#132:「中山道辿りポタ(木曽福島/南木曽 編)」(06/09/30)<後編>
今回のポタ、午前中の「木曽福島」街巡りから、本格的に「中山道」を辿って参りました。 それでは、後半をお楽しみください。 <前編は→こちら←> |
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「木曽のかけはし」から国道19号線で南下して行き、「JR中央本線」のガードをくぐった先で 旧国道へ分岐し「上松(あげまつ)宿」へ進みます。 この手前の国道部分、歩道も無く、その上、路肩も狭いので、ちょっと怖いですよ。 |
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旧国道とも川の手前で別れて、「中山道」を辿って、坂を上がって「上松宿」の古い町並みを抜け、 「立場茶屋」付近にある「越前屋」さん。 「寿命蕎麦」で有名な蕎麦屋さん。そろそろお昼なので、蕎麦を食べましょう! 宿屋としての営業も、今はされてないそうです。・・・温泉が無いのでお客さんが来ないとか。 お店の横の急坂を下って(養老の坂みたいです!)、「寿命蕎麦 越前屋」さんへ。 |
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有名店と聞いていたので、お昼時だしどうかと思いましたが、 上手い具合の時間だった様で、注文して食べ始める頃に、満席に! で、私は「蕎麦定食」。¥1,600円とちょっと贅沢ですが、味、ボリュームともに,満足! |
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「越前屋」さんの国道19号を挟んだ向かいが「寝覚めの床」。
ちょっと寄ろうかと思ったのですが、あら、お金要るんだ・・・。 |
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まだ食後時間が経って無いので、お腹が苦しくて・・・と言い訳して。 急坂を押して上がります。(笑) 上がった先は「中山道」。集落を抜けると、中央アルプスから流れ来る沢に遭遇。 |
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再び、国道19号に戻って、すぐに「小野の滝」が有ります。
実は、すぐ上が「中央本線」の鉄橋なんです。今だと、景観保存とかの配慮が有るのでしょうね。 |
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滝壺付近まで下りて、下から見上げてみました。・・・ちょっとしぶきが飛んで来ます。
で、振り向くと・・・怪しい!・・・さて、彼はどんな写真を撮ったのでしょう。楽しみだな。 |
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「荻原」の集落入り口にある、「荻原一里塚跡」。国道を離れられるので、ちょっと一息! | ||||||||||||||
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「萩原」の集落を抜けて、再び国道を渡って「立場」へ。そこにあるのがこの吊り橋です。
橋の上で、座り込んだり、横になって川風を楽しんで・・・動きたくない。そんな気分になります。 |
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しばらく、また国道を走り「須原宿」へ。今日の目玉の一つの宿場です。 夏にクルマで来た時に、気に入った宿場で、ここが今回のポタを決めさせたと言っても良いです。 左の写真は駅前に有る「サクラの花漬け」が有名な「大和屋」さん。 で、向かいの「中央本線 須原駅」です。無人駅で、なんと2時間に1本しか列車が来ません。 |
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「須原宿 脇本陣」を勤めて来た「西尾家」・・・今は「西尾酒造株式会社」さん。
店の前の「杉玉」がそそります。・・・国道沿いの看板「どぶろく風味 杣酒(そまさけ)」が お店に入って「聞き酒」をお願いして、お店の方から色々と・・・。 |
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「中山道」には水場がたくさん有りますが、特にここ「須原宿」には「水舟」が有ります。
「水舟」とは檜の丸太をくり抜いて、そこに湧き水を流し込む構造。 |
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「木曽は山の中・・・」その言葉通り「中山道」は登り下りの連続です。
ユルユルとした坂(その名も「長坂」)を上って・・・そこには、こんな景色が待っているのです。 |
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「木曽の清水寺」とも呼ばれる「岩出観音」。「伊奈川橋」の手前に有ります。
『ツッチーさん、一歩前に』、最近、写真撮影時に注文の多い、私です。(ごめんなさい) |
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「野尻宿」に入って行きます。傍らの畑には「ミツバチ」の巣箱が有りました。
「須坂宿」の終わりから「中央本線」沿いの気持ちいい道を走ってます(写真ありません)。 |
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集落の中心部は、曲がりくねっていて 「七曲がり」と呼ばれています。 多くの家は新しくなっていますが、 夕日に染まり始めた集落を先を急ぎます。 |
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見所満載の「中山道」。 ちょっと、ゆるりとし過ぎたかな? 山の端に、太陽が掛かって来てます。 でも、まだ時刻は16時過ぎなんですよね。 |
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「三留野(みどの)宿」に入って来ました。集落の中も、軽いアップダウンが続きます。
ここまでは、ずっと国道19号線を走って来てますので、こう言う道はホッとしますね。 |
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「三留野宿」は現在の「南木曽」です。時間的に今回は、ここまでですね。 一度「南木曽駅」へ向かい、帰りの列車の時刻を決めてから「桃介橋」に向かいました。 「桃介橋」とは、国道を走っていても見える木製の橋。 |
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自転車、オートバイは通行不可、となっていたので、ゆっくりと歩いて渡ります。
橋の真ん中の板の色の違う部分は、かつてトロッコの線路が有った事をイメージさせる造作です。 |
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橋脚部分には、トロッコの線路が残されていました。眼下の「木曽川」はこの奇麗さです。 | ||||||||||||||
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渡りきった先には、「福沢桃介」が工事当時に滞在していた別荘が 「記念館」として残されています。 そろそろ良い時間になりました。夕日は山の端に沈もうとしています。駅に向かいましょう。 |
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「南木曽駅」にて、本日のポタ終了です。駅前にて、輪行状態にし、ホームで列車を待ちます。 | ||||||||||||||
「中津川」に向かう列車の中で。自転車は車いすスペースにまとめて固定。 後は、目的の駅までゆっくり列車旅を楽しみます。 今回の「中山道」ポタはこれで終了です。いやぁ、見所満載で時間が足らなくなりました。 本日の走行距離:約47kmでした。 |
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<これが今回利用した「輪行の強い見方」・・・「青空フリーパス」です!>
通常料金だと「尾張一宮〜木曽福島」が¥2,520円。 しかも乗り降り自由だし、特急券を買えば、特急も乗車可能なんです。 |
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しかも、フリー区間を見ると、「鳥羽」とか「飯田」とか、おいしそうな文字も!
例えば、「鳥羽」で考えてみると・・・ 「名古屋駅」を7:53の「みえ51号(鳥羽行)」に乗れば9:39には「鳥羽」。 ね、使えるでしょ?これ!・・・近いうちに、また輪行に出掛けますよ〜! |
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今回のパンフ、地図はありません。
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