#127:「近江八幡ミーティング」(06/08/19)


以前より、気になっていた「近江八幡」に行って来ました。
事前に下調べをして行ったのですが、予想以上に、見て回る場所が多かったです。
ですが、しっかりと堪能して来ました!

お盆休みの後、しかも急な企画発表に合わせ、遠隔地でのミーティングの為、
参加いただけないと思っていましたが、テンさん、akahorriさん、
アキさんに付合っていただけました。

今回、企画の発表が遅かった為、イベントを楽しみにされていた方には、
ご迷惑を掛けたと思います。申し訳有りませんでした。


「JR尾張一宮駅」のホームにて。
乗車する列車を待ちます。

某所に集合の後、駅まで自走。
駅前にて、輪行状態にして、ホームへ。
今回、テンさんはミニベロでの初輪行でしたが
大した問題も無く輪行状態に。

反対側のホームには、出勤の方が大勢。
何となく、申し訳無い様な・・・。

早く電車来ないかな・・・。


「米原駅」で乗り換え後です。車内が空いていたので座席を向かい合わせて・・・。
自転車たちは、こんな感じで手すりに固定してしまいます。

輪行時の楽しみは、列車の中からの景色。自転車で走るのに良さそうな道や、
興味深そうな街並を見つけて、次回の楽しみに繋げるんですよ。


「近江八幡駅」に到着。改札を抜けた後、エレベーターで駅前へ。

最近はバイリアフリーの設備の整った駅が増えつつ有るので、高架式の駅でも自転車を
担がなくて済むので助かります。

観光案内所の前にて、輪行を解いて・・・街並探訪には現地情報が肝心!
駅前には、こんな観光マップも有りますが、観光案内所にてパンフレットを手に入れます。


広めで整備の良い歩道で「日牟礼八幡宮」を目指します。

途中、「メンターム」で有名な「近江兄弟社」の本社が・・・。
「メンソレータム」「メンターム」どう言う関係なんだろ?・・・今後の為に、調べておかなきゃ!


コンビニで水分補給したり、街並を眺めたりの約10分。「日牟礼八幡宮」到着です。

大きな鳥居ですぐ分ります。人と比べてみると、本当にでかい!!
この鳥居の道路を挟んだ反対側に「白雲館」が有ります。
「白雲館」は明治10年に設立された、八幡東学校。
今は、観光案内所が併設された市民ギャラリーとなっているそうです。

さぁ、「日牟礼八幡宮」前にて、akahoriさんと合流の予定。まいりましょう!


鳥居の向こうには、「八幡堀」が、有ります。

緑に覆われた景色良し、商人屋敷の並ぶ景色も良し・・・自転車では走れませんが、
いつか、ゆっくり散策してみたいですね。

「近江八幡城」を防御する為の堀ですが、運河としての利用も重要な役割でした。
この運河としての機能が、「近江八幡」を大きく発展させ「近江商人」活躍させたそうです。
しかし、こんな素晴しい景観の「八幡堀」も昭和30年代以降の高度成長期には、
ドブ川の様になり埋め立ての話もあったそうです。


さてと・・・akahoriさんは・・・と探して行きますが・・・見つけたのは、これ!

「やきだんご」の文字と、美味そうな匂い・・・まだ、集合時間まで、少し時間が。
と言う事で、ちょっと寄って行きましょう!(少しって、5分も無いんだけど・・・)

米粉のモチモチした団子で、タレは味噌。良い感じの甘さが、良かったですよ〜。

え?akahoriさんは?って?・・・大丈夫、焼けるのを待ってる間に、合流できました。


「日牟礼八幡宮」の門にて・・・お約束の記念撮影!

木組みが素晴しい門には、お寺では無いので仁王像は有りません。
代わりに、武官姿の木像が有りますが、誰なのかは分りませんでした。

境内に面した「拝殿」と、奥の「本殿」(で、いいのでしょうか?)。

どちらも美しい建築物だと思いませんか?
バックの杉木立の緑と、社殿の色の組み合わせが荘厳な感じを引き立てている様に思えます。

お参りと散策を済ませ、本日のお昼御飯の「あきんどの里」へ・・・。


途中の「瓦ミュージアム」です。

「近江八幡」は「八幡瓦」の産地。そして、ここは国内で3カ所しか無い「瓦」の展示館の一つ。
中には、「八幡瓦」を中心に世界の瓦が展示されてるそうですが、今回は表だけ。
地面には、瓦で模様が描かれてるんですよ!


「あきんどの里」の「千里庵」さんにて、昼食です。

本日のメニューは・・・そりゃぁ、「近江」言えば「近江牛」!
和風ステーキ定食をいただきました。・・・柔らかくて、何とも言えない美味でした!

さてと・・・お腹も満足したので、街並探訪に出掛けましょう。


「旧ヴォーリズ住宅」にて。

建築家としても有名な「ウイリアム・メレル・ヴォーリズ」の自邸です。
「醒ケ井」の旧郵便局も、彼の設計です。

しかし、彼が「近江兄弟社」を創設したとは・・・知りませんでした。


以前、とっとさんがBBSに書き込んで教えてくださった「酒遊館」。

「近江八幡」唯一の蔵元「西勝酒造」さんが主催するお店。素敵な雰囲気のお店ですね!
「聞き酒セット」を楽しみかったのですが、今回は下見に留めました・・・次回ね!


「なつかし館」さんと、楽しいお父さん!

