#33:サイクルハウス ジロ MB-1 tamoスペシャル(tamoさん)


「ちゃりき!」メンバー1の若手の「tamoさん」のミニベロです。
自転車整備の有資格者なので、頼りになるメンバーの方です。
(昔は、参加者全員のバイクを、私一人で見てたので、彼が参加だと助かります〜!)

今回はシクロクロスとの入れ替えで「サイクルハウス ジロ」のキット・フレームを元に
スペシャルなミニベロを製作されましたので、ここに紹介いたします。


左が、普段の通勤仕様。右は、臨戦態勢用。同じ車体を目的によってセットアップされてます。

通勤仕様は、フロントホイールにハブダイナモを装備、太め(1.5サイズ)のタイヤ。
リア・キャリアも装備で、車両重量は13kgオーバー。

臨戦態勢用は、余分なものを取り払い、ハブ.ダイナモ無しのフロントホイールに、
タイヤを20×1 1/8サイズのハイプレッシャーにタイヤに履き替えます。
この状態での車両重量は、10kg台。強力な脚力と合わせて、戦闘力は高いです。
今年の「鈴鹿エンデューロ」は、これで参加されてます。

フレームは、アルミ製。スケルトン的にも戦闘力がありそう。
カラーはオーダーできるそうで、この色、かなりのお気に入りだそうです。
フレーム単体¥28,350円。カラーオーダー:単色¥8,820円とリーズナブル。


ハンドル回り、STIは「シマノ」社の「ティアグラ」。今年で3年目、そろそろ寿命だとか。
ハンドルは、ステム取り付け径が31.8mmのスーパー・オーバーサイズ。

サドルは「スペシャライズド」社の「アリアス」。
本人コメント:『ちょっと硬めだけど、局部の痺れがまったく来ないのでいい具合。 』だそうです。
通勤仕様時は、「箕浦」社のアルミ製リア・キャリアも装備。


フロントの駆動系。

クランクは「FSA」社の「Gossamer COMPACT MEGAEXO」。
「シマノ」社の「HOLLOWTECH II」と同構造のBB形式。
構造が同じだけでなく、ベアリング部なども共用可能。工具も使えるそうです。
これに、DURAのTA用チェーンリング(もらい物だそうです)54Tです。
『デザイン的にもいい具合。ピンクのチェーンリングピンがワンポイントでお気に入り。 』

フロントディレーラーは「シマノ」社の 「アルテグラ(FD−6500B)」。
ミニベロのフレームに、ロード用のフロントディレーラーをそのままマウントすると
ディレーラーのデファレンシャル・プレートにチェーンが乗ってしまって使えないので、
直付けディレーラーと直付けディレーラー用バンドの間に、特製のアダプターを使用してます。

「ちゃりき!工房」特製のアダプターは、A2014材(ジュラルミン)から削り出した物。
現在の54Tでいっぱいいっぱいなので、これ以上の歯数用は、形状変更で対応可能。


リアの駆動系。リア・ディレーラーは「シマノ」社の「ティアグラ」。

スプロケは12−23T。『現在の54Tだと、11−21Tでも十分いけそう』だそうです。

リアハブはフレームのエンド幅が132mmと、ロード(130mm)、MTB(135mm)の
どちらでも使えるので、ディオーレをチョイス。


通勤仕様時の、ハブダイナモ&ライト。

これがないと夜走れないです。ランプステーはFフォークのキャリア・ダボを利用して直付け。

キャリアダボ付きのシートクランプ。
「タイオガ」社でも出てますね。これかなり使えます!