#193:「初秋の木曽路ゆるりポタ!(藪原〜須原 編)」(08/09/06)


今年も恒例(?)の夏の「青春18切符」消化で「木曽」に行って来ました(笑)。

今回は、例年とちょっと趣向を変えて「木曽福島」の先「藪原」がスタート。
「中山道」をだいたい(ここ重要ね!)トレースする感じで、走って来ました。

今回、御一緒いただいた方は、
黒猫さん、shinさん。男3人のゆる〜い(一部爆走 笑)ポタでした。
心配された天候も、なんとかもってくれました。


「JR尾張一宮駅」発5時50分に乗車・・・。

左の写真が「JR名古屋駅」までのもの。
駅の写真が無い理由は・・・私の腹痛で、時間ギリギリだったせい!(マジにヤバかったです)。

大きな輪行袋は、hideさん、kanbeyaさんも使っておられる「オストリッチ」社の
横着輪行袋・・・じゃない「超速FIVE輪行袋」で、前輪を外すだけでフルサイズが輪行出来ちゃう!

右の写真は、「JR中津川駅」で乗り換えて・・・「JR南木曽駅」で、
特急列車を先に行かせる為に停車中のもの。
途中から乗車の黒猫さんも、今回はフルサイズのロード車です。


「JR木曽福島駅」にて。

この辺りは「中央本線」と言えど、単線!
なので、列車の行き違いの為、15分の停車。

これだけ有ると、ゆっくり出来ます。
が、ちょっと問題が・・・。

乗車した列車、ワンマンカーで、主要駅以外は
車両の一番前しか、降りれません!!!
自転車持って、人混みの通路を行くのは無理!

ですので、一番前に場所移動しました。


「JR藪原駅」到着・・・ホームからです。

典型的な「旧国鉄」の駅です・・・「長良川鉄道(旧越美南線)」の「郡上八幡駅」とか、
夏に行った「JR備中高梁駅」なんかと同じ、無茶バリアな駅(笑)。

跨線橋の階段を、自転車抱えて、上がって降りて・・・改札へ。(改札業務はしてませんが 笑)

駅前にて・・・輪行を解きます。

白い壁に茶色い木質のコントラストが良い感じ。
駅名看板は旧字体で、これも良い感じ!
(奥の、オレンジのJRが見えるとこに、現在の字体で「藪原駅」と書かれてます)

準備が整ったところで、さぁ「木曽路」の旅に出発です〜!


駅前の道を北に向かうと・・・。

いきなり「水場」が有りました。「木曽路」には、この様な給水場所が多いですね。

「JR」のガードをくぐって、「藪原宿」の「中山道」へ。
右の写真は、「藪原名産」の「お六櫛(ミネバリと言う木を使った、くし)」の問屋さん。

さらに北(鳥居峠方面)へ向かって・・・。

またまた「水場」。先ほどのは『飲めるのかなぁ?』って感じでしたが、今度は、
「源流の里 二又水道組合」って。これは、飲めるんだよね?・・・飲んだけど(笑)

「藪原」の街道筋は、古い感じの建物は少ないです・・・が、昭和な感じで良いかな?

再び「JR」のガードをくぐって・・・「鳥居峠」方面の登りへ。
「鳥居峠」には行きませんが、この先に目的が有るんです♪


目的は、これ「原町清水」。

昔から「鳥居峠」の難関を通って来た旅人が
喉を潤したと言う「原町清水」です。

我々は峠を通って無いですが、良いでしょ?(笑)
と言う訳で、喉を潤して、と。

登った坂を、今度は降りて行きますが・・・。


「尾州御鷹匠役所 跡」にて。

「藪原」の町が、一望できます。右手には、「鳥居峠」方面の山々。
コスモスが咲いてました。季節は、確実に「秋」に向かってます・・・ちょっと、寂しいな(笑)


「木曽川」沿いの道に面した「お六櫛センター 大つたや」さん。

お腹の関係で、朝から何も食べてなかったので・・・何か食い物無いかと立ち寄りました(笑)。
ですが、惹かれたのは「お六櫛」。特に写真の、製作行程は職業柄、気になります!

