#21:LOUIS GARNEAU LGS-CCT ’04(事務長4号車)


<改良:9 2005/07/07>

ついに、リアを9速化しました。
「シマノ」社の「105」の10速化の発表があって、9速のSTIが安く入手できたからです。

合わせて、タイヤを35Cの物に戻しました。
戻した理由は、ポタの時に、ダートとかでも気にしないで走れるのが、本来のコイツの素性かと
思い直したからです。

タイヤが太くなって、骨太な感じに戻りました。

タイヤの変更は、今回の9速化前に、
完了していました。

実は、面白い事があって、登りではこちらの
方が走り易いんです。
多分、タイヤの回転マスと、直径変化に因る
力点/作用点の関係だと思うのですが。

車両重量は10.4kg。


9速かにあたって、STIは「シマノ」社の「105(ST−5510−S)」を採用。

やはり、入門用の「SORA」よりも、見た目の部品の精度感は高いですね。
しかし、フロントのギアダウン時の操作感はあまり良く無いです(「SORA」の方が良いかも)。
これに関しては、もう少し当りが付くまで、様子見です。

  
リア・カセットは「シマノ」社の
「アルテグラ」の13−25T改、
13−27Tです。

ダホン・ヘリオスのギア比を見直した
結果余った、12−27Tの部品と、
13−25Tを組み合わせてみました。

13T〜17Tまでが1枚飛びのクロス、
19T〜27Tがワイドと言う変な
組み合わせですが、走行感は目的通り。
変速性能も問題無しです。


<改良:10 2005/10/01> フロントW化です。

先日来より、どうもフロントの変速性能が気になってまして。シンテシに比べて、鈍いのです。
そこで、ギア板をFSA社の物でアウター、ミドルで統一してみたのですが、解消されません。

で、どうするか?・・・答えは、すっぱりとフロント・トリプルを止めて、W化してしまいました。

実は、理由は他にもあって、今までは軽いギアで坂を楽に登ろうと画策していたのですが、
先日の「棚田ポタ」で一つの答えが出ました。

軽いギアにすると、ペダリング回数が増え、運動量が多く成り過ぎて、心肺機能が追いついて
行かないのです!結果、結局は押して登る事に・・・なら、すっきりとW化と言う訳です。

見た目は、ほとんど変わりません。

リア・ディレーラーはトリプル用のGSの
ままですが、これの変更はまだ未定です。

車両重量は10.3kg。
BBのサイズの変更、FディレーラーのW化、
インナーギアの廃止でも、大きな変化無しです。

ギア板はFSA社の50−39Tです。
このFSA社のインナー・ギア39Tには引き上げピンが有りませんので、
トリプルのミドルに使用すると、インナー→ミドルの変速性能が落ちますので、要注意です。

W化に伴い、BBのサイズも122mm→113mmに変更しました。
また、Fディレーラーもシマノ社の「105(FD−5504B)」から
「アルテグラ(FD−6500B)」に変更しました。

リア・カセットは、街中での使用性の向上を狙って、13−25Tに変更です。

今回の改良の結果、本来なら登坂性能は落ちるはずなのですが、何故か、今まで押していた坂
(養老公園の坂)では、乗ったまま登れてしまうと言う結果が出ています。
これは、私自身の心肺機能内で、有効なギア比となったのではないかと思っています。


<改良:11 2006/07/02> クランク歯数変更とリア・ディレラー変更です。

最近どうも、身体の性能がバージョンアップした様です。
平地での巡航状態で、フロント50Tで13Tが踏めてしまうのです。
これでは、坂道では脚が余ってしまう・・・そこで、フロントギア板を52T化しました。

