#168:「秋の子宝温泉堪能ツアー'07」(07/10/20)


秋晴れ、そして、絶好の気候の中、清流長良川を眺めながら、行って来ました。
途中、「美濃」の町並み、「洲原神社」の荘厳な境内と、
いつもながらの場所ですが、季節季節の違いを楽しみ、のんびり温泉につかって、
最後は、「みなみ」さんに立ち寄り、と楽しんでまいりました。

今回の参加者の方は、
とっつぁん_さん、アルさん、ツッチーさん、kitaさん、nomuさん、
に、私の6名でした。


今回の集合場所は、「中濃総合庁舎」。

「東海北陸道 美濃インター」を出てすぐですし、「長良川」の堤防にもすぐと、
絶好のロケーションにあります。

集合時間前には、みなさん集合されました。出発時間には早いですが、
出掛けましょう!昨日の雨で、まだ乾いていない所も有りますが、道路は大丈夫そうです。


トラブル発生!

スタートして、「国道156号線」を渡って、「旧名鉄美濃町線」の廃線跡の遊歩道へ。
後続3台が、後ろの方で止まっている・・・?

nomuさんの「ハンドルアタッチメント」が破損です。・・・GPSの荷重に耐えられなかった?

「旧名鉄美濃町線」の廃線跡の遊歩道にて、メーターのみですがハンドルへ移設処置。
こう言うときの為に、タイラップを所持しておくと便利・・・何があるか分かりませんからね。

「関」方面を振り返ると「松森駅跡」があります。(写真:右)。

「旧名鉄美濃町線」の廃線跡の遊歩道を進み、
新しく出来た道に合流。

そのまま進むと「電車」が見えて来ます。
それが「旧名鉄美濃駅」です。


往時のまま保存の「旧名鉄美濃駅」。

駅舎、ホーム、往時のままに保存、公開されています。
「岐阜市内」を走っていた路面電車が、新しく加わってます(緑の車両)。

駅舎の中には、古い自転車(現在も売ってますが・・・)が有ったり、電車関係の展示が有ったり。
ただし、「旧名鉄美濃町線」に限ってと言う訳では無いですが、まぁ、時代の遺物と言う事で。笑

駅舎前には「美濃和紙あかりアート展」の作品も置かれていました。


「美濃市」の「うだつの町並み」へ。

場所的には「国道156号線」に平行する形で、「国道」の東側になります。
電柱を地中化し、古い町並みが保存されてます。屋根の「うだつ」もよくわかりますね!
住まわれている方々の協力がなければ、こうは行きません。素晴らしいと思います。

家々の前にも「美濃和紙あかりアート展」の作品が置かれています。
夕方から21時頃まで、明かりが灯されます。


通称:二番町にある「小坂酒造」さん。

「むくり屋根(断面が丸く膨らんでいる)」に立派な「うだつ」の有るお宅です。
代々の造り酒屋で、通りに面した所から、ずっと奥まで江戸時代の建物が残されています。

こちらの「百春」と言うお酒、美味いですよ〜!ぜひ、どうぞ!!

通りに面した店舗部分から奥へも、見学させていただけます。

昔の「おくど(字が分かりません)」と呼ばれた煮炊きする所。今のガスレンジでしょうね。
倉庫の部分の前には「酒造り」の行程がミニチュアで展示されていたり、
「百春」の仕込みに使う井戸水が飲めたりします。

他にも、歴史的な保存建築物も有ります。
ゆっくり歩いてみるのも良い街です。

が、今日は先が有りますので、
「うだつの町並み」を後に先に進みます。


「美濃小学校」の裏を通り、「新美濃橋」の交差点を抜けて・・・ちょっと寄り道。

「長良川鉄道」の線路への未舗装路を登って、柿畑の道を走ります。


その先に「光照寺」さんがあります。

今日は、表の道路から、奥に見える銀杏と榧の巨木を見るだけにしました。
ですが、境内も素晴らしく(写真は先日出掛けた時の物)、また、お寺の奥様のお話も楽しい!
次回は御案内いたしますね。


