#275:桜の花を求めて「近隣の桜 探訪ポタ!」(12/04/08)


今年も桜の季節がやってまいりましたが、今年は例年に無く、開花が遅れて。
本当なら「岡山県」の「片鉄ロマン街道」の「旧 天瀬駅」の桜を見に、
またまた遠征と思っていたのですが、開花してないのです。

と言う訳で、近隣の桜、しかも、今、満開に近い所は?と探してみたところ、
数年前まで出掛けていた「新境川堤」が良いらしい。

今回は、この「新境川堤」を目指し、その後は『桜ハンティング』と銘打って、
「岐阜」界隈をグルッと回って来ました。

土曜日は風が強く、気温も低かったのですが、今日は良くなるとか。
さてさて、今年の桜の具合は如何だったでしょうか。


「尾西緑道公園」です。

「尾西庁舎」をスタートして「木曽川」沿いに「各務原」を目指します。
まずは「尾西庁舎」近くの「尾西緑道公園」。

用水の上に造られた公園で、南北に長い敷地に桜の木が植えられてます。
今年は写真の様に、5分咲き程度でしょうか。


「木曽川」の左岸堤防を行きます。

「尾濃大橋」過ぎから、堤防道路へ。
河川敷の公園も、少しずつ新緑が芽生え始めて、春らしくなって来てます。

堤防上の道路は北上して行くと、ガードレールが有って、道なりに県道に合流してしまいます。
ガードレールから先も、以前から、ずっと舗装された路盤は続いていましたが、今回走った所、
右の写真の様に、サイクリングロードとしての整備がされてました♪


サイクリングロードを進む:1

「県道14号線(旧国道22号線)」まで来た所、「木曽川橋」の下を潜る様に、
サイクリングコースは整備されてました。

いつもは、車の切れ間を待って渡るか、ここの前で堤防から降りて、細い道を抜けて、
地元の人しか知らない地下道を行くかでしたが、こんなに快適にアンダー・パス♪


サイクリングロードを進む:2

「木曽川橋」の下を潜り、再び堤防上の道へ。
400m程進むと、右の写真の様に、河川敷に下ります。

写真では分かりにくいですが、ベンチが有って、休憩にも良いかも(トイレが有ると、もっと良いな)。


サイクリングロードを進む:3

自然をイメージしたカラー舗装の快適な路盤が続いて行きます。

途中、ベンチが有って休憩出来ます。
右の写真は「名鉄本線」の鉄橋の所ですが、ここも、快適にアンダー・パス。


サイクリングロードを進む:4

正式なサイクリングロードの名称は、不明。ここらは「木曽川沿川緑地」と言うらしい。

右の写真は「国道22号線(通称:22号バイパス)の所。
「JR東海道線」も、こんな感じで、快適にアンダー・パス。

つまり、「木曽川橋」近くで、堤防道路から離れてから、ここまで、ノンストップ♪


サイクリングロード終点?

左の写真、河川敷で舗装がプッツリ無くなってますが、サイクリングロードは、
もっと手前で、堤防上に上がる様になってますので、ご安心を。
でも、私は、別に通行止めでも無いので、このまま真っすぐ行きましたけど。(笑)
この様に、綺麗に整備されていて、快適に走れますので、皆さんもどうぞ。

「木曽川沿川 サイクリングコースMAP」と言うパンフレットを、
「尾西庁舎」で手に入れて来ました。
多分、沿線の「犬山市」「扶桑町」「江南市」「一宮市」「稲沢市」の役所で貰えると
思いますので、参考にしてみてください。

右の写真が、堤防上を進んだ正規の道(笑)。
この先、サイクリングロードは、公園の南側を通って行くのですが・・・。


堤防上を行きます。

左の写真の様に、自転車の看板も出ているのですが、歩行者の邪魔にならない様に。

右の写真は、「平成川島大橋」。
「一宮タワーパーク」から「渡橋」で「南派川(と言うそうな)」を渡って「川島町」。
そのまま「平成川島大橋」を渡って「河川環境楽園」方面へ。

昨日に比べて、綺麗に晴れ渡って、しかも風が無く暖かで、快適、快適♪


右岸側に渡って、1本桜♪

「河川環境楽園」の隅っこを通らせてもらい「かさだ広場」を経由し「木曽川」右岸へ。

信号待ちしていた時から、気になっていた桜へ。
右の写真の様に、やっと花開いて来ました、って感じで、まだ、つぼみもいっぱい。


「手力の火まつり」の「手力雄神社」です。

「名鉄 高田橋駅」近くの、お気に入りの場所に行く前に、ちょっと寄り道。
「美濃まつり」と同じ、4月の第2土曜日に行われます。

今日は、1週間前ですので、その準備中。
今年の豊作を占う、御神灯(高さ20mもの行灯)を立てている所でした。


お気に入りの「名鉄 高田橋駅」周辺です。

「新境川堤」に比べて、木が小さい?川が狭い?・・・いやいや、小規模ですが、良いんです!
なんと言っても、とにかく、人が少なくて静かなんだってば!!

