#152:「花みこしの美濃まつりと近隣ポタ!」(07/04/14)


「美濃市」の春のお祭り「美濃まつり」。

ここ「美濃市」は「ちゃりき!」のメンバーのツッチーさん、イボさんの地元。
祭り姿のお二人にお会いする事も出来ました。(お邪魔しました!)

和紙の産地らしい、「桜」色に染めた和紙で飾り付けられた「花みこし」。
勇壮、且つ、優雅な「花みこし」の舞う姿、少しでも伝えられたらと思います。

でも、それだけじゃ、「ちゃりき!」にならない・・・近隣ポタへも出掛けました。
本日の同行者は、mizuakiさん、tamoさん、でした。


今回も「美濃合同庁舎」からです。

「東海北陸道」の「美濃インター」に近く、
集合にも便利。しかも、広い駐車場。

走り出すとすぐに、「長良川」沿いや、
田園の中を快走出来るのも良いな。

今後のこちら方面のベースに使う事が
増えそうです。


夜中に降った雨により、朝方の路面の乾燥を待った、10時出発だったので、既に祭りは進行中。
「美濃市 1番町」の「番屋1号館」へ向かい、「花みこし」の隊列に出会います。
各町内の「花みこし」が続々と続きます。

「花みこし」の歴史は古く、江戸時代の雨乞いの行事から始まったものだそうです。

ここで、しばらく休憩。一基300kg以上の重さですので、休憩無しではねぇ・・・。

小さいみこしは「子供みこし」。小さい子達も、立派に祭りの一員として参加です。可愛いなぁ。

ツッチーさんと、「花みこし」の前で。
休憩中のツッチーさんを見つけて、記念撮影を強要?お邪魔します〜!

右の写真は、絵になるの狙って・・・「祭りとうだつ」なんてね。

隊列は、次の休憩場所へ向かって、
「美濃市街」を練り歩き始めます。

「美濃まつり 花みこし」の最大の見せ場は、
「駅前通り広岡町交差点」で繰り広げられる
「総練り」。

その時刻まで、まだ時間が有るので、
近隣ポタに出掛けます。


祭りで盛り上がる中心部を抜けて、国道156号線の「新美濃橋」の交差点の先から、
旧道に入って行きます。そして、そのちょっと先の右手に「孤高な桜」が見えて来ます。

遅咲きの品種なのでしょう。他の「桜」が散ってしまった後、一人孤高に咲き誇るのです。

先週の日曜日にも来ましたが、
その時よりも、新緑が濃くなってます。

ハラハラと散る花びらの下、
心地良い日差しと風の中、小休止です。


こちらも先週も訪れた「光照寺」さん。

先週の日曜日に来た時、咲き始めだった境内の「枝垂れ桜」が、ほぼ満開に。
枝垂れた枝に小さく固まって咲く花達。色といい、ほんと「花みこし」の様です。
ここへ向かって走ってると、ここにも「花みこし」が有る様でしたよ!

境内に入って、遠く「長良川」の向こうの山々をバックに眺めましょう。

青空と新緑と花のピンク色。素晴らしい景色だと思えませんか?(写真:左)

青空をバックに緑とピンクの競演。こんな空、ずっと眺めていたくなります。

手入れのされた境内を眺めながら、お寺の方に、色々なお話を伺います。
最近、こう言う一時に、最高の至福を感じるんです。2週も続けてお邪魔しました!
「榧(カヤ)」の巨木。
お寺の方のお話では、古くから有るので、
この地は災害が無かったと判断されて、
ここにお寺が建てられたのでしょう、と。
長居をしまして、お腹も空いて来ましたので、「美濃中心部」へ戻ります。

お寺の入り口の花壇の花達です。名残惜しくて、写真撮影。


とある民家の庭です。走っていて、この鮮やかさに目を奪われました!綺麗ですね〜!!

「小倉山」下の公園にて。

先週来た時より、新緑が濃くなってます。
素敵な空間だと思えませんか?

もちろん、この先の「上有知(こうずち)
川湊灯台」へも、立寄ります。

「もみじ」の新緑、「長良川」の流れ、
そして「川湊灯台」の存在感が素敵でしょ?


「川湊跡」から急な坂を登って・・・「美濃市街」に。

町屋には、各家を示す「横断幕(?)」が掛けられて、祭り気分を盛り上げてます。

そして、来月行われる自転車レース「ツアー・オブ・ジャパン 美濃ステージ」のポスター。
左側のは、協賛イベントの「チャリンピック2007」のポスター。
*詳しくは、「美濃市」「美濃市観光協会」のH/Pをどうぞ!


中心部に戻り「美濃まつり」最大の見せ場、「総練り」の行われる「駅前通り広岡町交差点」へ。

「美濃市街」を練り歩いた「花みこし」達が、続々と「駅前通り」に集まって来てます。

お腹が空きました!と言う訳で、「総練り」前に、お昼ご飯!

今日のメニューは「美濃市広岡町」交差点そばの「六鹿(むしか)鮨」さんの「うだつ巻」。
「美濃」に来たら、良くいただきます。¥500円也。もちろん、美味いです!!!