ふむふむ・・・材料は「ミネバリ」や「ツゲ」なのね。ほぉ・・・歯はこうして付けるのかぁ。
で、お土産用に、1個購入(やっすいのを!)。

ん?食いもんは・・・無かったな(笑)

「お六櫛センター 大つたや」  http://www.orokugushi.com/


あの見慣れた「木曽川」が、こんな小川なんだな(笑)。

道沿いに流れる「木曽川」の川幅は、こんなもん(笑)。
遠くに見える空には夏の雲・・・ですが、風はさわやかな秋風です。

もう少し、駅の方に戻った所に、「木祖村郷土館」が有ります。
右の写真は、「王滝営林署」で巡回に使われていたモーターカー。ちょい、可愛いな♪


旧国道:1

「獅子岩橋」の手前から、左に折れて行きます。

が、草がボウボウ・・・大丈夫か?

この写真の先も、アスファルトは有りますが、
路面は苔むし、道は自然に戻ろうとしてました。

距離は、ほんのちょっとなので、
通ってみて下さい。
途中、下の方に旧々国道が一部見えますし。


旧国道:2

「山吹トンネル」が出来る以前の国道です。
写真の様に、入り口辺りの路面コンディションは、良いですね。
このトンネル、距離が長いので、徒歩や自転車はこちらの方が快適かな。
(但し、夜間は明かりが無いので、怖いかも・・・笑)

この先、再び国道に出る手前以外は、写真の様に、良い感じの道。当然、クルマも来ませんし。

道の左手には「木曽川」の流れ・・・自宅付近とは、まったく別の川の様な綺麗さでした。
『ここはアマゴの川だな・・・この時期だと、あの辺りに居そうだ・・・』と、
黒猫さんからレクチャーを受けたりと、色んな話題が尽きません。


「木曽義仲」と生涯を共にした「巴御前」に関わる伝説の有る「巴ヶ淵」です。

右の写真は、橋の上からの構図。深い緑色が綺麗な淵です。
回りの木々は広葉樹なので、紅葉の季節だと、素晴らしい眺めになるんじゃないかな。

上の写真の東屋の中からの写真(左)。
説明板には、『巴状に渦を巻き・・・』と有りますが、この日は、静かな流れでした。

詳しい説明は、右の写真をどうぞ(笑)。


「葵橋」そばの、蕎麦畑。

シャレじゃないからね、本当なんですから(笑)。

白い小さな花が、いっぱい。
ダイミョウセセリが蜜を吸い、ミツバチが
せっせと、蜜を集めていました。

空には、トンボが群れて飛び、秋の訪れを
感じさせられました。

左の写真は、蕎麦畑を撮影しようとする図。
それに関係無く、蕎麦畑を眺める図。(笑)

道は、ユルユルと曲がりながら続いています。が、「中山道」では無いそうです。

蕎麦の花の次は、色づいて頭を垂れ始めた稲穂です。もうすぐ、収穫の秋なんだなぁ。


「木曾義仲」に関する資料を展示公開している「義仲館」です。

奥に見える銅像が「木曾義仲」と「巴御前」。
史実として、この場所に屋敷が有ったのかは知りませんが、「日義村」は「木曾義仲」縁の土地。

門前にある『祭礼委員会本部』の立て看板が気になって、配達に来た地元の方にお聞きしたら、
今日、明日がお祭りで、明日は「木曾義仲」の行列も有るそうです。


「宮ノ越宿」です。

「義仲橋」を渡って、すぐの辻を右へ・・・県道が往時の「中山道」だそうです。
「宮ノ越」の集落は、南半分くらいが古い建物です。


時折緩く曲がりながら、ほぼ直線的に道は進みます。
ここに来て、ちょっと、雨がポツポツと・・・でも、まだ大丈夫かな^^;