桜と列車と写真を狙ってましたが・・・やっぱり「名鉄電車」は赤が良いなぁ。


一番、お気に入りなのは、ここ。

線路を越えた北側の、小さな堰の有る場所が、お気に入り。
川のせせらぎを聞きながら、風に吹かれていると、ゆったり出来ます。

もう少し満開だと、もっと良かったのですが、贅沢は止めておこう。


川沿い「JR線」を越えた先。

お気に入りの場所から、川沿いに少し進んだ所。
ここは、車もまったく通らないから、静かで良い。(「JR」の鉄橋が低くて通れないのも有る)

桜の開花状況は、右の写真の様に、まだまだ、5分も行ってないくらいかな。

この後は、川沿いにダートの堤防を走らせて、県道に出ました。


「那加 手力雄神社」です。

普段は、県道に出ても通り過ぎて、川沿いに「新境川堤」まで行くのですが、
今日は「弁当」を買いたくて、新しく出来た弁当屋さんが無いか探して、県道沿いに進む事に。

すると、すぐにここが有るので、ちょっと、入り口の写真だけ撮るつもりでしたが、
『信長公 弓掛けの桜、的場の桜』と有りましたので、寄り道、決定♪

右の写真が「的場の桜」。大きさから言って、往時のままのじゃ無いだろうけど。
この写真を撮って、境内の方を見たら・・・。

「那加 手力雄神社 社殿」と桜。

こんな桜の絵が見えたもんですから、誘われる様に境内へ。(笑)

右の写真は、社殿左側の物。七五三向けの可愛らしいキャラクターは余分だけど、
古い建物と桜のコラボレーションが、良いんだ♪

もう一方の桜と、見物です。

正面から見ると、こっちの桜の方が大きい。写真では、実際に見る程の感動が伝わらないのが、残念。

右の写真は、社殿奥の本殿に有る、龍の彫刻。あまりの出来の良さに、近隣の畑に出て悪さしたとか。
出来の良い彫刻には定番の伝説ですが、確かに、動きの有る良い出来の物です。

最後に、駐車場に有った桜。

1本の大きな木です。右の写真の様に、花の付き方が、ソメイヨシノとは違って面白いな、と。


ついつい、旧道っぽい道を。(笑)

「弁当屋」を探して県道を行くはずが、旧街道っぽいのが有ると、そっちへ行っちゃうのだ。
二股に分かれた所には、こんな御地蔵様が祀られてたり。

そのうち、桜が見えて来て。小学校の様です。(写真:右)
割と古木の様なので、もっと写真を撮りたかったのですが、これで精一杯!
昨今、子供の居る学校にカメラを向けようものなら、即、不審者扱いですものねぇ(^^;


「新境川堤」に到着。

県道を出て、そこを進んで来て、保健所前の橋からの写真。(左の写真)
まだ、満開じゃないからか、圧倒感に欠けるなぁ。

とにかく人が多いので、自転車が邪魔だけど・・・気を付けながら右岸側を。
下流に向かうに従って、開花が進んでいるような気も。皆さん、お花見の準備ですね!

う〜ん、やっぱり圧倒感が・・・。

これだけの桜が並んでいるのに、以前感じた圧倒感が感じられない。
ここの所、孤高の古木の桜の探訪を続けて来たからかな。

いや、満開じゃないからだよね(^^;


『花より団子』じゃないが、お腹が空いた!

「弁当屋」を探して来たのだが、無かったんです。
で、桜を楽しんでから、ゆっくり食事と思ってましたが、やっぱり、腹が減った!

すぐ東に、ここ数年開発の進んだ店舗街が有るので、そこに行けば何か有るかと。
「すき家」の看板が目に入って、そこに吸い寄せられる様に(笑)。

食事後、装備を付けながら、隣の敷地を見ると『あら、パン屋さんが有る!』。
お腹は満足してますが、おやつにでも、と立ち寄って来ました。


再び「新境川堤」へ。

すぐに走り出すと、お腹が苦しいので、少し、堤防で休んで行こうかな、と。
堤防上の道沿いに、枝垂れ桜が有りました。

土手の階段に座り込んで、さわさわと吹く風を感じて・・・やっと春になった実感でした♪


ここからは「桜ハンティング」です!

目的地の「新境川堤」の桜を見たので、とにかく、人混みから離れたくもあって、
ここからは『目に入った桜』を見に行く「桜ハンティング」を楽しみます♪

まずは、左の写真の桜から。
右の写真は、そこに向かう途中に有った、小さな桜並木。

で、目的の桜は?・・・民家の裏の桜だったので、写真は自粛。綺麗では有った♪


目に付いた桜の木。

路地を走りながら、ウロウロと。で、見つけたのが、この桜。
川沿いに張り出す様に生えていて、綺麗では無い流れながら、川面に映る影がまた良い。


「岐阜連隊」跡地の公園の桜。

割と大きな桜の木が、綺麗に咲かせてました。
大きな木は、メタセコイアかな?どちらも、連隊が置かれていた頃から、有ったのかな。

この後も、キョロキョロしながら走って「梅林中学校」の敷地に「旧岐阜薬科大学」の碑と、
良い枝振りに綺麗に花を付けた桜を見つけたのですが、写真は自粛。


「梅林公園」の桜です。

先程、自粛した「梅林中学校」から「梅林公園」は近いので、寄ってみました。

この桜は、公園の裏側、少し坂を上がった「でんがく屋」さんの所。
まだまだ満開じゃないけれど、この圧倒感。しかも、人が居なくて静かなのが、良い!