合わせて、フロントW化しても、そのままとなっていたリア・ディレーラーをショート化しました。

左が変更前。右が変更後、です。ロードっぽくなったかな?
実は今回、ステムも58mm→80mmへ、変更しています。

変更後の車体重量は10.5kg・・・何故か200g増えてしまいました。

テスト走行で、養老まで往復しましたが、巡航状態でリアカセットが1枚余るので、思惑通りです。

クランクのギア板は、変更前50/42Tから、52/39Tに変更。

チョイスしたのは、「ストロングライト」社の「Kit130 PCD130シマノ用 歯数:52/39t」。
実は、これ、タイガーさんの置き土産でした(笑)。

リア・ディレーラ−は「シマノ」社の「アルテグラ(RD−6600)」

さすが最新のリアディレです。STIがそのままでも、変速感が向上しています。

ステムの変更理由は、ヘリオスのポジションに比べて、窮屈感が有るためです。

もともとヘリオスは、シートポストの関係でハンドル化〜サドルの間隔が広めなのですが、
最近、遠距離でヘリオスを乗る限り、ゆったりしていて楽なのです。
ですので、ステムを長くして対応しました。チョイスしたのは、オリジナルのステムです。
(私が、オリジナルのポジションに慣れたのかな?)

ボトルゲージも変更。

Akiさんの「SPECIALIZED GLOBE'06」に愛用の樹脂製を譲ったので、
新規に導入しました。
メーカーは「箕浦」社。ペットボトル対応の製品です。


<改良:12 2006/10/15> アルテグラ10速導入です。

タイガーさんの「KHS F18−R」で採用した「シマノ」社の「10速アルテグラ」の操作感の
良さが気になってましたが、今回、オークションで安くSTIを入手したので、10速化です。

今回の10速化に伴う、変更部品は、リア・カセット、チェーン、Fディレーラー(在庫品)です。

*撮影環境の事情により、記事アップが遅れました。

左が9速、右が10速です。見た目の大きな変化は、無いですね。

よく見ると、STIのブレーキレバーとハンドルの関係が近くなってます。操作し易いですよ。


ハンドル周りです。・・・実は、ハンドル幅も変わっています。

ハンドル幅の変更理由は、シンテシに9速STIを移植するのに、ハンドルごと持って行ったから。
とは言っても、390mm→380mmですので、大きな変化では無いです。

新型「アルテグラのSTI(STー6600)」の操作感は、確かに良くなってます。
特に、レバー回転軸の見直しによる、レバー軌跡を円弧運動化は効いてますね。


Fディレーラーとチェーンです。

Fディレーラーは、9速化の際に入荷間違いで在庫の物。「シマノ」社「FD−6600F」。

10速用のチェーンは、9速までの物と違い、リンクピンがサイドに飛び出ていないのです。
これがフロントの変速に際して、ディファレンシャルプレートとの接触異音を無くし、
スムーズさに貢献していると思えます。 チェーン「シマノ」社「CN−7801」。


リアカセットも10速専用です。

「シマノ」社「アルテグラ CS−6600」
歯数は、12ー25Tです。

9速当時から、12Tが増えた形ですが、
登坂の楽さを考えると、ロー側に増やした方が
良かったかも、です。
これは、今後変更も有り得ますね。


CCTでの輪行も考慮しての装備です。

ドリンクホルダーを追加しました。
メーカーは、前のと同じ「箕浦」社。
ペットボトル対応の製品です。
この状態での車重は、10.5kgと変わらず。

気分で『どこまでいけるかな?ポタ』を
行う際、気兼ねなく走る為です。
行けるとこまで行って、帰りは電車・・・。

こう言う楽しみも出来る様にです。 笑


<改良:13 2008/05/23> コンパクト・クランク化です。

以前,52−39TでW化したクランクですが、やっぱり、私にはオーバースペック(笑)
また、坂道の登りがキツいなぁ・・・と言う事で、登りが思いっきり楽な仕様に。
コンパクト・クランク、リアカセット12−27Tを導入しました。

今回の改良で、真っ黒度がアップ(笑)

精悍さが増して、楽に乗れて、
かなり良い感じに、仕上がりました。

この状態での、車重は10.4kg。
ちょっと計算が合わないのですが、
まぁ、それ以上に気に入ってます!


