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ヤフー掲示板で知り合いになって、当サイトのイベントに参加いただく様になった
hideさんのバイクです。
GIANTの今年の春のモデルで、かなりファッション性の高い街乗り重視のMTBです。
確かに第一線の競技用MTBに比べれば、戦闘力は無いのでしょうが『街乗り』と言う
点では、文句無いベースでしょう。私もこのシンプルなデザイン好きですよ!!
今回、さらに『街乗り』性を向上すべく、私、事務長が手を入れてみました。
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例によって、改造前にイメージ検討です。(左がオリジナル、右がデザイン案)
今回はオーナーのhideさんの『現状より漕ぎを軽く!』の要望に対して、
大変、気に入られている外観のおしゃれなイメージを壊さない様にデザインしました。
シマノの完組みホイールはオーナーの希望により採用です。 |
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<第1次改造完了です。> 2004/08/07
どうです?デザイン案のイメージ通りでしょ?そして、おしゃれでしょ?
この状態でオリジナルの13.8kgから12.9kgになっています。
事務長1号車のアラヤが12.2kgだから、第2次改造でクランク等を変更すれば、
良い線に行くでしょうね!!『これが普及版MTB?』って出来栄えでしょ!
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クランクはシマノのグレード外部品。GIANTのデータではRPM 22/32/42 170mm 。
フロントの変速機はシマノ社のアセラA(E式、上引き)。
リア・ディレーラーはシマノ社のRD−M750GS。あえて、最新のM760じゃなく、です。
『ロー・ノーマル』って、止まる時に一気にシフトダウンできないですから。
リア・カセットは8速用のロード系。12T〜25Tを暫定で使用中。
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フロントフォークはオリジナルのままで、SR SUNTOUR社の G3SF01 75mm ストローク。
フレームと同色が素敵でしょ。
ブレーキは前後共にシマノ社の最新のXTグレードのVブレーキ。
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レバー周りはオリジナルのままでシマノ社のST-EF29(8速用)。
ただしケミカルチューンで、操作感は上級グレードに匹敵する程に仕上げてます。
バーエンドはタイオガ社のショートタイプ、パワースタッド5。
ホイールはシマノ社の完組みWH−M540。
タイヤは、全体のデザインと漕ぎの軽さを狙って、パナレーサーHi-Roadの26×1.5コンペ。
ケブラービードなのでいつものデュアルカラーに比べて−60g。
値段はプラス¥630円/1本ですが、軽いです。
ホイールへの組込みはオーナーが行った為、タイヤのロゴとホイールの関係があって無いですね。
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<まとめ>
第1次改造の結果は、2重丸だそうです。
変速性能も向上してますし、念願の『漕ぎ』
の軽さは言う事無し!!
先日700C化した熊さんのバートに楽勝で
付いて行けるそうです。
しかし、オーナーの要望で第2次改造の
パーツ手配が済んでいます。
写真は、完成後「岐阜の花火」に出かける
前の「田中珈琲店」ミーティング後です。
しかしこの後、夕立が・・・。
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<改良:1 2004/08/28>
残りのパーツをすべて交換して、第1期改造計画は完了しました。
フルXTの高速巡航可能な、オンリーワンの街乗りバイクの完成です。
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いかがでしょう?かなり、良いでしょ?
クランクが交換されて、よりいっそう
質感が上がりましたよね。
自転車ってのは趣味の乗り物ですから、
所有欲を満足させるには、パーツの質感
ってのも重要なんですよね!
脚力も関係はしますが、30km/hから
も加速できるとオーナーも大満足です!!
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クランクは現行のXT、FC−M761の48T−36T−26Tを採用。
事務長1号車のアラヤと同ギアサイズ仕様で、これに合わせて後ろのギアもロード系アルテグラの
11T〜23Tです。ゆっくりクランクを回して巡航するにも、このサイズが好きです。
これで、十分歩道橋くらいの坂は登れますし、最高速度も稼げるって訳ですからね。 |
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ステアリング周りです。シフター、ブレーキレバー共にXTをチョイスです。
オリジナルのシマノ社のST-EF29(8速用)に比較して、レバーストロークが小さくなり、
変速時の操作感が各段に向上してます。
ロード系ギアのクロスした特性を十二分に生かす上でも、操作感の向上は必須です。
ステムは当サイトでは御馴染みの「グランジ」社のタフエックスステムの旧モデル。
現行モデルはポリッシュで溶接痕も無くなってます。
(ブラスト処理の旧モデルの方が質感があって良かったのですが・・・。)
ステムキャップはこのバイクだけに、デザインに合わせて磨き出したアルミ製
(オリジナル品ですよ!)ステムだけでも−70gです。
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リア・ブレーキにはシマノ社の
カーボン製ブレーキブースターを追加。
ROCKのフレームは材質的にも柔らかく
乗り易いのですが、Vブレーキの強力さ
故にブレーキ時にシートステーがかなり
たわみます。
そのままでもブレーキの効きには支障無い
のですが、シートステー両端の溶接部分に
負荷を与え続ける為、クラック防止の為の
装備です。
もちろんスタイリング的にもグッドですよね。 |
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オーナーのhideさんと愛車です。
かなり満足されてます!この満面の笑み
からもわかるでしょ?
ベース車両価格と改造費合わせて10万円
をオーバーしてますが、フルXTでここまで
シンプルなデザインの市販バイクって無い
ですよね。
トータル重量は12.5kg近いですよ。
まさにhideさんの為のオンリーワンです。
さぁ、走りに行きましょうね!!