「JR原野駅」を過ぎ、少し(案内板によると500m)行くと、写真右の、
『中山道 中間地点』の説明板が有ります。

この先、道の正面には、小さな商店が有りますが、商店の手前に右手に別れて行く道が「中山道」。
他所様の庭先みたいな感じなので、このまま進み、右に折れ、その道に合流して進みますが・・・。

「中山道」は、左の写真の説明板の様に、
草むらを河川敷へ・・・。

この時期、へたに入って『マムシ』に、
咬まれてもなぁ・・・。

と言う事で、だいたいトレースの我々は、
潔くUターンです。(笑)

再び、商店の前まで戻り、そのまま、
見えている国道を迂回しました。


国道に出て、一つ目の信号を右手に入って行き、左の写真の奥から、走って来る事になります。

ちょっと道が広くなった所が「手習天神」が有る場所。
天神様にお参りする前に、「薬師堂」に、『雨が上がります様に』と、お参りしておきます。

A:『あの・・・どうも、すみませんでした・・・』
B:『いやいや、気にせんで、ええよ』

じゃなくて(笑)・・・「手習天神」に、お参りをする黒猫さんとshinさん。

「手習天神」は、「義仲」を育てた「中原兼遠」が、「義仲」の学問成就の為に勧進したもの。
と、説明板に有ります。


「木曽福島」の町の外れ・・・「関所橋」です。

眼下に「木曽川」の流れ。左の写真の白い建物は、発電所です。

橋の上から、見上げると、「福島関所跡」が見えます。

橋の途中の広くなって景色を見れる所に、この案内板。

『その昔福島祭の御輿がこの付近の川を渡ったことから・・・』その様子が、
反対側の広くなった所に、銅板レリーフで作られてましたよ。


こんな坂を上がって・・・「上の段」へ。

ここには、往時の感じを再現した町並みが有ります(建物は新しいけどね)。

「安倍晴明」を祀った「清明社」が有ったり・・・。

「上の段」については、ここの説明板を見ると良くわかります。
が、この写真じゃ、良くわかんないな・・・(笑)行って見てくださいね!

「水場」が有りますが、川の水を引いてるだけなので、飲めません!(去年も書いたな・・・)
「観光教会」の資料によれば、戦国時代に引かれたそうですよ〜!

細い路地の奥に、「大通寺」(あら、「長浜」のと同じ名前だな)が有ります。
このお寺には「武田信玄」の娘「真理姫」の供養塔が有るそうです。

では、「上の段」を出て「木曽福島」の町中へ・・・。


写真左は、「上の段」から降りる途中の「枡形」に有る井戸。

右の写真は、降りてから駅に向かう途中、「行人橋」へ行く道沿いに有る
「手打ちそば くるま屋本店」。
「くるま屋」の屋号の由来は、水車小屋で精米や製粉をしていた事に有るそうです。
店の表、上の方に、歯車が組合わさった看板が有りますが、水車の歯車なんでしょうね〜。


「御菓子司 芳香堂」さん。

「木曽福島」に来ると、必ずお邪魔してしまいます。
特に、この時期は「栗」を使った和菓子の季節・・・「栗きんとん」に「栗こもち」。
定番の「蕎麦まんじゅう」はお土産にして、今年も「栗こもち」を、その場でいただきました。
柔かい餅を「栗きんとん」で包んだと思っていただければ、間違い無いでしょう。
しっとりとしていて、「栗」本来の美味さを残して有って、甘過ぎず、美味いですよ!