導入したクランクは、「FSA」社の「COMPACT MEGAEXO」
「シマノ」社にしなかった理由・・・あの形状が好きになれない。古い人間なんでしょうね(笑)

登りを考慮してインナーの歯数を34Tとする為、また、アラヤで導入した165mmクランクの
楽さも有って、のコンパクト化だったのも有ります。
重量は、「スギノ」社の「RD-5000」973g→「FSA」875gと、マイナス98g。

リアカセットは、この改良の前に12−27Tに変更してあります。
コンパクトクランクに27Tで、かなりの登りも上がれそう(笑)

「シマノ」社の「HOLLOWTECH II」の様に、クランク軸一体の構造。

こう言う場合、BBの納まるシェルケースのサイド面の平行度が、回転性能に影響を与えます。
(左右のベアリングが独立している為)
平行度が出ていない場合、フェースカットと言う作業が必要ですが、
御陰さまでCCTは、そのままで行けました!

改良後のインプレッションは・・・。
クランク長が短くなったのも有りますが、クルクルとクランクを回す事が出来て、良い感じ。
肝心の登坂性能は、かなり楽に登れて、ご機嫌!(日本昭和村の坂で、体感出来ました。)


<改良:14 2009/12/26> ホイール交換です。

前回の改良で、ほぼ理想のバイクとなったCCT、もう改良も必要無いと思ってましたが、
メンテの際、リアホイールを回転させると『カチャ』と言う、リムの中で何かが動く音が!

リムは「Mavic」社の「Open Pro」で、ニップル部分はハ止めになっていて、組上げ時に、
ニップルが落ちる隙も無く、また「サイクルワールド」さんで組んでもらったホイールですから、
そんな初歩的なミスも無いでしょうし、だいたい5年以上使用して出るのも?だし・・・。

リム内部に何かしらの障害が発生と判断し、リム交換を見積もりましたが、
「サイクルワールド」さんの見解では、スポーク、ニップルも同時交換した方が良いとかで、
新品並みの値段になりまして・・・。

と言う事で、新しく組上げてもらう事に決定!
実は、もっと軽量なホイールを物色していたのも有って、良い機会では有りました。

左が変更前で、右が変更後です。

CCTのカラー・コンセプトは濃い緑のフレームに合わせた、ダーク色。
ですので、前回同様に、ブラック基調のホイールを狙って、部品チョイスしてます。
リムがCDとなった為、ブレーキシューの当たる部分もダーク色になってます。

車両重量は、10.3kg。


今回のリムは、リム「Mavic Open Pro CD」。

表面にハードアルマイト加工が施されてて、耐久性が高いと言う事で決定しました。
実は発注してから『CDってどんな色なんだろ?』と焦りましたが、ダークグレーで一安心(笑)。
しかし、やはり、右の写真の様にブレーキシューに小石が挟まると、表面を削ってしまいますね。

スポーク「チャンピオン 1.8-ブラック」、ニップル「アルミ シルバー色」と前回同様です。
細いスポークにアルミニップルだと、耐久性(特にリムの振れやスポーク切れ)を問題視されますが、
5年以上使用しても全く問題有りませんでした!


今回のハブは、「シマノ」社の[XTR]「HB/FH-970」。

カラー・コンセプトでダーク色のハブが欲しいのですが、現行の「XT」はシルバーのみ。
「Deore」ならブラックですが、新ホイール投入に際して、グレードダウンも・・・ね。

と言う訳で、現行の「XTR」を奮発して投入!!!。
もっとも、ちょっと前からホイールのグレードアップを狙っていて、ロード用の「WH-RS80-C24-CL」
なんかも考えてましたので、価格的には良かったのですが。(エンド幅132.5mmなのでロード用も可)

結果は、乗り心地も良く、良く進む良いホイールになりました♪
昨年末の「東濃鉄道廃線跡」で、その恩恵を実感して来てます。

ロード用にしなかったのは、少ないスポークに寄る乗り心地の悪化と、私の使用環境での耐久性からです。
飛んだり跳ねたり、ジャックナイフとか・・・これじゃ、もたないでしょ(笑)。
ちなみに、旧ホイールはリムだけ手に入れて、組み替え済み(予備ホイールね)。