越の湯」と言うスーパー銭湯で
疲れを癒してから、「愛知」へ戻りました。

本日の走行距離:約50kmでした。


今回のパンフ、地図はありません。