#113:「梅を愛でに参ろう!'06」(06/03/11)


春の定番イベント「梅を愛でに参ろう」に今年も出掛けて来ました。
今年は「岐阜市」の「梅林公園」で、梅見宴会、「長良川」沿いに「墨俣のしだれ梅」、
締めは「安八百梅園」と梅三昧の一日をポカポカの陽気の中、楽しんで参りました。
開花具合は、まだ5分程度でしたが、梅の香りに酔いしれました。

参加いただいた方は、
hideさん、ツッチーさん、NBさん、テンさん、とっとさん、アズマさん、フルさん、
現地合流で、denさん。私を入れ、総勢9名でした。
見送りにyamaさんとtamoさん、途中一部参加で、ひみよしさんが来てくださいました。


いつもの集合場所にて、出発前の記念撮影。

多少路面の濡れは残ってますが、
昨日の雨が嘘の様な天気。ポカポカで暖かい。
集合時間前には、皆さん集合いただき、
それぞれ、自転車談義が尽きません。

今回は、yamaさんとtamoさんが
見送りに来てくださいました。

さぁ、それでは参りましょうか?


「尾西緑道公園」沿いを通り、裏道主体で「木曽川」の「尾濃大橋」北付近で小休止。

空には雲一つ無く、風も無い、ポカポカの陽気です。自転車で走ると風が心地良い。
これは、今日一日、楽しめそうですね〜。

この先、「笠松」までは、堤防道路を通常は行きますが、道路工事の迂回路になっていて、
交通量が多い為に、細い路地から路地と裏道主体で走りました。


「木曽川町」で、堤防道路が終わる所に有る、公園にも立ち寄りました。
(立ち寄ると言っても、グルッと走り抜けただけですけどね)

堤防道路から見下ろせるのですが、駐車場までのクルマのアクセス路が解りにくいのと、
表からは解らない広場が有るので、私は、ここを「秘密の公園」と呼んでます(笑)。

去年は、ここに有る梅の木を開花状況の判断に使いましたが、今年は、まだチラホラ程度。
ちょっと、これから巡る「梅の名所」の開花状況が、心配になりました。


「木曽川橋」で「木曽川」を渡り「笠松」へ。

ここの舗装は特殊舗装みたいで、
昨日の雨の水分がしみて残ってました。

みなさん、川の中に何か無いか、
見て走ってました。

カメラを向けると、何かやってくれる,
ノリの良いhideさん!

さぁ、もうすぐ「笠松」の街です。


「鮎鮓街道」の碑の所で、小休止。

江戸時代に幕府将軍に「長良川」の鮎を「鮎鮓」で献上したそうです。
案内板と、近年作られた、石碑が有ります。

ここのすぐ隣には・・・。

今現在も、量り売りをしてくださる、味噌・醤油のお店が有ります。

外観、店内共に、歴史を感じさせる物ですので、一度、立ち寄ってみてください。

*フラッシュをたいて写真を撮ると、センサーが反応して『ピン、ポ〜ン』と呼び鈴が鳴ります。
お店の人に迷惑なので,気を付けましょう!ねっ、『ピンポンダッシュ』のhideさん!!


「笠松」から「岐阜中心部」へは、「境川」沿いの道を進みます。

一月前に比べても、緑が鮮やかになっているのが、解ります。春なんですよね〜!

右の写真は「岐阜市下川手付近」。かつて、「境川」の河川交通の時代の舟問屋さんだった所。
家の敷地から、川原に直接降りられる石段や、立派な屋敷や土蔵が残っています。
写真の小さい橋を渡って、「笠松街道(鮎鮓街道)」に戻ります。
(*この先、道幅が狭い割に、行き交うクルマが多いので、要注意!)


「岐阜市下川手付近」、ちょうど追分になった角に「往還南地蔵堂」が有ります。
それを左手に進むのが「笠松(鮎鮓)街道」で、今回は右手に進み「往還道」で行きます。

この道は、「中山道」から「笠松街道」へと「岐阜市街」をバイパスする街道です。
街道の北と南に地蔵堂が有ります。

途中、写真の様な、低いJR線をくぐる所があるので、頭には要注意ですね。
春の日差しの中、旧街道をノンビリ「中山道」まで、進みます。

左の写真が「往還道」の北の地蔵堂。

ここの道しるべに「左 伊勢、名古屋ちかみち」
と有ります。

地元のお母さんが、親切に「梅林公園」までの
道順を教えてくださいました。
ルートは解っていましたが、こう言う触れ合いが
楽しいんですよね!