「うなぎ」、里イモのクキ「ダツ」を巻いた物。建物の「うだつ」に掛けてあるんだな。
でも、・・・卵焼きも入ってるから「ううだつ巻」?

食事の場所は?・・・「旧 美濃町線の駅跡」を考えましたが、祭りの雑踏で身動き出来無い。
「美濃市」の「教泉寺」さんの境内をお借りしました。お邪魔しました。


「総練り」を前に、「子供みこし」が各町内へ戻って行きます。

そして、各町内の「太鼓打ち」の「総打ち」から「総練り」は始まって行きます!
あまりの人混みで、近づけなかった・・・。

そして「総練り」の始まり〜!「広岡町交差点」内に2、3基の「花みこし」が乱れ舞います。

写真では、「花」の踊る姿が伝わらないなぁ・・・これは、実際に見てもらわねば・・・ね!

交差点で激しく舞った「花みこし」は、北へ向かう通りを進んで行きます。
この後の「2番町」への練り歩きに向けて、みこしの順番を整える為だそうです。

つまり、もう一度、この前を戻って来る訳で・・・あら、この場所、なかなか良いな(笑)。

「オイサー、オイサー」の担ぎ手の掛け声と共に、不可欠なのは「太鼓打ち」。
各自、打ち方に、打ち手のパフォーマンスも加わって、こちらも見物なんですよ!

打ち手の方は、お酒を口に含んで、太鼓の革に吹き付けてました!

続々と、交差点へ戻って来る「花みこし」達。祭りムードは最高潮!
各町内ごとに、花の色や形が違っていて、面白いです。
「交差点」に戻って・・・もう一度舞います!凄い、凄い!!

ワサワサと「花」が乱れ舞い、その美しさ、勇壮さは、言葉や静止画では伝わらないな!

「花みこし」は男だけの物では有りません!「め組」と呼ばれる女性だけの「花みこし」も。

いやぁ、気合い入ってます!イナセだし、皆さん、美しい!!

「交差点」内での写真。「花みこし」が観客のすぐそばまで近づいて来ます。
結果、「花」の下に入ってしまいます・・・なんか、一緒に担いでる気分です!

激しく交差点で舞った後は、「2番町」へ練り歩いて行きます。


「総練り」の終わった「広岡町交差点」。

やっと、普段の静けさと秩序が戻った状態。
先程の、祭りの激しさ、華やかさが嘘の様。

さて、何故か見ていた私たちも、
少し、お腹が空いた感じ。
おやつにしましょう!


「美濃市常盤町」の「御菓子司 此の花亭」さんへ。

目的は、生麩を使用した生地でこしあんを包んだ「麩まんじゅう」。
味を抑えた自家製のあんが此の花亭の自慢だそうです。
此の時期限定の「桜麩まんじゅう」もいただきました!

他にも、丹波大納言をたっぷりと詰め込んだ「この花もなか」、「利平羊羹」「宝珠柿」を始め、
さまざまな和菓子が有りますよ!

「御菓子司 此の花亭」
住 所:美濃市常盤町2476-3 TEL:0575-33-0350
営業時間:9:00〜20:00 定休日:水曜日


「美濃」に来たら・・・の「山菜 みなみ」さん。

お祭りと言う事で、お母さんの「手作り朴葉寿司」。
お母さんのご実家の地区では、錦糸卵、椎茸などの乗らないシンプルなスタイルだそうです。
他に来られていたお客さんの話だと、「洞戸」方面もそうだって。

酢飯に鮭とジャコ、紅ショウガを刻んだ物が入っていて、美味かった!
煮卵もいただきました・・・って、いつも何か御ちそうになってます・・・感謝!!


名残り惜しいですが、そろそろ帰路に。

ですが、お土産用に「小坂酒造」さんへ。
「2番町」の通りに有る造り酒屋です。

ここの屋根は「むくれ屋根」と言う、
他とは違った屋根。
28mm広角で、歪んだ訳では無いよ(笑)。

今日は、「ふなくち直詰」を購入して返ります。他のも気になるんだけどなぁ・・・。

生酒なので、瓶の中でも発酵が続いています。
ですから、時間が経つと、マイルドな味わいになって行きます。


「花みこし」の終わった「2番町」を行きます。「花みこし」は祭り後は解体され、
「花」は縁起物として、もらえる様です。

でも、「美濃まつり」はこれで終わったのでは有りません!!!

夜の部で「仁輪加(にわか)」のコンテストが有ります。
明日の日曜日は、写真の様な「山車」も出ます。
各町内から「八幡神社」へ。

神社の参道を、厳かに境内へ向かって進みます。
(あはは、これ、今年の日曜日の写真。
そう、アマテラスさんの自転車の走行テストを兼ねて、今日も行ったんです〜!)

二日に及ぶ「美濃まつり」を堪能しました。
「花みこし」の勇壮さ、優雅さ、だけでなく、この街の人との触れ合いに素晴らしい自然。
大満足に楽しんだ、二日間でしたね!

本日(土曜日)の走行距離:16kmでした。


今回のパンフ、地図は有りません。