#130:「秋雨の合間をぬって・・・水郷ポタ」(06/09/17)


台風の影響からか、朝から雨の予報でしたが、起きたら、いい天気!
これは出かけねばと、天気情報を見てみると、15時くらいから、雨・・・。

う〜ん、どうした物かと考えた結果・・・雨になったら電車に乗っちゃえば良いじゃん!
それじゃどっち?・・・地図ソフトを眺めながら『名鉄 尾西線』に乗った事無いから、
と言う事で、昨日に引き続いて、南の方面へ行って来ました。

*昨日の記事は、こちら。


自宅を出発して、まずは「木曽川」を渡る為に・・・「西中野の渡し船」。

今日は、一人だけなので「第2中野丸」。小さい方の船でした。
こっちの船は『ポンポン船』の言葉、そのものです。


「西中野の渡し船」を渡ると定番のカタログ撮影(?)。

ここの景色、良い感じでしょ?皆さんも壁紙用にどうですか?

今日は、この後は「大須観音」へ向かいます。
その途中の「八神大池」ですが、ここ「ヘラブナ」釣りで、いつもは筏がいっぱいだったのですが、
まったく、何も有りません。・・・廃業されてしまったのかな?


廃線となった「名鉄 竹鼻線」の「大須駅 跡」です。

鉄柵の向こう側が、駅の敷地でした。奥に見える民家は、当時は食べ物屋さんをされてまして、
昔、単車に乗ってた頃、何度か食べた覚えが有ります。

振り返ると、線路跡の敷地が、ずっと続いていますね。
ちょうど、夏草を刈り取った後の様ですが、この経費も馬鹿にならないでしょうね。

例えば、簡易舗装して『遊歩道/自転車道』化して、維持管理は沿線の自治体に委ねる。
「岡山県」の「片鉄ロマン街道(旧 私鉄の片上鉄道の廃線跡をサイクリングロード化)」は、
土地自体は県に委譲してますが、維持管理は沿線に委ねる形でやっているんですけどね。
公に提供する事で、企業側は固定資産税を半額免除。沿線自治体は、住民サービスの一環。
双方にとって有利な話だと思うのですが・・・。


「大須観音」です。

「名古屋」の「大須観音」のもと。
何度か紹介してきてますので、
皆さん、ご存知でしょうが・・・。

徳川家康が、この地から現在地へ
移転させました。

屋根周りの造形が凝っています。
本堂内側の天井は、絵天井となってます。


「南濃大橋」の上から。「長良川」を越えます。

眼下に見えるのは、
「平田リバーサイドパーク」。

ずっと、河川敷を奥の方まで、有ります。
自転車でぐるっと一周しても、走り応え
有りますよ。

いつもなら、この後は「お千代保稲荷」
なんですが・・・。


「田園サイクリングロード」にて、南を目指します。

と言っても、このサイクリングロードを走るのは、少しだけなんです。
「大藪大橋」で「長良川」を渡ると、「大池公園」から、ずっと続いてますよ。

この後、しばらく「東大江川」沿いを走りますが、途中から「吉良農道(広域農道)」です。


途中、自動車の走る道を離れて、田んぼの中の道へ。

もうすぐ、稲刈りが始まるでしょう。たわわに実った稲穂が風に揺れて。・・・のどかだ(^^)


突然、田んぼの中に城が!・・・じゃなくて「海津市歴史民族資料館」です。

ここも、何度か記事で紹介してますね。中の展示物も面白いですよ〜。
ですが、今日は外から見るだけ。ここから「大江川」沿いに下るんです。


こんな感じで、「大江川」沿いに、快適路が続くんです。振り返ると「歴史民族資料館」。
車はほとんど来ません。

川沿いに、のどかな水郷景色が続くんです。

もっと天気が良ければ、のんびり昼寝
なんてのも良いですね!

このまま、川沿いにずっと進めますが、
今日は、先が有るのでショートカット。


「アクアワールド 水郷パークセンター」です。

左の写真、どことなく、外国っぽい感じでしょ?
ここでゆっくりするのも、大好きです。

公園内の池には「オニバス」が
いっぱい花を付けていました。
午前中だと、もっと奇麗なんだろうな。


「水郷パークセンター」を後に、どんどん南下。「木曽三川公園」にやって来ました。

そろそろ、空模様が怪しくなって来ました・・・「桑名城」や「七里の渡し跡」にも行きたいけど
天候次第でしょうね。


「木曽三川公園」そばの「治水神社」です。祭神は「宝暦治水」の総奉行「平田靫負」。

「木曽三川公園」から「長良川」「揖斐川」を分ける「油島千本松締切堤」上を
南に向かうのですが、堤防より低い所に立派な社殿が見えたので、ちょっと寄り道です。

宮司をされている、お母さんとしばらく話し込んでしまいました。
話題は、『洪水の時、この神社は大丈夫か?』から始まって、「薩摩藩」の「宝暦治水」の話や、
今の子供たちやその親の話・・・色々ためになる話が聞けました。


「油島千本松締切堤」は、路肩も無く、ちょっと走るのには怖いかも・・・。

ここの松は「宝暦治水」の際、この締切堤防が完成した際に、薩摩義士が故郷薩摩の日向松を
取り寄せて植えたものだそうです。

「宝暦治水」の記念碑も有りますが、草ぼうぼうで、近寄りにくかったのは、残念!


「東名阪国道」のガードをくぐり、写真の「JR」「近鉄」の鉄道のガードをくぐれば
「伊勢大橋」は、もうすぐです。

左の写真には「伊勢大橋」の向こうに「長良川河口堰」が見えています。

ここまでの道ですが、ほんと路肩が無くて、車はかなりの勢いで走って来るし、怖いです。
すぐ横に、草地がずっと続いているので、遊歩道にならないかな?


「長良川河口堰」です。・・・ちょっと前まで、色々話題の建造物でしたが、ほとぼり覚めたの?

公園としての設備は、良いと思うんです。でも、本当に役に立ってるのかなぁ?

この辺りで、少しですがポツポツと・・・今日は、ここで打ち止めです。
本降りになる前に、最寄りの「弥富駅」へ向かう事にしました。


「伊勢大橋」から続く国道1号線の「木曽川」の橋「尾張大橋」を渡って。

橋のたもとの交差点で、信号待ちの時間を使って、写真を1枚。
交差点の向こうには、こんな渋い味噌屋?醤油屋?が有りました。

天気は、雨が、ポツポツ・・・駅に急ぎます〜。


「弥富駅」到着。・・・ぎりぎりセーフ!駅前に来たら、雨足が強くなりました。

『え?名鉄に乗るんじゃないの?』と思われた方も居るかと。
でも、ここで良いのです。「名鉄 尾西線 弥富駅」は、JRの駅と一緒なんです。
実は、私も心配で駅員さんに尋ねたんですが・・・(^^;

輪行状態にして、切符を買う頃には、右の写真の様に、路面はウエット。

定刻通りに「東岡崎駅行き」に乗車。目的地の「萩原駅」へは直通列車は無いのです。
「津島駅」で「名鉄一宮駅」へ向かう列車に乗り換えです。

列車の中では、運転席後ろに有った「車いす」スペースへ。
しかし、全ての列車がこうではなく、「津島駅」から「一宮駅」へ向かう列車には
有りませんでした。

雨が降るまで、ギリギリまで走って、後はゆっくり電車旅。・・・天候不順な時は良いですよ!

本日の走行距離:約50kmでした。


今回のパンフ、地図はありません