#256:「垂井曳山まつりで、子供歌舞伎堪能ポタ!」(11/05/03)


’09年に、「大垣」の「綾小町」さんで仕入れた情報で初めて行った「垂井曳山まつり」。
3基の曳山の荘厳さもですが、そこで行われる「子供歌舞伎」に魅せられて。

今年は、どんな役者の名演が見れるか・・・楽しみに、今年も出掛けて来ました。

今回、御一緒下さったのは・・・
LRさん、黒猫さん、スプレーマンさん、ミツさん、初参加で、あきらさん&くまやんさん、
テンさん&とっとさん、私を含め、総勢9名と、久々に大所帯でした♪


本日のスタートは「尾西庁舎」から。

本当なら、春の柔らかな日差しの下・・・と
行きたいのですが「黄砂」が凄いです!

ですが、ご一緒下さる皆さんが続々と
到着して、自転車談義に花が咲いて♪

時間が来ましたので、出発しましょう!


「羽島 竹鼻」にて。

例年なら、5月3日は「竹鼻 藤まつり」で「藤」と「山車」見物なんですが、
今年は震災の影響で、「山車」の巡行は中止・・・ですので、「垂井曳山まつり」なんです。

でも、「竹鼻」が近づくと、子供みこしが練り歩いてたり。
美味しい地酒の「千代菊」さんの前には、その町内の「山車」が展示されてたり。


「竹鼻別院」の「藤」です。

樹齢300年以上の古木です。例年なら、もっと花が長く伸びてますが・・・今年は、まだこれくらい。

「竹鼻」と言えば「竹扇」さんの「レンコンカツ丼」や「兎月堂」さんの「みそぎ団子」とか。
美味い物がいっぱい有りますが・・・今日は「垂井」まで行きますので、我慢して(^^;


「大垣大橋」のたもとにて、休憩。

私、ここからの景色、好きなんですよね。広い河川敷の向こうに「伊吹山」や「養老山系」。
でも、今日は、何にも見えません・・・「黄砂」凄過ぎます(^^;


「大垣」到着・・・まずは「四季の広場」で休憩。

「水の都 大垣」らしい公園です。「水門川」を利用した「大垣城」の堀の跡です。
「桜」の季節は、観光客で混雑しますが、普段は閑散として、落ち着けます。

これから暑くなると、水の流れ落ちる所が涼しくてお勧めです。(写真:左)

「桜」は終わって緑の並木も良いし、今の時期だと「ツツジ」の植え込みが綺麗です。(写真:右)


「八幡神社」の「自刎水」。

「大垣」には何カ所か「自刎水」が有ります。
どこも水を汲みに来た方で混雑しますが、
ここは割と空いていて♪

もちろん「垂井」にも、名前の由来にもなった
「垂井の泉」がありますが、お祭りの混雑で
到達出来ない可能性大なので、珈琲用の水を
ここで、調達しておきます!


本日の昼食は「綾小町」さんで、讃岐うどんを。

時刻は12時少し前。GW初日だからか、他にお客さん、居ません!
店内貸し切り状態で、さて注文、注文♪

本日の私のチョイスは・・・。

湯でたての「醤油うどん」。
専用の醤油と酢橘を掛けていただきます。

湯でたてじゃなくても美味いんですが、
湯でたてだと、モッチリ感が違います!!!

ナスの天ぷらと、ちくわの磯辺揚げ。
内緒ですが、うどん用の醤油を付けると
むちゃくちゃ美味いんです(^^;


「垂井」到着・・・「相川」の鯉のぼりです。

「大垣」から「垂井」までは、
交通量の少ない、裏道を使って来てます。

毎年、この風景を楽しみに来ますが、
今年は、「黄砂」で・・・あらら(^^;

さて、もう最初の神前奉芸は終わった頃かな。
でも、まだ演技は有りますから大丈夫♪

「八重垣神社」前です。

ちょうど「鳳凰山」の神前奉芸が終わって、町内に移動しようとしている所でした。
が、「曳山」の前を持ち上げて(写真:左)後軸を中心に、その場で回転したり!!!
しかも、その間も、屋根の上の人は乗ったままで。

豪華で荘厳な「動く陽明門」とまで言われる「曳山」が、ここまで動くなんて、今年、初めて見ました!

