Report#23:ミニVブレーキ、「使ってみました!」
シクロクロス車の車体そのものは、ロード車とほぼ同等でスピードが出るのですが、 ブレーキはカンチブレーキです。 私はMTBのVブレーキに慣れているので、効きそのものが不満でした。 ロードのSTIで、Vブレーキを使いたい方、結果は良好ですよ! |
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左の写真が、通常のVブレーキ。フレーム側の取り付け部からワイヤーまでの長さは104mm。
右の写真がミニVブレーキ。確かに、短いですね。 これは、ロード/カンチのブレーキレバーはワイヤーの引き代が短いので、 アームが短くなった場合、引く力が多く必要になりますが、元々ロード/カンチのブレーキレバーは |
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では、同じ引き代で、ミニVブレーキの方が 何故、作動力が強いのか? カンチブレーキはワイヤーを引く方向と その点、シューを押し付けるベクトルと |
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今回「テクトロ」社の「mini-V」を使用しました。同様の製品は「ダイアコンペ」社にも有ります。 これの本来の用途は、BMX車特有のフレームの小ささから発生する、リアブレーキと足の接触を 避ける為に小型化した物だったそうです。 この引き代の小ささから、一部のクロスバイクの完成車で、ロードやカンチのレバーで動作させる為 しかし、私は思うんですが、何故「シマノ」社はこの様な製品、ロードのSTIで引ける シクロクロスと言う競技を考えた場合、MTBのクロスカントリーと変わらないと思えるのです。 ロードの場合に関しても、純競技からすれば、スピードコントロールできれば問題無いのでしょうが まぁ、自転車って乗り物は、クルマに例えると『F1』と『クロカン4駆』しか無い世界ですからね。 以上の意味合いからも、現状では、この「ミニVブレーキ」、お薦めです。 注)ロード用の20Cとか25Cとかの細いタイヤの場合は、効き過ぎてスリップダウンが |
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