さぁ、「梅林公園」まで、後少し。


本日の昼飯を入手します。「岐阜市東興町付近」の回転寿司屋のお弁当です。

今日は「梅見」ですので、ちょっと豪華に寿司にしてみました。
それぞれ、好みの物を注文して、出来上がる迄の時間は、当然、自転車談義。
ここで、現地合流のdenさんと無事会いました。

さぁ、お弁当も手に入れたので、「梅林公園」へ向かいます。


「梅林公園」到着で、まずは記念撮影。
(テンさんと、とっとさんは何見てる?)

公園に近づくだけで、梅の良い香りが
漂って来ます。
毎年の事ですが、この匂いを嗅ぐと、
幸せな気分になれます。

自転車を公園内の通路の端に止め、
それでは昼食会を始めましょう!

芝生の上に、各々座って、昼食開始。本日の私のメニューは「海鮮ちらし寿司」と「清涼飲料水?」

天気の良い、気持ち良い日に,梅の良い香りを楽しみながらの食事は、たまりませんね〜。

園内には多くの出店も有りますので、串カツ、イカ焼き、お好み焼き、などなど、楽しめます。

園内の開花状況は、まだ、5分と言う所です。来週くらいがピークかな。
でも、本数が多いので、十分目を楽しませてくれました。

梅の写真を撮りに、多くのカメラ愛好家の人も来てましたね!うちのメンバーも負けずに,撮影中。

私も、ちょっと撮影してみました。良い感じに撮れてると思いますが、どうでしょう?(笑)

楽しい昼食会を終えて「梅林公園」後にして、「岐阜市街地」を進みます。
もちろん、得意の裏道紀行。色々な歴史的遺物にも出会えます。写真は粕森神社。

朱塗りの社殿が鮮やかな、「美江寺観音」で小休止。

元々は、「旧中山道」の「美江寺宿」に有りましたが、「斎藤道三」により移転されたそうです。
毎年、3月の第一日曜日には「美江寺まつり」が開催され、山車も出るそうです。


「岐阜」の街中を抜けて、「墨俣」までは「長良川サイクリングロード」を進みます。

「岐阜中心部」、「忠節橋」から「河渡橋」までは、割と路面状況も良く快適に走れます。
ただし、堤防の外側中腹なので、景色の良さは望めません。

つくし採りの人が、たくさんいました!春らしい、風景ですよね。


「長良川サイクリングロード」が「河渡橋」で対岸に渡る所で、ひみよしさんと合流です。
「河渡橋」のたもとで、待っていてくださいました。お待たせして申し訳有りません!

「河渡橋」の上は、工事で大渋滞していましたが、自転車の我々には無関係。
歩道部分をスムースに通行しました。(自転車って、いいでしょ?)


「河渡橋」を渡ってしばらくは、
「長良川サイクリングロード」は堤防上を
景色を楽し見ながら、走れます。

少し雲が見えますが、暖かいと言うより
暑いくらいでしたよ。
風はすっかり南風、季節が変わったのが
体感できるのも自転車ならではです。

この先のJR線の鉄橋手前で、堤防上から
降ろされます。


本来の「長良川サイクリングロード」はJR線の鉄橋をくぐって迂回した後、
堤防中腹に戻るのですが、我々は田舎道を進みます。

その田舎道に有るのが、この「秋葉神社の大イチョウ」。ここで、小休止です。

樹齢不詳の古木で、北西部分に「乳根」が見られます。

「墨俣」を目指して出発した所、半数以上の方が来ていません。
戻ってみると・・・テンさんパンク!みんなで寄って集った修復です。
修理完了を見届けて、ここで、ひみよしさんが帰られました。
(仕事中に顔を出してくださったのです。)


「墨俣」へは、「長良川」に平行する
用水の堤防を走ります。

ここの用水には「ヌートリア」が出没します。
今回も数名の方が見る事が出来た様ですね。

好天の下、クルマの来ない道をゆっくり話しでもしながら走らせるってのも、また良いんですよね。

そろそろ、「墨俣一夜城」が見えて来ました。


「墨俣一夜城」到着。史実と違って、立派な天守閣ですね。

ま,建造物として歴史的な価値はどうあれ、ゆっくりできる公園としてはお薦めです。
きれいに清掃されたトイレも有るし、自販機もあります。(この時は不調で、被害者2名)