「曽代公園」の「みちくさ館」にて休憩。

「国道156号線」沿いに戻って来て、小休止です。街路樹が少し色づいて来てました。


「長良川鉄道 湯の洞温泉口駅」そばから「立花橋」で「国道156号線」を離れます。

昭和40年までは、「国道」は、この橋を渡っていたそうです。
昨日の雨で透明度がもう一つでしたが、それでも透明度は高く、「清流 長良川」は素晴らしい。

気持ち良く、川沿いの道を走って行きます。秋の優しい日差しを浴びて、気分最高でしたよ。

荘厳な「洲原神社」に立ち寄ります。

「新立花橋」で、再び左岸に渡り、「長良川」沿いの快走路を走り「洲原橋」へ。
いつもなら、そのまま「子宝温泉」へ左岸を進むのですが、今日は「洲原神社」に立ち寄る為、
「洲原橋」から、少し「国道156号線」を走り、「洲原神社」へ。

どうでしょう?苔むした境内に桧皮葺きの社殿、なかなかの物でしょ?
創建は養老5年(712年)・・・つまり奈良時代で、平城京遷都より前なんだそうです。
現在の建物は、江戸時代初期の物で、本殿三社は岐阜県の重要文化財に指定されてます。

山門の正面は「長良川」に向かっており、河川が交通の中心だった事が伺われます。

ぽっかり浮かんだ様な大きな岩の上に、かつては祠が有った様です。


「洲原神社」から国道沿いを少し走りトンネル手前を右へ行き、小さなトンネルを抜けて
「上河和神母橋」で、またまた左岸へ。

この辺りの「長良川」は川底に奇岩が多く、まるで「木曽川」の様です。


「長良川」沿いの快走路を「子宝温泉」へ向かいます。

対岸の「国道156号線」沿いとは違って、クルマは殆ど通りません。
ですから、排気ガスを浴びる事無く、気持ち良く走れます。
対岸の「道の駅 美並」辺りでは、カヌーを楽しむ人々の姿が見られました。


「長良川鉄道」のガードをくぐって、「勝原橋」のたもとを過ぎると、もうすぐ「子宝温泉」。
ですが、ここの景色を眺める為に、ちょっと寄り道します。

川を見下ろすと、「長良川」の水の綺麗さが、よくわかります。
吹いて行く風は、心地良く、ここでお弁当を広げるってのも、有りです。


「子宝温泉」到着です。

まずは記念撮影をして・・・自転車を自転車置き場に停めて。
一部、遠くのフェンスに停めておられる方も・・・邪魔にならない所に気を使って置いてます。

お風呂の前に、まずは、腹ごしらえ!

本日の私のメニューは「チャーシュー麺」と「地元原産、20個限定 冷や奴」。
館内にある食堂で食べましたが、値段、味、共に、満足出来ると思います。

露天風呂で秋の日差しを浴びながら、まったりして・・・帰路に着きます。

お風呂にいたのは、30分ほどでしたが、十分、リフレッシュ出来ました。
帰りは、まずは、ゆっくり走ります。秋の気配が良く現れた写真だと思いますが、いかが?


帰路は「勝原橋」を渡って国道沿いを。

ここの歩道は、フラットなのですが、
ガラスの破片等が散乱しているので、要注意!

川には「やな」が作られており、
落ち鮎漁がされています。
やな場で、鮎料理と言うのも、良いですよ!


