#269:「秋景色を求めて:1 鈴なりの柿の里ポタ!」(11/11/12)


#266の記事で書いた様に、一面オレンジの柿の実で覆われる柿畑が見たくて。
「本巣」方面へ、のんびり出掛けて来ました。

思惑通りに行けば、一面の柿畑に鈴なりの実♪・・・なんですが、
そろそろ収穫も最盛期で、雨で先週を逃しているので、どうかなぁ?

ちょっと心配でしたが、期待して出掛けて来ました!


「正木」から「境川」堤防へ。

「羽島市正木」、「美濃路」で来てますが、工事中で迂回させられてます。
その迂回途中、ハサ掛けされた稲藁に出会いました。これも秋景色。

写真右は、もう少し進んで「境川」の堤防へのアプローチ。
すっかり紅葉を待つばかりになった桜の木。そして秋の花が咲いていて。


秋ですが、桜が咲いてました!

「十月桜」と言う品種だそうです。今日は11月なので、旧暦で言う10月。
なるほど、この時期に咲いて、その名の通りなんですねぇ。

小さく可憐な花が、秋の青空に映えてました。


「高桑星桜」の前にて。

ここの桜も、少し色付いた葉っぱを付けてます。綺麗に色付いてくれたらいいなぁ♪

落ち葉を踏んで行くと、小さくシャカシャカと音がしました。


「墨俣一夜城公園」で休憩。

何度も書いてますが、こっち方面に来たら、必ず休憩します。
秋の青空と赤い欄干の橋、そして城。なかなか良い絵だと思うんです。

で、必ず来る理由が、右の写真。いつも同じベンチに座って、定点観測で写真を撮るんです。
ずっと並べて比較して見ると、季節の移り変わりが楽しいんです。


「ススキの原っぱ」

今日のお昼御飯調達に「○ラント」へ。
その途中の「犀川」に掛かる橋からの写真。

昔は、良く見られた記憶が有るんですが、
銀色に輝く穂が風に揺れる様子は、素敵です。

さて、今日のお昼は何にしようか♪


「犀川」沿いを北へ。

こんな素晴らしい景色の中を、ゆっくり進んで行きます。
高い青空が水面に映って、まだまだ緑の土手が鮮やかに見えてます。

右の写真、お気に入りの場所で、ここでお昼御飯と思ったのですが、
朝方まで降った雨の為に、路面が濡れてるのと、今日は風が有るので、パス。
もう少し行けば、東屋の有る小公園が有るので、そこにしましょう♪


堤防沿いに鈴なりの柿畑だ!

「犀川」沿いの「巣南」の辺りです。この辺りも柿の産地です。
ずっと見渡せるくらいに、柿畑が続いていて、鈴なりに柿がなってます♪

でも、でもですよ、写真に撮ると、柿の鮮やかなオレンジが出ない・・・。


お気に入りの公園で、珈琲ランチです。

静かで、なかなか良い場所です。
東屋が有るので、そこの木のテーブルを
使わせてもらいます。

メニューは、「○ラント」のピザ♪
それに珈琲豆を挽いて、入れたての珈琲!

柿畑を眺めながら、至福の昼食を楽しみました。


「美江寺」です。

先程の小公園は「中山道 美江寺宿」のすぐそばなんです。
ですので、「美江寺宿」の中を抜けて「美江寺」の交差点へ。ここが高札場跡だそうです。


広がる柿畑の中を。

「美江寺」の有る「瑞穂市」から「本巣市」に入って、ずっと広がる柿畑の中を。

こうやって写真を撮りながら走らせてますが、柿泥棒に間違われないかな(^^;

少し雲が出て来てしまって、ちょっと残念。でも柿の色と空の色、良いです!


大きなクロガネモチの木だ!

いっぱい実を付けたクロガネモチの木。「北方町」に来ました。
『ようこそ』と書かれた商店街を示すアーチが有って、誘われる様に旧道っぽい道を進んで行きます。


「北方町」の商店街です。

なかなか趣の有る町並み。こう言う町、私は好きなんですねぇ♪

町並みマップを見ていたら「円鏡寺」の山門って大きく書いてあります。
大きく書いてあるくらいだから、何か有名なんだろうな、と寄ってみる事にします♪


「円鏡寺」へ。

こんな良い感じの路地を抜けて。大きな御屋敷の横を抜けてます。

「円鏡寺」に着くと、地元イベントの真最中で、人でいっぱい!
出店もいっぱい出てて、地元特産のお店も有ったり♪

境内には、秋の気配。

「美濃三弘法」の一つだそうです。(後は、鏡島弘法、三田洞弘法だそうです)

モミジは赤く染まりかけ、銀杏は黄色く・・・秋も終盤を向かえようとしてるのでしょうね。


あれれ、これは!

道路を横切る様な形の細長い敷地。それに、この黄色と黒の柵。これは明らかに線路跡。

「名鉄 揖斐線」の踏切と、そこに続く路盤を利用した小公園でした。


思い描いた通りの、鈴なりの柿♪

「北方町」から北へ柿畑の中の道を選んで走らせてます。

柿農家の方に、柿の選別の仕方を教えてもらいました。
柿にも美人の子が有るそうで、その子は、高いそうです。あ、美人じゃなく、美柿か(笑)。


鈴なりの柿の木がいっぱい♪

なんですが、遠景になると、どうしても肉眼と写真だと、見え方が違うなぁ・・・。

やっぱり、実際に見てもらいたい景色です。


夕日に映える柿の実♪

少し日が傾いて来て、だんだん良い感じになって来ました。
発想が貧困なのか、柿の実と言うと『柿食えば、鐘が鳴るなり、法隆寺』の俳句の、
夕日を浴びて輝く柿の実を思ってしまうのです。(笑)

そんな風景が見たくて、今日は遅めに行動してみたんです♪


「富有柿センター」の柿畑です。

左の写真は、色んな品種の柿が植えられている畑。色んな形の実が有ります。

右の写真は、オーナー畑のもの。柿の木、一本ずつに、オーナーが決まっているみたい。
と言う事は、オーナーが収穫に来なければ、そのままって事かぁ・・・勿体ないな。


良い感じに夕日を浴びて♪

これで、お寺の鐘の音でも聞こえて来れば、バッチリなんですけどね。

今日は、いっぱい柿の風景を堪能出来ました。
去年は、収穫後の柿畑しか堪能出来なかっただけに、大満足!!


帰路は、こんな綺麗な夕焼けで♪

夕日に染まる柿の実=帰りは暗くなる、
と言う訳で、今日はライトを持って来てます。

でも、久しぶりの夜間走行なので、
十分、気を付けなきゃね。

ゆっくりノンビリと、楽しい一日でした。
さて、次の秋景色はどこ行こう?

本日の走行距離:約65.7kmでした。