いつもの様に、路地をウロウロしてると、コマ回しのパフォーマンスをしてるお父さんを発見!
その技に『ナイス!』とサインを出すと「寄って来なよ!」って事に・・・。

店内には「なつかしグッズ」が溢れてました。もちろん、展示だけで無く販売されてます。
いやぁ・・・近江商人の底力、垣間見る事が出来ましたね(笑)。
でも、本当に楽しいお父さんでしたよ!


「八幡小学校」・・・現役の学校です!

路地を南に・・・あれ?何これ?
白い板壁の木造建築。

ふと目に留まった建物。
これ、現役の小学校なんですって!

屋根の中央部分の瓦は「砲弾」の様。
戦前は「軍」の施設だったのでしょうか?


「近江商人屋敷」の並ぶ「新町通り」へ。

「市立資料館」の有る辻です。奥に見えるのは、「八幡山」。
この界隈は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、街並保存されています。

この辻には「旧 伴家住宅(八幡尋常高等小学校)」や、木造の渋い住宅(個人宅)が
有って、素敵な空間になっています。

「おねがい地蔵」なる物を発見!

どう言うご利益が有るのか、
由来などは分りませんが、
普段からお願い事の多い私は、
もちろん、お参り・・・。

つられてアキさんもお参り。

このすぐそばに、楽しいお母さんの居る店が
有りました。


「ちょうじ麩」の「麩の吉田」さん、です。

そこには「無料試食」の看板が!・・・店内を外から覗いていると「何人さん?さ、入って!」。
快活なお母さんの声に促されて、店内へ・・・しかし、「ちょうじ麩」って何???

四角い形の「麩」が「ちょうじ麩」。「近江八幡」の名物なんですって。

このお母さんの説明は、商売を抜きに「パフォーマンス」です!これは、必見の価値有り!!

右の写真、右の皿に乗っているのが「ちょうじ麩のからしあえ」で、右の皿が「ちょうじ最中」。
「ちょうじ最中」は「ちょうじ麩」に胡麻のペーストと餡が乗っています。
どちらも、美味でした・・・お土産に「からしあえ」を購入しました。


再び「八幡堀」出ると、スケッチをしている人々が。

「日牟禮ビレッジ クラブ・ハリエ」は外観を眺めるだけ、として・・・。


本命の「日牟禮ビレッジ たねや」さんへ。

目的は「冷しぜんざい」。・・・ところが、満席。
待ち時間が勿体無いので、次回と言う事にしましたが、残念なので「水羊羹」を!

お店の外の縁台に座っていただきました。

味は、甘すぎずって感じ。
何より、口の中でとろけてしまうのが
素晴しかったです。

そうそう、そば茶をサービスして
いただきました。
(女性店員さんのレベル高いです!!!)


「近江八幡」近辺には、「安土八幡の水郷」として「琵琶湖八景」に数えられる、
「水郷めぐり」が有ります。ちょうど、1双出て行く所でした。

水郷に掛かる橋の上からの眺め・・・川風が心地良いです。


「よし笛サイクリングロード」で、「西の湖」を回り、「安土城跡」へ。
左の写真の部分からは、上がれません。・・・東に回り込んで「大手道口」からになります。

ですが、我々は登って行きません(笑)。案内板の所で、まったりとしてました。

ここで、サイクリストの若者と出会いました。
「東京」から「北海道」そして、ここ「安土」・・・日本一周の途中でしょうか。
旅慣れた格好と自転車、そして彼の人柄に好感が持てましたね〜。


「安土城跡」からは再び
「よし笛サイクリングロード」で、
「能登川水車」を目指します。

途中の下り坂には・・・

「ブレーキテスト」「ゆっくり」の
路面ペイントが有りましたよ(^^)


「よし笛サイクリングロード」は、こんな感じ。

分岐点には明示板が有るのと、路面がカラー舗装なので、道に迷う事も少ないでしょう。
琵琶湖沿いも良いですが、たまにはどうでしょう?路面の荒れも少なく、走り易いですよ。


「能登川水車」到着。・・・そろそろ良い時間になって来てます。(16時頃)

かつての「灌漑用水車」を復元、展示している公園です(ちゃんと動いてます!)。
広い芝生は、お弁当を持って来てもいいですね!

ここでしばらく休憩しましたが、そろそろ良い時間になって来たのと、
空模様も怪しくなりそうなので、帰路に付く事に。
携帯の「ナビウォーク」で、「JR能登川駅」への道を検索、水郷沿いの道を駅へと目指します。


携帯の「ナビウォーク」が示した道は、途中から「よし笛サイクリングロード」でした。

田園地帯の中を、快適に進みます。・・・フェンスには自転車の造形があります。


「JR能登川駅」到着。

この駅舎は「能登川水車」をモチーフにしているんですね!
携帯の「ナビウォーク」で乗る列車も調べたし、テキパキと輪行準備です。

エレベーターで改札口に上がり、またまたエレベーターでホームに降りれました。

予定通りの列車に乗り込み、途中「JR米原駅」で乗り換えて、「JR尾張一宮駅」へ。

見所満載で、予定していた「彦根」方面までは脚を伸ばせませんでしたが、大満足の一日でした。
「琵琶湖」沿いの街々は、歴史と文化が多いので、今後も、こんな感じで巡ってみようと思います。

本日の走行距離:約32kmでした。(街並探訪だと、このくらいかな。)


今回のパンフ、地図は、ありません。