#128:「長浜ぽてぽてミーティング」(06/09/09)


前回に続いて「現地ミーティング方式」で行いました。
昨年も訪ねた「長浜」ですが、ここも見所、食い所満載の町です。
「現地ミーティング方式」ですので、参加された方々にそれぞれのポタがあったと思います。
私とテンさんは、「彦根」近辺の散策、「玄宮園」の「虫の音会」と、楽しんでまいりました!

参加された方々は、
テンさん、hideさん、ひみよしさん、magさん、NBさん、pipaさん、
黒猫さん、ルーベさん、そして、いぼさんが初参加。に私の10名でした。

「現地ミーティング方式」ですので、私のポタを紹介させていただきます。


「JR一宮駅」から乗車します。

今回は、いつもの折りたたみじゃなくて、
シンテシを相棒にしました。
テンさんの小径車と比べても、
輪行状態は、そんなに大きくないですね。

「青春18切符」の残りを使って、
行ってまいります!


予定では「JR米原駅」まで乗車して、
「琵琶湖」沿いを北上するつもりでしたが、
天気も良さそうなので、変更!
「JR醒ケ井駅」にて下車いたしました。

駅前のスペースで、輪行状態を解きます。

さすがに、折りたたみのヘリオスの様には
簡単には行きませんが、まぁ、これも慣れかな?

「醒ケ井」と言えば、「中山道」の宿場。
「地蔵川」の清流・・・楽しみです。


「地蔵川」の流れにそって、宿場町が有ります。

まだ、朝早いせいか、観光客も居ません。道の脇には、良い感じの家屋も有ったりします。

「地蔵川」の清流。今はちょうど「梅花藻」が花を付けていました。

こう言う清流が、すぐ家の前を流れているのって、素晴らしいですよね。
よく生活雑排水で、汚れないか不思議です。住んでおられる方々の努力でしょうね。

そんなきれいな「地蔵川」ですが、集落の東側から始まるのです。

右の写真の石垣の下から、こんこんと湧き出して来ており、それが、あの流れとなっているのです。
清流の中には「ハリヨ」や「マス」の姿も見られました。

おっと、あまり気分のいい景色に、長居をし過ぎました。・・・集合時間に、間に合うかな?(汗)


「天野川」沿いの堤防を快走します。

フラットなダートを快調に飛ばします。
こう言う所も走れる様に、太めのタイヤを
チョイスしているのです。
旅の途中、良い道ばかりじゃないですからね!

さて、集合時間に間に合うのか?
すいません、そう言う理由で、
写真はこれ1枚のみなんです。


集合場所の「竹生島観光船乗り場」到着。・・・集合時間、1分遅れです。

すでに、みなさん全員、集まられてました・・・どうもすいませんです。
初めて参加のいぼさんとご挨拶させていただいたり、他のメンバーと話をしたり・・・。
すっかり、写真撮影を忘れてまして、この写真はhideさんから送っていただいた物です。

さて、それでは全員揃った(自分たちが最後ですが)所で、「鳥喜多」へ向かいます。


11時半開店の「鳥喜多」・・・当然、開いてる訳も無く・・・。

ひみよしさん、hideさんのお二人が店の前で並んで・・・え?なんでそんなに早くから?

ここ「鳥喜多」は親子丼、かしわ鍋などの鳥料理で「長浜」では有名なんです。
よって、土日は並ばないと、まず食べれません!!!
昨年、来た時も、並んでるお客さんの数を見て、断念したくらいですからね。

その証拠が右の写真・・・開店10分前には、この行列ですから!

『親子丼を絶対食うぞ!』と断言していましたが...かしわ鍋に変更。

だって、何となく野生の感で美味そうな予感!・・・いやぁ、信じて良かった!並んで良かった!!
レンゲに乗ってるのは、摺りおろした生姜で、これが美味さを引き立てて。

次回は、親子丼を食ってみたいです!(テンさんいわく、『美味かった!!!』なので)


「大通寺」にて、至福の時を・・・。

念願の「鳥喜多」の料理を食べて、お腹も満たされたので「大通寺」へ。
この広い敷地に、立派な建築物。右の写真の部分は「伏見城」からの移築とか。
ゆったりと時間が流れて行く感じが、癒されますね〜。

本堂でお参りを済ませて・・・。

しばらくの間、本堂前の畳敷きで休憩。ここ、吹き通る風が心地良いのです。
が、この日はあまり良い風が吹かなくて・・・。

ま、しばし、みんなでのんびりと時間を楽しみましたけどね。
(写真はhideさんにいただきました。)

ここで、pipaさんといぼさんは帰路に着かれました。
お気を付けて、またご一緒しましょう!