「木曽福島」を後にして・・・最初の一里塚跡。

駅前から国道に向かう道の歩道部分を進むと、道から別れて右手へ降りて行きます。
突き当たりを右手に進んで、フェンス沿いの細い細い道(だよな 笑)を下って行くと・・・。

公民館の敷地に、石碑がありまして、公民館の壁に右の写真の「中山道」の案内板が有ります。


明治43年、旧国鉄の「中央線」が開通した際のトンネル。

先ほどの一里塚前から、旧国道に出てすぐ、右手にダムを見ながら、坂を上がって行き・・・。
交通量のほとんど無い2車線に道を進み、坂の手前の左分岐を進むと、有ります。

出口に近い側の方が、往時の姿をとどめてますよ。
トンネルの先は、鉄道特有のゆる〜いカーブで、現在線に向かって行きます。


名所:「木曽の棧(かけはし)」です。

かけはし=架橋では無く、急な斜面に板を渡した物だったそうです。
今の土木技術なら、左の写真の様に、山肌を削って道を通せますが、往時は・・・ね。

国道を走って来ると、赤い橋が有りますので、その上から、振り返る様に見るんです。
ここまでも、国道の左手に「中山道」の残っている部分が有りますが、今回はパス(笑)。


「上松宿」への下り・・・旧国道を進みます。

「木曽の棧」から国道を走って・・・急な坂を登った先のトンネル手前を右に入って行きます。
そうそう、この交差点までの登り区間、歩道も路肩も無く、大型トラックが来るとギリギリ!
通行される際は、くれぐれも、気を付けて下さいね!!

坂の途中に「水場」発見!
ですが、どうも、すぐ横のお墓参り用の水場で、すぐ上の沢から引いてあるだけの様です。
顔を洗ったら、冷たくて気持ち良い!でも、多分、飲まない方が良いと思いますよ(笑)。


「上松宿」の一里塚跡。

坂を下り切ると、「赤沢森林公園」へ向かう交差点。「十王橋交差点」です。
交差点の古い方の橋を渡って、すぐ左手に入って行くと「上松宿」の古い町並みが有ります。
写真の一里塚跡は、古い家並を抜けた先に有ります。

実は、今年も「上松祭り」の「お獅子」を見に寄ったのですが、ちょうど、お昼休憩中。
この先の、酒屋さんで、冷たい飲み物を飲んで、お店のお母さんや御近所のお父さんと、
祭りの事や、自転車での旅の事で、歓談しながら時間調整・・・これが、楽しいんだな!

歓談していると、笛と太鼓の音が聞こえて来たので、御輿の所まで戻って。

地元の方から『もうすぐ、始まりますから・・・』なんて、声掛けてもらったりして。
若い子も参加してるんだなぁ・・・いいなぁ、こう言う一体感!

お獅子巡行の始まり、始まり〜。

ここのお獅子は女の子なんです。ですから、踊りや身のこなしが、淑やかなんです。
お獅子巡行(で、良いと思うんですが・・・)は、各家を回って、お祓いの舞をして行くんです。
左の写真の後、我々一行にも、お祓いをしてくれました。感謝!


一通り、舞を見て、お囃子をされてる方に、
お礼を言って・・・祭りを後にしました。

「寺坂」を上がって行き、「中山道」の
「立場茶屋」だった「民宿 たせや」と、
往時から有名な蕎麦屋の「越前屋」へ。

写真が「越前屋」です。
今は、前の坂を国道に下った所で、
「寿命そば」を営業されてます。


ついに・・・食べたぞ! 本場「木曽」の「五平餅」!

例年なら、坂を降りたら「寿命そば」・・・と期待したでしょ?でも、今年は、違うんだな(笑)

毎年、蕎麦を食べた後で、道路反対側の「五平餅」の幟を見て『もう食えないよなぁ・・・』。
なので、今年は、ここが昼食なんです(笑)

本当は、1人前3本なんですが、3人で、2人前。
お店のお母さんが、ちゃんと2本ずつ1皿に、してくださいました! 感謝!!


