#206:「綾小町のうどんと、霞間ヶ渓の桜ポタ!」(09/03/28)


本来なら「天瀬の桜の下で」と、再び「片鉄」まで出掛けるはずでしたが、
ちょいと「寒の戻り」の様で、せっかく開花し始めた桜も、一休みの様相。

ですが、風はちょっと強いものの、良い天気!
と言う訳で、近場の早咲きの桜を求めて、出掛けて来ました。
行く先は「岐阜県 揖斐郡 池田町」の「霞間ヶ渓(かまがだに)」の桜。
近場で楽しめそうなのを、ネットで調べた結果ですが(笑)。

今回のルート、1週間後であれば、もっと楽しめますよ!
宜しければ、是非、参考に!!


「安八町」の「夫婦桜」。

いつもの様に「尾西庁舎」をスタートして、主要地方道で「大垣」を目指しますが、ちょっと寄り道。
「安八町役場」を過ぎた先の信号で、南に下ると有ります。

早いかと思いましたが、写真の様相ですが、来週末でも、楽しめそうです。

上の場所から「中須川」に沿って「安八百梅園」へ向かう道には・・・。

写真の様に「桜並木」が有ります。こっちの方は、やっと咲き掛けですので、来週末は見頃?


「大垣大橋」たもとの、いつもの場所で。

それぞれの季節ごとに、いろんな表情を見せてくれます。
今の時期は「菜の花(セイヨウカラシナ)」の群生が見れますが、
今年は一面の黄色、では無いですね。一応、外来種ですから、その辺の関係でしょうか?

右の写真、遠く「伊吹山」の山頂には雪が白くて・・・寒い訳だ(汗;)。
1枚オーバートップを羽織って、この先、進みます。


「大垣」の「綾小町」で、今日のお昼ご飯!

時刻は12時、ちょい前。まだ、お客さんも少ない時間ですが、ちょうど茹で上がりを待つ事に。
と言うタイミングだったので、ここでの私的には初の「釜玉」!

茹でたてのうどんに、生卵、それにダシ醤油を掛けていただきます。
卵ご飯のうどん版か、カルボナーラか・・・そりゃ、美味かったのは、言うまでも無く!

お腹も膨れたので(いつも書いてますが)、「霞間ヶ渓」を目指します。


「笠縫の里」の桜。

「綾小町」の前の道を北へ。
「スーパー トミダヤ」の交差点の角です。

史跡的には「鎌倉街道」時代の宿場。
今は、それらしきものは見つけてませんが、
「十六夜日記」にも「笠縫」の記述がある、
と説明板には書いてあります。

それはともかく、ピンク色の桜の木が
綺麗でした。


「JR美濃赤坂駅」周辺にて・・・。

実は、ミスコースしてまして・・・本当は、先ほどの「笠縫」から西へ向かい、
「御首神社」とか、立ち寄る予定でしたが・・・。

「美濃赤坂駅」周辺をウロウロと・・・狭い路地を抜けて行くと、左の写真の場所に。
前方の「安楽寺」が有る山が、「関ヶ原合戦」の際に「家康」が最初に陣を構えた山。
以前は「岡山」だったのですが、「関ヶ原合戦」で勝利したので、「勝山」に。

踏切を渡って、北へ向かう途中、「西濃鉄道昼飯線」の踏切付近が、右の写真。
「勝山」を登る感じで「桜並木」が有りました。


「東海道本線 美濃赤坂駅」

「東海道本線」とは言っても、盲腸線で「終着駅」です。
古い木造の駅舎と、石灰石を積み出しの為なのか、広い構内です。
が、右の写真の様に、ホームの先で線路は終わってます。

ホーム横の「しだれ桜」が、綺麗でした。


「矢橋家」の黒板塀と「赤坂宿」のモニュメント(?)。

「美濃赤坂駅」の北の道を北へ。左手に1区画続く黒板塀が「美濃赤坂」の名家「矢橋家」の豪邸。

そこを抜けた先の交差点が「中山道」との交差点で、「美濃赤坂宿」の中心部。
交差点に右の写真のモニュメント(?)が有ります。

今回は「霞間ヶ渓」方面なので、ここを直進。道標に見える「左 たにぐみ」の方向です。


「天清院」の桜。

昨年の桜ポタで立ち寄って、見事な「桜吹雪」だった「天清院」です。
御本尊の「呑竜大士(どんりゅうだいし)」は江戸時代初期の高僧で、飢饉の折、
間引かれる子供を引き取って育てた事で知られているそうです。
それが由来で開かれる、子供の健康祈願の「呑龍大士御会式(どんりゅうだいしおんえしき)は、
来週と書かれてました。

来週には、また見事な「桜吹雪」が楽しめるでしょうかねぇ。


「霞間ヶ渓」が見えて来ました。

「八幡小学校」を過ぎて「杭瀬川」沿いに。
「池田温泉」へ向かう主要地方道と
ぶつかる辺りからの遠望です。

「養老公園」と同じ様なロケーション。
と言う事は、やっぱ、登りみたいね(笑)。
向かい風+登り坂・・・好きじゃないな!