我々も出発!・・・表紙用に集合写真を・・・あ、しまった!
pipaさん、いぼさん、ごめんなさい!!


「大通寺」前の「表参道」を走ります。

「参道」には、色々な店が有ります。
こんな案内看板も有りますので、ゆっくり見て歩くのも楽しそうですね。


ふと見かけた自転車屋さん!

周りの雰囲気に溶け込んだ良い感じ!
お店のおじさんに『良い感じのお店ですね』
と言ったら『うちは小さい店だから・・・』
なんて言われてましたが。

さて、この後、ひみよしさんとmagさんと
hideさんは「豊公園」の温泉へ。
我々は「長浜浪漫ビール」へ向かいました。


「長浜」の町は、有名な観光スポットも有りますが、ちょっと離れた裏路地にも魅力がいっぱい。

左の写真は「堅ボーロ」の「清水ボーロ」さん。
この「堅ボーロ」ですが、「日清、日露戦争」の頃からの、「長浜」の有名なお菓子です。
味は生姜味で、甘さも控えめ・・・美味しいですが、名前通り堅いです!!

右の写真は酒屋さんの木製看板。・・・年期が入ってますし、描かれている柄も素敵ですよ。


「長浜浪漫ビール」です!・・・さて、美味しいビールを楽しみましょうか?

店内に入って、それぞれお好みの飲み物と簡単な料理を頼みました。
ここで、途中から、温泉に行った、ひみよしさん、hideさん、magさんも合流して、
いろんな話をして楽しい時間を過ごしました。

私たち先行組は、そろそろ良い時間になった所で、お別れして、別行動に。

頼んだ料理の一つを紹介。・・・「地鶏の岩塩焼き」。鉄板の上の白いのが岩塩。美味かったです。
お店の前の川(米川)は、かつて「長浜城」の外堀だったそうです。
当時の地形の分かる説明板と石碑が店の前にあります。

帰路に着く黒猫さん、ルーベさん。もう少し「長浜」を探訪するNBさん、
「彦根」へ向かうテンさんと私。ここが、今回の実質的な解散場所となりました。

もちろん、みんな酔いをさませてからの行動です。・・・飲酒運転は禁物ですから!!


「彦根」へ向かう、テンさんと私は・・・

「長浜びわこ大仏」や「道の駅 近江母の郷」に立寄りながら・・・。

「琵琶湖」の景色も楽しみながら・・・「彦根」へ向かって走ります。

この日は、多少向かい風が有るけれど、湖面は穏やかで、良い感じの景色が楽しめました!
しかし、暑いんだな・・・真夏程では無いのだけど、蒸し暑いったら!!


そうこうするうちに、
「彦根城」が見えて来ました。

写真の場所は、歩道橋の上から。
ちょっと、違ったアングルでしょ。

さぁて、お城の下へ向かいます。

お堀のそばの道を走って・・・お城への橋のたもとへ。

きれいに修復された塀は「玄宮園」の塀です。
橋のたもとの石碑には『琵琶湖八景 月明(月明かり) 彦根の古城』と有ります。
やはり、名月なんですね〜(^^)

今回「彦根城」来た目的の一つは「夢京橋キャッスルロード」を楽しむ事。早速向かいます。


まずは「つぶら餅」の「分福茶屋」さんへ。

昨年の「長浜」の際、メンバーの方からいただいた「つぶら餅」の食感が忘れられず・・・。
「彦根」に来たら、ぜひ食べたいと狙ってました。
まるでたこ焼きの様な外観ですが、モチモチした食感の皮の中に粒あんが入っています。

はぁ・・・やっと再会出来た・・・そんな感じの満足感です!

