#197:「黄色の世界・・・祖父江の銀杏ポタ」(08/11/29)


11月の頭に風邪を引いて以来、その後、体調低迷してましたが、
やっと回復(お恥ずかしいですが・・・)。

と言った訳で、例年通り、「祖父江」の銀杏の黄葉を見に、出掛けて来ました。
距離は短いですが、「魚勝」での食事、「駒塚」「八神」の
渡し場跡等々、楽しんで来ました(笑)。

今回、御一緒してくださった方々は・・・
ミツさん、アズマさん、ルーベさん、LRさん、shinさん、mizuakiさん
そして、私の7名でした。


集合場所の「尾西庁舎」にて。

集合時間9時半前には、皆さん、集まって下さって。
各々、自転車を囲んで、色々な話が盛り上がってます。

見送りに来てくださった、ひみよしさん、NBさん、有り難うございました!
次回は、是非、御一緒しましょう!!


「尾張藩 家老 石河(いしご)邸」にて。

「羽島市 竹鼻町 駒塚」の「伝法寺」の南に有ります。
地名が示す様に「駒塚の渡し」は、この「石河氏」が「名古屋城」へ登城の際に用いたもの。

尚、こちらは、現在も個人宅として、お住まいなので、訪れる方は、ご迷惑にならない様に!


「駒塚の渡しの跡」にて。

「石河邸」から南へ。道路に突き当たったら、東へ向かい、堤防に出ます。
堤防の向こう側に「渡し場」の跡が残っています。

堤防上は、路肩とか無いので、自転車は、ここに置いて・・・と(写真:左)
右の写真の案内板は、堤防の向こう側、石段を降りた所に有ります。

堤防を横切って、石段を降りて・・・。

左の写真の奥へ進んで行くと、コンクリートで石積みを固めた「渡し場跡」が有ります。
今の川岸は、ススキ原の向こうですが、往時は、ここが川岸だったのです。

*往時の航空写真は、以下のサイトにて、見る事が可能です。探してみてください!

「空中写真を見る | 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム」

http://archive.gsi.go.jp/airphoto/search.html


「八神の渡し跡」にて

「駒塚の渡し跡」から、一度来た道を戻って、県道の方・・・西に向かい、
田んぼの中の道を南に向かって「川魚料理 魚勝」の前の道を堤防に上がる所に碑が有ります。

実際の渡し場は、堤防の上に上がって見える「猿尾」の先に有ったそうです。(写真:右)


今日の昼ご飯は・・・「川魚料理 魚勝」さん。

一昨年にも「祖父江イチョウ」の時に、
ここで、食事してます(笑)。

実は、この写真、一昨年の物・・・。
そう、撮り忘れたんです(汗)。

時刻は、11時半を回ったとこですが、
人気店ですし、早めの昼食です。

早速、中に入って注文!

「魚勝」さんの中庭と長い廊下。

いつもは、左の写真に見える部屋(入ってすぐの座敷)ですが、今日は奥の座敷へ。

右の写真は、部屋の前から勘定場を見た物。

「魚勝」さんでは、注文と支払いを先に行なうシステムですので、初めての方は、要注意!
席に案内されたら、勘定場に行き、注文、支払いなんです。

談笑しながら、待つ事、しばし・・・時刻は12時くらいです。

早めかと思ってましたが、時間的にも、混雑具合も、ベストだった様です!

本日、私がお願いした料理は・・・。
「鰻上丼セット:¥1,200円」+「うざく(蒲焼きの酢の物):¥600円」
吸い物は、「肝吸い」と「シジミ汁」が選べたので、「シジミ汁」の方を。

味はですねぇ・・・「関」や「瀬戸」に比べると、軽い感じでしょうか。
ですが、物足りないって事では有りませんよ。美味いです!


「八神城跡のイチョウの木」

「羽島」にも、イチョウの木は多く有りますが、
その中で、一段と目立って大きいのが、ここ。
堤防の上からで無くても、しっかり分かります。
(左の写真は、この後行った「金宝禅寺」から)

見上げる様な巨木なので、近くからの写真は、
全体を入れるのは無理かな。

木の下は、ギンナンがいっぱい落ちてます。
匂いがダメな方、ご注意を!(笑)


「金宝禅寺」・・・先ほどの「八神城」の城主「八神毛利氏」の菩提寺。

石造りの「金宝禅寺」の碑が、昔の貨幣を真似ているのが、面白いですね。
史跡に関しては、門前の案内板に詳しく書かれてますので、行って見てみてください(笑)。

ですが・・・あれ?去年と何か違うぞ・・・???

境内に入って、理由が分かりました。

昨年までは、黄葉したイチョウの木を目標に来れたのですが・・・。
あらら・・・すっぱりと、切られてしまってます(写真:左)。

右の写真が、去年の物・・・切られた理由は分かりませんが、ちょっと寂しい気がしますね。


「馬飼大橋」を渡って「愛知県」側へ・・・いよいよ「黄色の世界」へ。

堤防の上から、イチョウの黄葉が見えて来ます。
今年は、ちょうど盛りに来れたので、満足、満足!

