Report#11:チェーン洗浄機「使ってみました!」


走って行くと、チェーンが汚れてくるのは、どうにもなりません。潤滑剤にWAX系を使って、
できるだけホコリ等が付かない様にしていても、汚れてしまいます。

で、どうするか?外して灯油等で洗うのは、チェーン・カッターや接続ピンが必要ですし、
第一面倒。ディグリーザーや洗剤(マジックリンなんかがいいんですが・・・。)で洗うのは、
水分が乾燥するまで時間が掛かるし、汚れているのがチェーンだけの時は、
これも面倒だし・・・。

で、チェーン洗浄機なんです。これを使えばチェーンだけを付けたままで洗う事ができます。

わたくし事務長がテストして使っているのを、御紹介いたします。


PARK TOOL CainMate
一番初めに買ったのが、これ。黒いダイヤル状のを回すと、上下に分かれて間にチェーンを挟み
ます。上の部分に洗浄液を入れ、下の部分に垂らしながら洗います。

軽い汚れならきれいになりますが、リンクの間の汚れは、今ひとつ落ちないです。
こまめに洗浄するなら、これもいいです。

まず、左の写真の様にセットします。そして右の写真の様に上の部分をセットして、
洗浄液を上の部分に入れます。赤い矢印の先の黒いボタンを押すと、洗浄液がチェーンに流れます
(少しずつ出ます)。

私は、KUREのブレークリーンを使ってますが(Report:#10参照)、使用後すぐに
開けて、下に溜まった液を捨てて乾燥させてやれば、プラスチックを侵す事はないみたいです。
もちろん、普通の洗浄液であれば問題無しです。

チェーンの回転方向は通常漕ぐのと同じ向きです。


BARBIERI CHEIN CLEANER
最近手に入れたのが、これです。パッケージにはディグリーザーとチェーン・オイルが
付属します。値段は¥2000弱です。

見た目はちょっと貧弱ですが、これの良い所は3つのブラシ、ヘラ部分(ブラシの右の黒い部分)
が部品として手に入る事です。使ってるとへたって来た時には助かります。

こんな感じで使います。
アームの部分をディレーラーに引っ掛けて
セットします。チェーンのリンク部分にまで
ブラシが入り込んでるのがわかります。

使用時は通常と逆回転でチェーンを回して
洗います。

ヘラ部分で洗浄液が飛び散ってタイヤに付着
してしまうので、ウエスを掛けて使うのをお勧
めします。


<私がブレークリーンを洗浄液に使う理由>

まず1番は、乾燥が早い事。10分も置けば、充分以上に乾燥
してくれてます。

2番目は、WAX系のチェーンオイルを使ってますので、油分
がきれいにとれる事。

3番目は、コストが安い事。比較的どこでも手に入る事。

廃液の処理は、使い終わったウエスをためておいて、それに含
ませて燃えるゴミに出します。


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