「夢京橋キャッスルロード」はお城を中心とした町の再開発でしょうか。

こう言う感じの店が、大通りを挟んで展開されています。

イメージしていたのは、細い路地を挟んだ町並みだったので、ちょっと感じが違いました。
ですが、良い感じでは有りました。

もちろん、大通りを一歩裏に入れば、こう言う古い所も(路面は整備されてますが)。
写真の場所は「寺町」で、お寺が並んでいます。

銀行も、この通り。・・・ちゃんと『両替商』の看板が掛かっていたり(笑)
大通りが「江戸時代」までの町並みを目指すそばに、「四番町スクエア」と言う商店区画が。

ここは、ちょっと新しく「大正時代」の雰囲気を目指した街が目標の様です。

「大正時代」を目指す様ですが、
見た感じはシャレた住宅展示場の感じ。

う〜ん、ちょっと狙いを外したかな?
そんな感じがしました。

しかし、体が汗で気持ち悪い・・・。
ひみよしさん達は温泉に入ったらしいし。

そうだ、「銭湯」に行こう!
と言う訳で、携帯で検索してみまして・・・。


2件有ったうちの近い方の「山の湯」さんへ。

煙突を目印に行き着きましたのは、こんな昔からの外観の銭湯でした。
お風呂の中は、主浴槽に超音波風呂。真ん中の小さいのは子供用でしょうか?
と、言いますのは主浴槽の深さが、大人の胸下くらいに深いのと、温度が42℃だからです。
奥の赤茶けたお湯の浴槽は・・・薬湯でしょうか?・・・聞くの忘れました。

ちょっと熱いお湯でしたが、全身の汗を流して、サッパリ出来ました!

脱衣場はこんな感じ。まさにレトロな空間です。

木製のロッカー(と呼ぶには感じが違いますね)にマッサージ機が並んでいたり。
ただ現代風なのは、写真には写ってませんが、自動販売機がある事でしょう。

愛知辺りでは、明日の営業を示すのは「明日、お風呂有ります」ですが、
ここは「明日、お湯湧きます」でした。地方地方で言い方が違うんですね〜!


銭湯でサッパリした所で、夕飯代わりに何かを食べようかと・・・再び「四番町スクエア」へ。

そこで「200円たこ焼き」の文字に惹かれて、たこ焼きを。
関西風(当たり前だが)の外カリ中トロの美味しいたこ焼きでした。

左側の梨は、たこ焼きが焼ける間に見つけた「彦根梨」ののぼりでどうしても食べたくて・・・。
お店を覗いてみたのですが「4個¥600円」・・・『2個じゃダメですか?』と
テンさんがダメもとで聞いたのですが・・・ダメだと。
しかし、すぐ後に、わざわざお店の方が『特別に売ってあげます』と、よく冷えたのを
たこ焼き屋さんの前まで、持って来てくださいました。感謝!

味は、もちろん、よく冷えてて甘くて・・・素晴らしい水分補給となりました!


夕ご飯代わりに、たこ焼き&彦根梨でお腹を満たせて・・・もう一つの「彦根」の目的へ。

「彦根城」よこの「玄宮園」で開催される「虫の音を聞く会」へ、やって来ました。
「玄宮園」の造園設計は、お城のバックに満月を見ながら、池に映る姿を楽しむそうです。
その「玄宮園」で、合わせて「虫の音」も楽しんじゃおう!と言う、欲張りな企画でして(^^)

時間が早かったせいか、月の姿を眺める事が出来ませんでしたが、この景色です。

池に映り込む「彦根城」。そして、巧い具合にセットされたライティングで浮き上がる木々の姿。
流れてくる雅楽の生演奏と合わせ、どちらも、写真では表現しきれない美しさでした。

秋には、この緑の木々が紅葉に変わり、それをまたライトアップして見せてくれるそうです。


名残惜しかったのですが、分別の有る大人は
あまり遅くなってもと言う事で、
「JR彦根駅」から輪行で帰路に。(^^)

さすがにフルサイズなので、ヘリオスの
様には行きませんでしたが、何とか時間内で
輪行状態に・・・無事帰路に着きました。

いやぁ、目的を達成しましたし、
目的外にも楽しめました!
フルサイズの輪行も、良いもんです!!

本日の走行距離:約40kmでした。