敷地内には「墨俣」近辺の観光案内板や、昔の「墨俣宿(美濃路)」の古地図の説明板が有ります。


「墨俣一夜城」から集落に抜ける道路には、
お花見シーズン突入に向けて、今年も
屋台の組み立てが行なわれていました。

シーズンになれば、「墨俣一夜城」近辺は、
桜の花でいっぱいになります。

今回の「墨俣」の目的は・・・。


今回の「墨俣」での目的は「光受寺」の「しだれ梅」。

「光受寺」は「墨俣」集落の、通称寺町に有ります。「一夜城」に有る観光案内板にも載ってます。
周りがお寺ばかりの、落ち付いた通りも魅力的でしょ?

お目当ての「しだれ梅」は、と言うと・・・残念、まだこの様子。来週末辺りが見頃になるかなぁ?
「南濃梅園」と一緒に、来週末にリベンジといたします。 
敷地内で開催されているイベントも、開花の遅れの為に、19日まで期間延長されてました。

小さい「しだれ梅」は、そこそこ咲いてましたので、今回は、これで我慢ですね。


「墨俣」を後にして、今日の最後の目的地、
「安八百梅園」を目指します。

夕方から用事のあるNBさんとは、
「光受寺」でお別れいたしました。
また、ご一緒しましょうね!

写真の場所は、「中須川」沿いの桜並木。
遊歩道として、綺麗に整備されてます。

桜の季節も、これは良いですよね!
そうそう、菜の花も期待出来ますよ!!


「安八百梅園」到着です。去年に比べて、人出が増えてます。

まずは、記念撮影。この後,自転車は邪魔にならない所へ、移動させました。

園内の開花状況は、6分くらいでしょうか?百梅園の名の通り、色んな種類が有るので、
咲いている期間も長そうです。ただし、その分、まばらに見えてしまうのが残念かな。

気に入った種類の花を、アップで撮影してみました。種類は不明です。(気にしてなかった)

ここ「百梅園」も花の香りは楽しめますが、「梅林公園」程、香りを感じないのは何故でしょう?

地元の婦人会などの屋台と、一般の業者の方の屋台が出ていますので、おやつ代わりにいかが?

時刻は15時半過ぎで、地元主催の出店は、ほぼ売り切れ状態。ぜんざいが食べたかったなぁ。
仕方無いので、私は「イカ焼き」、hideさんは「串カツ」を食べました。

そうそう、梅の花の周りでは、ミツバチが
一生懸命に働いていました。

今日は、チョウもたくさん見ましたし、
春とともに、虫達も活動開始みたいです。

人混みの中ですが、ゆっくり楽しんだので、
そろそろ帰路に着きましょう。


「安八百梅園」からは、田んぼの中の道を選んで走りました。

区画整理された、大きい田んぼですので、田植えが終わった頃も、絵的に面白いかと。

この時点で16時を回ってましたが、まったく寒さを感じませんでした。
一月前なら、気温がかなり落ちてましたよね。

巨大な「サンヨー・ソーラーアーク」の全景が見える所で、小休止。
前回から参加のアズマさんは、今回は面白い折り畳み機構の自転車で参加くださいました。

小休止していたそばの土手には、まだちょっと小さいですが「つくし」が出ていました。

ここに載せたかったので、撮影しましたが、近接撮影している姿は、ちょっと笑えますね〜!


「羽島大橋」で「長良川」を渡り、「羽島」へ。

本来は「県道 一宮・大垣線」を走るのですが、排気ガスを吸いながら走るのもねぇ…。
と言う事で、いつも、こう言う裏道を、選んで走ってます。

「羽島」の街を抜けて、「濃尾大橋」で「木曽川」を渡れば、もうすぐ、帰着です。


無事、帰着いたしました。
皆さん、お疲れ様でした!

絶好のポタ日和の中、梅三昧の一日を
楽しい仲間と過ごせました。

今年は、開花が遅れて満開の梅の元で
とは行きませんでしたが、十分満足です。
でも、来週末に、もう一度行こうかな?

本日の走行距離:約53kmでした。