#155:「昭和銭湯 里山の湯堪能ツアー! ’07」(07/05/12)


絶好の好天のもと、「日本昭和村」併設の「昭和銭湯 里山の湯」に向けて
新緑の里山の景色を楽しみつつ、ゆったりとした時間を楽しんで来ました。

普段の生活では味わう事の難しい、贅沢な時間の使い方。
颯爽とスピードも求めるのも良いけど、これも、自転車の特性がもたらす楽しみ方!

今回の参加者の方は、アマテラスさん、mizuakiさん、kitaさん、私の4名でした。


今回の集合場所は、「東海北陸道 美濃インター」そばの「中濃総合庁舎」です。

「尾西庁舎」から、アマテラスさん、mizuakiさんと一緒に来ました。
集合時間前ですが、ツッチーさんが見送りに来てくださってました。
kitaさん到着後、出発まで、しばらく自転車話で楽しみます。

ここですが、インターから近く、走り出せばすぐに「長良川」沿いを楽しめますので、
立地条件は「関市役所」以上に便利です。守衛さんに一言お願いして停めます。


「名鉄 美濃町線」廃線跡にて。

ちょうど「美濃市」と「関市」の境です。「美濃市」側は遊歩道となってますが、
「関市」側は、まったくの手付かず状態・・・遊歩道化の計画って無いのでしょうか?


「水分補給」の為の、小休止。

コンビニの駐車場で、アマテラスさん手作りの「わらび餅」をいただきました。
いつもながら、美味しいスイーツを有り難うございました!!!


「竜泰寺」の「納経堂」にて。

「関市下有知」の、由緒有る禅宗のお寺です。

お寺のパンフレットによれば、
写真の「輪蔵」は1690年頃の物。
中にお経が納められていて、一回り回すと
お経を1回唱えたのと同じ価値が有るそうです。

と言う事で、極楽浄土の願いを込めて(?)
回してみたり・・・良かったのでしょうか?

こちらが、本堂、庫裡です。

広い境内に立派な建物です。
信心深い訳でも無いですが、こう言う空間に
心が癒される気がします。

庫裡には、大きな魚の形の「雲板」。
「雲板」とは、お寺で時間を伝える物。
お勤めや、食事の時間等を知らせた物です。
柱に木槌が掛かってるって事は、現役なのかな?


里山の昔からの道を選んで進んで・・・井高1号古墳。

田植えの始まった景色を楽しみながら、昔からの道をゆったり楽しみます。
その沿道には、こんな史跡が有ったりと、知識欲も満たせます。


「富加町」に入って「加治田」の「龍福護国禅寺(りょうふくごこくぜんじ)」

ちょっとした坂を上がって境内へ。そこには立派な建物が待っています。
茅葺き屋根の本堂が良い感じ。ゆったりと流れる時間を楽しめました。


「加治田」の「松井屋酒造場」さんです。

街道に面した立派な建家ですぐ分かります。
外観に裏切らず、店内も良い感じ。

御主人の『古き良きコレクション』も
増えてるみたいでした。

お話好きな御主人は、あいにく御不在でしたが
代わりに奥様が説明してくださいました。

ご友人への贈り物の、発送伝票を書かれるアマテラスさん。その机代わりの箱の中身は・・・。

昔、お酒は量り売りでした。その当時の「マス」や「じょうご」が納められた箱。
そして、今、お酒の瓶が並んでいる所が、お酒が溢れても良い様に「流し」だった所だそうです。
Vサインの彼は、将来の店主かな?愛想が良くて、頼もしいね!(笑)


「清水寺」の「二天門」。

「松井屋酒造場」さんから東へ、
古い町並みを眺めて少し走って、坂を上がって。
新緑の中に、良いたたずまいで有ります。

「仁王様」では無く、「持国天」「増長天」が
納められてるので「二天門」だそうで。

見上げると、新緑と青空がまぶしいです。


「伊深」の集落を抜けて「川浦川」沿いの里山。今日の里山ポタ一番の景色の場所です。

山間にぽっかり広がった田んぼは、田植えが終わってました。
回りの山々は、岩が剥き出しの所が有ったり・・・素敵な空間でしょ?

愛車の写真を撮ったり、綺麗な「川浦川」を眺めながら、子供時代を懐かしんだり・・・。
いつも以上に、素敵な空間をゆっくりゆったり楽しみます。

峠越えを頑張らないでこなして・・・「日本昭和村」へ。

峠越えは、いつもながらキツいですね〜。ゆっくりと頑張らないで走りまして。
最後の坂を上がって、「日本昭和村」の入り口前で、少し休憩しました。そして・・・。

本日のお楽しみ「昭和銭湯 里山の湯」です。

まずは、入り口前で記念撮影。
この後、自転車をいつもの場所に停めて、食事と風呂を楽しみます。

お風呂の前に、適度に空いたお腹を満たしましょう。

今日の様な日には、テラスでの食事がお薦めです。
各自好みの物を注文して・・・私は、ここに来たら「カツカレー」¥630円也。

食事の後は、お風呂をゆっくり楽しみ、湯上がりの時間を、ここテラスで過ごしました。


「昭和銭湯」を楽しんだ後は・・・。

再び里山の景色を楽しみつつ、帰路に着きます。
写真は「長良川鉄道」の「富加駅」です。

すいません、自分が景色を楽しむのに夢中で
写真を撮っていません(笑)。
それくらい、素敵な空間って事です!


本日のお楽しみ、第2弾!「いちご」の食い放題!

アキさんのご実家に立ち寄り、路地植えの「いちご」を堪能しました。
アキさんの御両親のお話だと、『今年もあまり出来が良く無い』でしたが、いえいえ立派です。
『芽かき』と言って、実がつき始めた時に、出来の良い実のみ残して、選別するのを行えば、
もっと大きな実になるそうで・・・来年は、みんなでやるかな?(笑)

畝からもいで、そのまま食べる。・・・口の中に甘さが広がって、大満足でした。

食べながらも、持ち帰りにケースに採って・・・全部で、この倍くらいの収穫量です。
これでは、「いちご」を痛めない様に自転車を運転するのは難しいので、
クルマまで戻ってもう一度、お邪魔する事にしました。


「中濃総合庁舎」に戻って来ました。

絶好の天気のもと、里山の風景を
存分に楽しんだ一日でした。
距離を走るのでも無く、見所を数回るのでも
無いですが、普段の生活では出来ない贅沢な
時間の使い方を楽しめました。

本日の走行距離:約46kmでした。