この後は「八神街道(前出の「八神毛利氏」が「名古屋城」登城に用いた街道」をトレースし、
「黄色の世界」の中心である「山崎」地域に向かいます。


「木曽三川公園 ワイルドネーチャープラザ」にて。

「八神街道」をトレースして行くのですが、スタートはここ。

「八神の渡し」の「愛知県」側は、ここ「ワイルドネーチャープラザ」内に有ったそうです。
写真の場所より、もう少し「馬飼大橋」寄りですが・・・。

*詳しくは、昨年の「#171:「八神の渡し 探索ポタ」(07/12/16)」をご覧ください。


「八神街道」を進んで・・・「善光寺」。

ちょっと寄り道です(笑)。

台風で壊れた屋根も、今年の4月に修理が
終わって、荘厳な本堂となりました。

本堂へ向かう参道の工事をしてましたが、
年末には完成なんでしょうねぇ。


「黄色の世界」の中心部「山崎地区」到着。

「八神街道」で「名鉄尾西線 森上駅」から、
昔の引き込み線跡を見たりして・・・。

「祖父江イチョウ祭り」の「山崎地区」会場は
この先の「祐専寺」の所。

お祭りに来られた方の車で、路肩はいっぱい。
ん〜、これは、何とかならないのかなぁ・・・。

「祐専寺」の前の出店は、凄い混雑状態・・・早々に、目的の場所へ。

「山秀農園」の「ギンナン」の即売へ、行きまして・・・試食用のを美味しくいただきます。
モチっとした食感、ほのかな甘み・・・美味いです。

一昨年、ここで「ギンナン」を食べさせてもらって、「ギンナン」の印象が変わりました。
良く出来合いの「茶碗蒸し」に入ってるのは、渋苦い感じで、マズかった印象でしたが、
ほんと、新鮮な「ギンナン」は美味いですよ〜!

あらら・・・残念!!!

「山秀農園」さんでは、毎年「ギンナンすくい」をやられてるんですよ!
一昨年来た時は、¥200円で『「おたま」で、すくえるだけ』貰えると言う企画でした。

で、今年は、例年に無い大豊作で、『両手いっぱい、すくえるだけ』と言う企画だったそうですが、
残念な事に、本日分、終了・・・来年に、期待ですねぇ(笑)

と言った事で、お土産用に「ギンナン」を購入。
「金兵衛」と「久寿」と言う品種が売られてましたが、味は同じ様な物との事なので、
「金兵衛」の方が、日持ちすると言うので、そちらを購入。

御一緒くださったLRさんから、簡単に煎る方法を教えていただいて・・・。

1:「ギンナン」の殻に、ヒビを入れる。
2:封筒に1の「ギンナン」と「塩」を入れて、ホッチキスでしっかり封をする。
3:電子レンジで、1〜2分・・・はい、出来上がり〜!!

帰ってから、実際にやって食べましたが、ほんと、簡単でした!LRさん、感謝、感謝!!


「名鉄尾西線 山崎駅」近辺の「イチョウ」。

試食を堪能し、お土産も買ったので、今度は、目で、堪能しようかと。

さて、「イチョウ」の黄葉は、どれくらいで、変化するか・・・。

左の写真が、今回で、右の写真が1週間前。
方向が逆ですが、右の写真で緑だった木が、今週は、一番鮮やかな黄色になってました。


お気に入りの撮影スポット「旧 尾張サイクリングロード(現、名古屋水道道)」へ。

毎年書いてますが、ここ、車が来ないし、広いし、あまり観光の方も来ないし・・・。
ゆっくり過ごすには、絶好の場所なんだな。

ここで、先ほど電話が入ったgenさん、kanbeyaさんを待ちます。

上の2枚の写真も、1週間の比較です。左が、本日、右が先週。
緑だった木々が、すっかり、黄色になってました。

曇ってしまうと、黄色の鮮やかさが、弱まってしまうので・・・雲が切れるのを待って撮影。

どうでしょう?「黄色の世界」に相応しい絵になってますでしょうか?(笑)

写真を撮影したり談笑したりで、genさん、kanbeyaさん到着。
少しお話をして、帰っていかれました。(見送る後ろ姿・・・写真:左)

本日のベストショットは、これかな?(写真:右)

ちょっと、コントラストを楽しんでみました。

黄色の「イチョウ」と、緑の木と、青空と。そして、青空とイチョウ。
私のコンパクトデジカメのオート撮影では、撮る対象同士の色の組合せで、
色が変化してしまいますねぇ(笑)。

さて、目でも堪能しましたので、帰路に着きます。
「田中珈琲店 玉野店」へ寄りましたが・・・満席で(汗)。
近くの、他の珈琲屋さん(ちょっと、内緒ね。 笑)へ、向かって、美味い珈琲を飲んで。


定例の「祖父江イチョウ」も無事終了。

「尾西庁舎」に戻って来ました。
写真より、もう少し、薄暗いかな。
この時期、日没が16時半過ぎなので、
早めに切り上げてます。

参加下さった方々、お疲れ様でした!

今年も、目も舌も堪能出来ました。
また来年も「黄色の世界」が堪能したいです。

本日の走行距離:約35.4km