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<改良:2 2004/12/19>
先日、当サイトではMTB用ステムで御馴染みの「東京サンエス」さんの「グランジ」ブランドから
「700Cトランスファー」と言う部品が発売されました。
そう、Vブレーキでも700Cホイールが使える様に、ブレーキ位置を変換するキットです。
700C化したバートの熊さんと、一緒に走る機会の多いhideさん、これに目をつけて
いきなり700C化です。
組上げは、私、事務長が行いました。
(普通に組むには難しく無いのですが、ちょっと理由がありまして・・・理由は後で!)
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どうです?700Cを履いたROCK 5200は。
シルバーのホイールをチョイスしてあるので、
すっきりと清潔感漂う仕上がりでしょ!
タイヤサイズが700C×20Cですので、
タイヤが細くて繊細な感じさえしますよね。
実は、このホイールが曲者でして。
そ、ロード用なんです。
エンド幅が違うので、普通は付かないのですが、
そこは「ちゃりきマジック」です。
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「グランジ」の「700Cトランスファー」。
26インチ時のVブレーキ取り付け部に、
組み付けてブレーキ位置を移設するキットです。
価格は片側、¥3,360円。(アサヒ価格)
重量は115gですので、ディスクブレーキ化
するより軽量ですね。
ディスク台座の無いフレームでも700C化
できるって事です。
ただし、フレーム取り付け部はちょっと心配。
掛りが少ないんです。ですので、ステンレスの
ワッシャを表裏に入れて組みました。
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ホイールはシマノ社のWH−R550。105グレードのホイールです。
重量は前後で1852gですので、マイナス48gの軽量化にもなってます。
これ、ロードのホイールですから、当然、ROCK 5200のエンド幅では付きません。
実は、hideさん、このホイールをデザインが気に入って、手配しちゃったそうで。
要は、エンド幅が135mmになれば良いので、古いMTBからハブ軸を流用し、
片側2.5mmのスペーサーを入れて組み直しました。
ま、新品のハブでも「玉あたり調整」は、した方が良いので、その作業に合わせて行いました。
*シマノ社のWH−R6500以上の物では、ハブ軸が多段になっているので、
この方法が取れない物もあります。実施の際は、自己責任でお願いします。
タイヤは「パナレーサー」の「Stradius Elite Lite」の700×20C。これ、かなり細いです。
重量は210gでしたので、マイナス170gの軽量化になってます。
勢いで、これをチョイスしたhideさん、今後使ってみて、結果によっては変更の可能性あり、
だそうです。(テストライドした感じでは、これで行けそうでしたね!)
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サドルは今回の改良では無いですが、合わせて紹介します。スペシャライズド社の「Alias」です。
毎年の様にモデルチェンジされて行く「ボディジオメトリー(人間工学)」を考慮された商品です。
薄く軽量なサドルですが、全体がしなる様な感じで、セットさえ出せばお尻の痛みはありません。
スタンドも軽量な物に変更です。事務長のバイクでも愛用の「NUVO」の物です。
これ、軽量で仕上がりも良い上に、価格も手頃(¥1,350くらい)なんですよ。
他のタイプも有ります。「レポート」のページに紹介記事がありますので、参考にしてください。
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今回の改良で、また変なバイクが1台増えました(笑)。
でも、個人の好みで自由に組んでも、性能さえ、きちんと出てれば、良いのではないでしょうか?
自転車ってそれだけ、自由な乗り物だと思うんですよ。みんなで楽しみましょっ!
(本気の競技はレギュレーションとかあるから、無理でしょうけどね)
今回の改良の結果、総重量は12kgちょうどになりました。
フロントサス付きのクロスバイクと比較しても、そこそこでしょ?
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<改良:3 2005/10/01> ドロップ・ツアラー化!
事務長2号車シンテシ、ひみよしさんK2に続き、MTBのドロップ化、第3弾となりました。
本人の好みにより、『ポタをより快適に』を目指して「ランドナー・バー」の選択です。
さて、どうなりましたでしょうか?
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完成したスタイルです。
シンテシ、ひみよしさんK2は26インチ
ですが、hideさんROCK 5200はすでに
700C化されてましたので、ちょっと趣が
違うかな?
しかし、旅の友を目指した改良と言う点では
同じですよね。
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ハンドル・バーは「旅の友」をイメージして「日東」のランドナー・バー B132を選択。
このランドナー・バーが曲者でして、390mm幅を選択したのですが、通常のドロップバー
と違い、バーの下側の広い部分の寸法を言うそうです。
ですので、通常のドロップバーより、狭いサイズになりますので要注意です。
これに本革のバーテープと渋く決めてます。(巻くのがちょっと大変でした!)
STIはシマノ社の「アルテグラ」。選択はオーナー自身で、理由は、他のパーツがシマノ社の
XTグレードなので、グレードレベルを合わせたそうです。
ブレーキの補助レバーは TESTACH社のを使用。ブレーキワイヤーの調整機構を兼ねさせます。
シフト・ワイヤーの調整はjagwire社のロケットアジャスターを使用しています。
F・ディレーラーは、ドロップ化前と変更無しの、シマノ社のXT−760(FD−M760)。
当然、ロードSTIのシフターの巻き取り量の違いの問題が出ますので、いつもの改造を実施。
レバー比を合わせる改造ですので、当然これでシフト性能は、ばっちり!です。
なお、今回の改造では、クランクはFCーM761のままなので、ディファレンシャル・プレートの
削り加工は行っていません。
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<完成車とオーナーのhideさん>
オーナーの満足そうで、得意げな表情が
完成度を物語ってるでしょ?
完成試乗で60km程走って来ましたが、
狙い通りの結果だそうです。
サドルバッグも、改造作業を見に来られていた
「工房yamauchi」さんに黒色の改良版
を発注してましたね!
でも、まだまだ、改良は続きそうです!
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