静けさを味わってました♪

シーズンを終えた公園は、狂気の賑わいから、普段の静けさを取り戻しており、
名残の梅の香と鳥達のさえずり、そして、聞こえて来る尺八の音、そして、この桜。
『いやいや、これが、正しい花見でしょう♪』と、1人悦に入ってました。


「岐阜別院」の桜です。

「梅林公園」から「岐阜市街」をウロウロと。昨日、今日と「道三まつり」をやっているので、
中心部には近寄りたく無くて「粕森神社」の先から、旧街道っぽい道を通って。

まずは、本堂でお参りを済ませて、境内の一角で花見と洒落込みます。
少しだけ、ハラハラと花びらも落ちて来て・・・いや、酒は無くても、最高の気分だ♪

桜に包まれた境内。

大きな本堂の両脇にも、大きな桜の木。
そして、境内には「親鸞上人」の像と、枝垂れ桜。(この子は、まだ早かったのが残念)

お寺と桜と言えば、『「吉野」の桜に行ってみたい』と、ここ数年、思うのだが。


「長良川」堤防を行きます!

「長良川」の堤防は、休日は歩行者/自転車に解放されるので、そこを行きます。
すぐ下、堤防の法面に「長良川サイクリングロード」が有るのですが、景色は、絶対、こっちが良いし。

右の写真、途中で見掛けた柳の木。新緑が芽生えて来て、美しいでしょ?


通称「鏡島弘法」の「乙津寺(おっしんじ)」です。

「美濃路」沿いに有る、由緒有るお寺です。すぐ裏に有る「小紅の渡し」は、ここの為に有るとか。

今日は4月8日で、お釈迦様の生まれた日。そう「花祭り」の日。
この写真の本堂で、甘茶をいただきました。

ここの桜は、本堂脇と駐車場にも。でも、右の写真の様に、まだ梅が頑張ってました♪


「JR東海道線 長良川橋梁」にて。

「鏡島弘法」の後は、いつもなら「河渡橋」を渡って「長良川」右岸を下るのですが、
この時期の「墨俣一夜城」には近づきたく無いし、いつも同じじゃ面白く無いし。

と言う訳で、左岸側を道を探して、休憩した時、足下のタンポポが、これまた、春らしくて。
今までも見てるのだけれど、日差しが暖かだと、余計に春を感じるのでしょうね。


堤防の菜の花が綺麗だったので。

「日置江」の辺りです。堤防に咲いている菜の花(多分、セイヨウカラシナ、ね)、
他の場所だけど、昨日は全然だったのが、今日は暖かだったので、一気に開花が進んだのかもなぁ。


「岐阜運輸支局」の向かいの桜。

歩行者/自転車しか通れない堤防上の桜。いつも、この時期なら桜のトンネルなのですが、
今年は、まだ、こんな程度。右の写真の様に、まだまだ、咲いた方が少ない。


「境川」堤防の桜。

「岐阜羽島ゴルフ倶楽部」の辺りです。
ここから先も、桜のトンネルの、良い場所なんですが・・・まだ、この通り。

右の写真、やっと花が開いて来たばかりで『今、開きました!』と言っている様な。(笑)

普段、殆ど車の通らない道ですが・・・。

この時期は、桜見物か、時折、車が通りますので、お気を付けて。

しかし、今年は、残念だなぁ・・・来週末まで、もつだろうか?


「足近」の「美濃路」にて。

ここは、菜の花と桜が咲き競うので、有名な場所・・・なんですが、まだ、この程度。

でも、昨日、車で通った時は、もっと咲いて無かったから、やっと菜の花も本気を出したのかな?(笑)


「尾西庁舎」近くの神社の桜です。

ここの桜も、右の写真の様に、やっと咲き揃って来た、って具合でしょうか。

ボンボリが出ていて、夜は夜桜が楽しめるのかな?


「尾西庁舎」に帰着です。

庁舎正面玄関横の桜です。
先週「河津桜」を見に出掛けた時、やっと、1、2輪ほど咲いてただけでした。
でも、もうすっかり、満開間近の様子。でも、上の方は、右の写真の様に、つぼみがいっぱい。

今年は、寒さが続いたので、木に寄って開花の進み具合に、大きく差が出てます。
一気に咲き誇らないので、歯抜けに見えて少し寂しいかな。

でも、記事に載せた様に、綺麗な桜が、いっぱい有りました♪
まだ、場所を移せば(北の地方に行けば)、もう少し楽しめそうですね!

本日の走行距離:約66.5kmでした。