次は「攀鱗閣(はんりんかく)」の神前奉芸です。

神社の真ん前に「曳山」を移動させます。その間、演じる役者や屋根の上の人も乗ったままです。

今年初めて気づいた事、その2。
「美濃まつり」で「花みこし」を担ぐ(美濃では「吊る」と言いますが)際の掛け声は、
『オイサー、オイサー』なんですが、「垂井曳山まつり」も、同じでした♪

「攀鱗閣」の神前奉芸「義経千本桜」です。

「静御前」の舞から始まります。が、彼女では有りません。本物の歌舞伎同様、女形なんですよ。
「静御前」も「佐藤忠信」も他の役の子も・・・みんな名演技でしたね♪

あんな長い台詞を、つまりもせず、噛みもしないでスラスラと・・・本当に凄いな。

今年初めて知った事。
役員をされている方が、自転車好きな方で、色々、自転車談義を。
その後で、祭りに関して、教えていただいたのですが、祭りの企画・運営は若い子達だそうです。

役者を演じる子 → 屋根に上がる子 → 「曳山」を引く人たち → 役員をする人たち、
の順で卒業して行くそうなんですが、あくまでも、主体は若い子達。素晴らしい事ですね!

次の「紫雲閣」の演技も見たかったのですが、それでは、遅くなってしまうので、
名残惜しいですが、ここらで「垂井」を後にします。


歴史ある荘厳な「願證寺」に寄り道。

「長島一向一揆」の「長島願證寺」の分院。江戸時代建造の、山門、本堂が凄いです。


本日の「珈琲タイム」・・・「美濃国分寺跡」にて。

広大な敷地に、創建当時の伽藍配置が分かる様に、礎石や基礎が再現されてます。

緑の絨毯の広大な空間が、今日のカフェ。でも、天気が怪しいのが残念ですが。
今日は、人数が多いので、数名の方に「火器」をお願いしましたら、お湯が余っちゃいました。(笑)

途中で購入した、それぞれお気に入りの甘味と、美味い珈琲を楽しみました。


「美濃赤坂湊跡」です。

現在の「杭瀬川」は洪水対策で流路が変わってしまってますが、かつては、ここを流れてました。
その当時の川湊の跡がここです。

写真に写っている建物は、昔の警察署で復元された物。昔建ってた場所とは違います。
このあたりの詳細は、この建物が資料館になてますので、お時間の有る方はどうぞ!


「中山道」を走って・・・。

「美濃赤坂」から「中山道」を通って戻って来てます。左の写真は「中山道」の分岐。
右手の堤防の上を「墨俣」方面に向かって・・・土手の緑が綺麗です。


「揖斐川」の「旧国鉄橋梁」です。

何度か紹介してますので、詳細は省略。

右の写真の橋梁は「樽見鉄道」の物。新緑に、菜の花に・・・でも「黄砂」がねぇ。

毎年なんですが「垂井曳山まつり」は、「子供歌舞伎」を見たりで時間が遅くなってしまって。
ちょっとリエゾン区間気味になってますが、もっと見所有るんですが、それは、また今度と言う事で。


「墨俣一夜城公園」です。

「桜」の時期が終わって、静かな空間が戻って来ました。
これから暑くなって行くと、木陰で風に吹かれて、気持ち良い空間になります。

この後「美濃路」を通って、無事に帰着いたしました。

今回は「子供歌舞伎」を楽しんだりで、いつもの寄り道、買い食いが出来ませんでしたが、
まぁ、こう言うのも、良いでしょ?

本日の走行距離は、約61.2kmでした。