近づいて来て・・・。

前方は「霞間ヶ渓」では無いですが、山桜がチラホラと・・・綺麗でしょ?

左の写真、自転車が中途半端に写ってるのは、風が強くて、支えて無いと(笑)。


「霞間ヶ渓」到着!

山裾の道まで上がって、それを北に。最後の坂を、なんとか登って・・・。
とは言っても、私が乗って上がれたのだから、大した坂じゃ無いのでしょうね(笑)。

まだ、満開と言う訳では無いですが、十分、楽しました。
右の写真は「濃尾平野」を見渡せる方向で・・・夜桜だと、夜景も素晴らしそうです。

ちょっと、色々と景色を・・・。

まぁ、言葉で表現しなくても、写真が十分表してくれてますからね。

風は強いですが、空は晴天で・・・桜の花の色との組み合わせも良い感じ。

1本だけ、枝垂桜が満開でした(写真:右)。


「揖斐茶」の畑と、桜。

ちょっと、このまま、北へ向かってみよう、
と進んでみましたら。

お茶畑の向こうに、1本だけ、大きな桜。
でも、まだ、満開では無いのでしょう。
きっと、もっと存在感が出て来るかな?

この先、アップダウンが厳しくなりそうだし、
向かい風が凄くて・・・戻ります(笑)。


再び「霞間ヶ渓」に戻って。

お約束・・・の写真になるのかな?(笑)きっと、皆さんもこんな感じで撮影なんでしょうかねぇ。

さて、それでは、帰路に着きます。
もちろん、ここまで向かい風+登り坂を頑張ったので、帰路は、楽な、はず(笑)。


帰路は・・・。

「霞間ヶ渓」から流れ出る川に沿って。

写真の様に、ここにも、多くの桜。
ですが、ご覧の様に、まだまだ。

来週辺りなら、桜色の世界が楽しめそう!


そんな中でも、1本だけ満開で。

きっと「エドヒガン」じゃないかな?
良く分からないけど・・・(笑)。

生えているロケーション的にも、堂々としてて、
個人的には、好きですねぇ。

で、振り返ると「霞間ヶ渓」の遠望(写真:左)。
ここまでも、けっこう下って来てます。


「杭瀬川」に出て・・・そこを、ノンビリと。

追い風に、軽い下りで、快調そのものに。
振り返れば、山桜がポチポチと咲いた緑の山と新緑が芽生え始めた、田んぼ・・・春だね!


「杭瀬川」が「中川」と合流する所。

「杭瀬川」の左岸を気持ち良く下って行くと・・・あら、行き止まり!
でも、東屋と川灯台みたいな物も有って・・・川面には、鴨が戯れて。良いんじゃない!!

一度、国道まで戻って、右岸を進みましょう。


綺麗に河川整備された「杭瀬川」

ここら辺りで、昔の「杭瀬川」は、
西に向かい「赤坂港」に向かうのですが、
現代の「杭瀬川」は、写真の通り。

まだまだ小さい桜が植えられてます。
将来は、桜並木になってくれるでしょう。


またまた小さな川の合流で。

この前にも「東川」の合流が有りましたが、ここは、桜並木も合流して来て(笑)。
一応、アスファルトですが、荒れてますので、ロードのタイヤだと、快走出来ないかもね。
今日の相棒の「ルイガノCCT」、朝、28Cに変えて来ちゃったのを、ちょっと後悔(笑)。

ここまで、菜の花を見てて・・・『あそこは、どうなってるか?』と寄り道を画策中。

合流点から、ちょっと先で。

「中島」と言う地名の橋の所です。
道はこの先、ダートの様で。
でも、両側に桜・・・行こうか迷いましたが。

左岸に移動して・・・正解!
この先、道はと言いますか、
この中州自体が、無くなりました。(笑)


「中山道」で帰ろうと。 でも・・・。

「赤坂大橋(凄く小さいですが)」の信号で左折、その先の二又の左手の道が「中山道」。
走って行くと『ここは中山道』の案内板が有ったり、写真:左の一里塚跡が有ったり。

このまま、追い風に押されて「中山道」を行こうと思ったのですが、
気になる物が有りまして・・・「養老鉄道(旧近鉄養老線) 東赤坂駅」そばの「菅野川」から北へ。
「輪中堤 遊歩道」を北に向かいます。(向かい風になりますが・・・)

