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<改良:10 本来の車体の方向性へ・・・MTB化> 2010/03/20
MTBをベースにドロップハンドル化した、現代的な『ツアラー』として完成したシンテシですが、
700CドロップのCCTが完成域に達した現在、活躍の場が無くなってました。
またアラヤをMTB化して、ノンビリ楽しんでいるうちに『ハードテールMTB』の乗り味を
試してみたくなって・・・。
と言う訳で、急遽、シンテシのMTB化となりました。
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左が改造前のツアラーで、右が完成したMTBバージョンです。
古くなったフレームの塗装は、潔く剥ぎ取って、アルミ地肌+フルポリッシュにしてます。
この状態で12.5kgですので、使用した部品にしては上出来です。
ここまでするなら、他に1台とも思ったのですが、まず、置く場所が無いのと、
このシンテシのフレームが、1.9kgと軽量なので、生かしてあげたくて、こうなりました。
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ハンドル回りと、フロント・サスペンション、です。
ハンドルバーは「グランジ」社の「ライザーハンドルバー 650mm 1.3インチアップ」。
シフターはアラヤで使用していた「シマノ」社の「XT(SL−M750)」。
ブレーキレバーは、同社の「Deore(BLーM511)」。
フロントサスは、「SRサンツアー」社の「XCR」。コイルスプリングで、ロックアウト付き。
値段の割には良く動きますが、初期の入りに引っかかり感有りで、今後、当りが付いてどうか?です。
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フロントの駆動系です。
クランクは「シマノ」社の「Deore(FC−M590)」。
このクラス/価格(¥8,000程度)で、2ピースクランク実現は『さすがシマノ!』です。
フロント・ディレーラーは「シマノ」社の「SLX(FD−M665)」。
これも「Deore」と思ったのですが、価格差が数百円だったので、これに。
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リアの駆動系です。
リア・ディレーラーは「シマノ」社の「SLX(RD−M662)」。
アラヤに採用の「XTR(RD−M972)」同様のシャドータイプ。
リア・カセットは、手持ち(確かHeriosに付いてた)の「SRAM」社の「PG−980」。
スパイダータイプで公称280gと概ね軽量。変速性能に申し分無しです。
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前後ブレーキは、今やMTB定番のディスク!
実は、自分のバイクでは、ディスク・ブレーキは今回初!(笑)。
メカ式にしたのは、コストの関係も有るけど、輪行時にパッドの扱いに気を付けなくて済むから。
オイル式はパッドにスペーサーを噛ませておかないと、不意にレバーを押してしまうと、
パッドを元の位置に戻すのが、大変なんです。
「シマノ」社の「BRーM495」のセンター・ロック・ディスクの物。
まだ十分な当りが出てないのでしょうか、初期制動とコントロール性は、Vブレーキの方が良い様な。
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ホイール周りです。
前後ディスクと言う事で、ディスク専用ホイール。「シマノ」社の「WH−MT15」です。
実売価格が¥1万程度で、前後で2kg切っていたのが、採用理由。デザインもカッコいい、でしょ?
タイヤは、以前アラヤに採用していた「パナソニック」社の「RazerXC 2.1」。
これに関しては、アラヤに採用の「Razer MXPR 2.3」同様、サイズアップしたいかな・・・。
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<完成後の感想>
昨今の景気悪化の影響も有って、潤沢に予算を掛けられない中、
コストパフォーマンスを考慮した部品選択の結果が、今回の改造です。
とは言っても、ヤフオクで『訳有り新車』購入と同価格くらいになってしまいましたが(笑)。
で、乗った感想は、アラヤだとリアサスが吸収してくれる、路面からの突き上げが有ります。
リア・リジッドだから当たり前ですが、シンテシのフレームの特性も有ります。
今、タイヤのエア圧を使用限界まで下げてますので、サイズアップをしたいところです。
土手登りに関しては、リアの沈み込み(アラヤは設計が古いフルサスなので、沈みます!)が
当然無いので、漕ぎと進み感にソリッド感を感じます♪
と言った感じです。
これから、色んな場面に持ち出して、ハードテールMTBを楽しんでみたいと思います!
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