「道の駅 美並」で「モロヘイヤ」のソフトを食べる! 笑。

国道側を来た理由が、これ。 「子宝温泉」の「梅ソフト」も良いのですが、
たまには、こっちもいきたいのです 笑。

対岸には、来たとき通った道が見えてます。
04年の台風の時に崩壊した時は、ガードレールが飴の様にグニャグニャになってましたが、
今は、道幅も少し広くされて、より快走路となってます。


細いコンクリート製の橋を渡って・・・欄干が低いので、ちょっと怖いです。

「道の駅 美並」からは少し国道を走り、「長良川鉄道 木尾(こんの)駅」近くの
細い橋を渡って、左岸の快走路を進みます。


「上河和」地区の奇岩の続く「長良川」。

毎年の行程だと、ここで休憩を取ってますが、今年は「洲原神社」に寄ったので、帰路のみの休憩。
少し低くなった太陽が、川面を照らしてキラキラしていました。


最近出来た「道の駅 にわか茶屋」です!

「美濃市」の北、「新美濃橋」のそばに、今年の9月にオープンしたばかりの「道の駅」です。
駅名の「にわか茶屋」の「にわか」とは、「美濃市」の伝統芸能の「仁輪加(にわか)」に由来。
「仁輪加」とは、時節の話題をネタに作られたショートコントみたいなものです。

施設の方は、通常の「道の駅」同様に、食事の出来る施設や、地元生産品の直売店が有ります。
そして、ビジターセンターでは、「美濃」に付いて、色々紹介されてます。

他の「道の駅」と違うのは、ここには「サイクルステーション」と言う施設が有って、
自転車の貸し出し(普通車、子ども車ですが)をしています。
また、シャワーが1回¥100円で使えます(自転車を借りていない人も可)。

しかし、出来て間もないので仕方が無いのですが、自転車を用意して有っても、
どこを走って良いか、どう言うコースだとどれくらいの距離だとかを紹介する物が有りません。
せっかくの企画なので、ぜひともソフトの充実を望みます。頑張ってくださいね!


国の重要文化財の「美濃橋」。

大正時代に造られた吊り橋で、桁間距離が当時日本一と、歴史的価値の高い吊り橋。
歩行者、自転車、の専用橋(たまに原付バイクが・・・)で、「長良川」の眺めが良いですよ!


「上有知(こうずち)川湊灯台」です。

「金森長近」が開設した「長良川」の河川交通の川湊で、この灯台は、江戸末期の物とされる。

ここの回りには、もみじが有り、
紅葉の季節には、見事な景色となりますよ!

すでに、気の早いのが、紅葉し始めてます。
枝っぷりも、絵になるんですよね。


当「ちゃりき!」で「美濃」と言えば・・・の「山菜みなみ」さん。

先週、ツッチーさんと近隣をウロウロした際は、寄りませんでした。
そして、今週も・・・となると、失礼し過ぎなので。って訳でも無いですが。笑

今回のメンバーは初めての方ばかりなので、是非、ご紹介したく立ち寄りました。
私のお気に入りを含め、お母さんが新品を封を切って、試食させていただきました。
その上・・・炊きたてのご飯まで!!!どうも、すいません・・・感謝、感謝です!

あまりに居心地が良いので、ついつい長居を・・・お礼を言って、失礼いたしました。


この時期の夜の「うだつの町並み」には・・・。

毎年、10月の「体育の日」の前の土日に開催される「美濃和紙あかりアート展」。
当日は、凄い人出ですが、終わっても11月いっぱいまで、この様に点灯展示されてます。

写真の場所は「美濃観光協会 番屋」(写真:右)前の小公園。
ここは、まとまって展示されているので、「あかりアート展」当日の雰囲気が味わえます。

そうそう「美濃市観光協会」と言えば、事務局長の池村さんをご紹介せねば。
この方、生粋の「美濃っ子」で、「美濃」の事なら、この方に聞けばOK!

また、若い頃、自転車で日本一周をされた経験の持ち主(私と同世代の方です)。
自転車乗りの方は、是非、「美濃観光協会 番屋」を訪ねてみて下さい。
ニコニコ爽やかな笑顔で、出迎えて下さいますよ!
(お休みの日も有ります。その際は、次の機会と言う事で!)

この後、「中濃総合庁舎」に戻り、解散といたしました。
初秋の「長良川」、「子宝温泉」、のんびりと楽しんでまいりました。

本日の走行距離:約42kmでした。