「輪中堤 遊歩道」の桜は、まだまだこれからの様子でしたが、来週末には、良い感じかと。
ここに来ると、何故か『不審者出没注意』の看板を入れて撮影します(笑)。


気になっていたのは、これ・・・菜の花畑です。

去年も、その前も、ここに立ち寄ってます。JAのそばの「菜の花畑」。
「養老鉄道」の電車を入れての撮影ポイントになってますね。
いやぁ、今年も、一面の黄色の畑で、嬉しかったです。

そうそう、ここで、地元の自転車乗りの方と、少しお話。今日は「米原」まで行かれた帰りとか。


「バラの町 神戸町」辺り。

桜の開花は、チラホラ・・・。
ここは、来週末では、早いかな?
でも、咲き始めれば、一気ですからね。

この先の東屋から先は、クルマも走るので、
安全には気を付けて下さいね!


「曽根城公園」辺りです。

この辺り、桜のトンネルになります。
今はまだ、開花が3分ほどなので、
空が見えてますが、満開だと空が見えない!

さすがに、今は人もクルマも少ないですが、
満開ともなれば、それなりに混雑します。

ここらから「大島堤サイクリングロード」。
ですが、遊歩道と思って、ノンビリ行ってね!


「大島堤サイクリングロード」の桜並木。

土手の上、中段、そして、上左の写真の、
田んぼの向こうの用水路の桜と、
3段の桜並木が楽しめる所です。

こここそ、桜のトンネルかも。
ですが、今は、左の写真の具合なので、
春の日差しが差し込んで・・・これもいいかな。

来週末の満開の桜の下、楽しみでしょ?


「中山道 三回り半」の碑。

「大島堤サイクリングロード」の案内板に沿って「岐阜経済大学」の先を進んで行くと、
写真の場所で、再び「中山道」に出ます。

昔は、この辺りを「三回り半」と言ったそうですが、今は、地名には有りません。

「美濃赤坂宿」方面を見て・・・。

ゆるゆると曲がって行きます。
この先「七回り半」と言う地名も、
有ったそうです。
今は区画整理されてしまって、
どこを曲がれば良いかは、分かりにくいですが。

ここからは「中山道」を進みます。


「中山道」の道標。

「平野井川」の堤防の上が「中山道」そして、この分岐で「岐阜」と「墨俣」に分かれます。
今日の私は「墨俣」方面へ・・・と言う事で、右手の方向へ向かいます。

この辺りも、桜の木がいっぱいですので、楽しめそうですよ!


「旧東海道本線」の鉄橋を利用した「人道橋」にて。

何度か紹介したので、橋の記述は止めときます(興味有る方は、#202とかの記事、見てね)。

もう一つの鉄橋は「樽見鉄道」の物。菜の花に新緑・・・春らしい景色です!


「牛牧閘門」です。

このルートで来ると「国道21号線」の「横屋」の交差点から「東結」「宝江」と、
「美濃路」と「鎌倉街道」が重なる区間を行くのですが、「墨俣一夜城」辺りが、
桜見物のクルマで混むので、国道を東に向かい「犀川」を渡り「五六川」の所で堤防に。

途中にあるのが、この「牛牧閘門」。詳細は、右の写真の案内板を見てね。
閘門の上も渡れますが、手すりなど無いので、落下に注意!!

「五六川」はすぐに「犀川」と合流するので、そこから「墨俣一夜城」へ「犀川」左岸を進みます。


「墨俣一夜城」にて。

実は、先週もここに来ました。先週に比べて、開花は着実に進んでいる様です。
今週末辺り、花見客で、ごった返すと思いますので、来られる方は、安全に、ね!


「小熊大橋」のそばの、桜並木。

品種が「ソメイヨシノ」では無いのでしょう。
先週来た時と、そう開花状況が変わりません。
下左の写真が、先週の物ですから。

長い期間楽しめる桜なんですねぇ。
でも、来週末はどうか分かりませんけど。


「境川」沿いの「美濃路」の桜。

「阿遅加(あじか)神社」近くで「美濃路」が「境川」堤防からそれる所です。
ここは、菜の花(セイヨウカラシナ)」が群生する所で、桜と菜の花のコラボが楽しめます!

今の開花状況は、4分・・・くらいかな。今週末、確実に満開を過ぎるでしょうね!!

同じ場所、堤防を下った所から。

写真の様に、今は、菜の花の色が強いですが、今週末は、良いバランスになるんじゃないかな?

今日の「霞間ヶ渓」からの桜ポタは、この後「美濃路」で「尾西庁舎」帰着しました。
来週は、こっちには居ない予定なので、満開は見れないですが、大満足の一日でした。

本日の走行距離:約71.5kmでした。