「滑川」の橋の上から・・・。

行った事の有る方なら分かりますが・・・また下った急な坂を上がって(笑)
川の奥の方、山々の間から「南駒ヶ岳」が見えるんですよ〜!
ここからの眺めの為だけに、上がった来たと言っても良いですね。

でも・・・今年は、雲が掛かってて、見えませんでした。残念!


名勝「小野の滝」です。

「滑川」の橋から、気持ち良く坂を下って、国道に出てすぐに有ります。
「安藤広重」が合作で「中山道六十九次」に描かれている「上松」は、この滝だそうです。

見る位置によっては、滝が虹色に光って見えます!わかるかなぁ?(写真:左)

右の写真は、滝壺から見上げたもの。去年は、暑くて暑くて、滝壺で生き返りましたが、
今年は、カラッとしていて、そうでも無かったな・・・でも、気持ち良かったですよ!


「立町」の吊り橋です。

「小野の滝」から、国道を走って・・・。
「萩原」の集落入り口の一里塚跡を見ながら。

信号から右手に入って行くと、
小さなお店の脇の道の先に有ります。

橋の上で、川風に吹かれながら、ゆらゆら♪
気持ち良くって、寝てしまいそう(笑)。

ですが、しばし休憩の後、先に進みます!


「須原宿」です。

吊り橋から、ちょっと爆走して(笑)。下り坂なので、良いペースで行けます!
今回の「木曽路ゆらりポタ」は、ここまで。「JR須原駅」から、輪行で帰ります。

「須原宿」は観光地化されてないので、こんな具合に静かな町。
でも「水船」と呼ばれる「水場」が有ったり、歴史に関係する家々が有ったりなんです。

左の写真は「西尾酒造」さん。

往時は「脇本陣」で、今は、造り酒屋。
どぶろく風味の「そま酒」の他、
色々、美味しいお酒が有ります。

特別に聞き酒させていただきました!
もちろん「そま酒」を購入。
バックパックに仕込んで、駅に向かいます。


「JR須原駅」です。

駅前にて、輪行状態に。
先日「DAHON SPEED PRO」を入手したshinさん、今日は、輪行状態1番で、優越感かな。

駅前の「水場」で、顔を洗って、さっぱり・・・『顔だけか?』の問いには、答えません(笑)。

思いっきり、バリアな跨線橋を渡り、
ホームで歓談しながら、列車を待ちました。

心配された天気も、パラついただけで、
カラッとした初秋の、快適な旅でした。

本日の走行距離:約42.6kmでした。


<「オストリッチ」の「超速FIVE輪行袋」を使ってみて>

ここの所「ヘリオス」を使った輪行ばかりなので、
『やっぱり折り畳みじゃなきゃ、輪行出来ないんかな・・・』とか、
『そりゃ、タイヤ外して輪行袋に入れれば良いのは分かるけど、後ろのタイヤは外せ無いや』とか、
思われてる方も多いんじゃないかと。

そこで、簡単輪行出来る、この輪行袋を使って、フルサイズ輪行してみたんです!

確かに・・・輪行状態はデカイですっ!

でも、左の写真の様に、立ててしまえば、列車内で場所を取りません。
運ぶ時の問題は、横抱えにすると、長さが気になりますが、人混みでは立て気味で運べば大丈夫!

肝心の輪行状態にする時は、前輪だけ外せば良いので、簡単です。
(もっとも、慣れてしまえば、前後輪外すタイプでも、さほど差は無いですよ)

走行時の、輪行袋の仕舞い寸法は、大きめですが、付いて来る前輪用の袋は使わなければ、
そんなに大きい訳でなく、重さも気になりません。
タイヤの固定は、ベルクロのテープを3本用意しておくのが、良いでしょう。

どうですか? 今まで、躊躇されてた方も、フルサイズ輪行してみませんか?

右の写真は・・・おまけ(笑)
これが、正しい「DAHON」輪行の姿です・・・サドルが座席で、混んだ車内でも座れます(笑)。