#204:念願のカキオコ輪行ポタ!「日生のカキオコと、西片上探訪」編(09/03/07)
昨年の夏に行った「日生」の「えびおこ」・・・冬場は「カキオコ」になるんです! 本当なら「牡蠣」の水揚げが始まる、10月末に行きたかったのですが、 紅葉やら銀杏やらとポタしてるうちに、年が明けて・・・。 気が付けば、今月いっぱいで「牡蠣」のシーズンも終わる!!! こりゃ、マズいや・・・と言う事で、急遽、出掛けて来ました(笑)。 せっかく「岡山県」まで行くのだから、ついでと言っては何ですが「片鉄ロマン街道」も。 |
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「JR尾張一宮駅」7:15発「米原」行き。
いつもは、6:05発の「大垣」行きの始発を使うのですが、 と言う訳で、今回は、「米原駅」まで直接行ける、この列車にしてみました。 |
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「米原駅」で「姫路」行きに、乗り換えます。
降りたホームの向かいに停車しているし、「米原駅」始発だから、確実に座れます。 |
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「姫路駅」で「播州赤穂」行きに乗り換え。
ここでは、ホーム間移動が有りますが、乗り換え時間が19分有るし、 ここで、今夜の宿にする予定の「望月旅館」に連絡・・・そう、まだ予約してない(笑)。 |
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「播州赤穂駅」で「赤穂線」に乗り換えて・・・「寒河(そうご)駅」まで。
「播州赤穂駅」での乗り換えは、向かいのホーム・・・ですが乗り換え1分なので写真無し(笑)。 1本前の列車なら10時半過ぎ着ですが、今回は、11時半過ぎなので、自走は止め。 |
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当然・・・無人駅ですね。
ホーム横の梅の花が満開・・・良い香りが漂ってました。 |
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駅からは、川沿いの道がお勧め!
小さな川ですが、国道のクルマの排気ガスを 途中、乗って来た「赤穂線」の鉄橋が有ったり、 しかし、何故「日生駅」まで乗らなかったか? |
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答えは・・・この景色!
「日生湾」の春の景色を撮りたくて・・・『春の海、終日(ひねもす)のたり、のたりかな(蕪村)』。 |
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『何も牡蠣を食べに、日生まで行かなくても』
と、思ってる方も居るでしょうねぇ(笑)。 国道を走ると写真の様な、直売所や、 |
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「日生」の玄関口(?)。
「小豆島」へのフェリー乗り場(夏は、ここへ上陸したな)と、「JR日生駅」。 |
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「牡蠣」だけじゃ無く、新鮮な魚介類!
こんな感じの「一夜干し」を作って売ってる 他にも、「日生漁港」に上がる新鮮な海産物は、 |
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「日生」の細い路地の奥に・・・。
駅の方から国道を進み「備前市役所支所」の 写真の奥の方が、国道側で、振り返って見た図。 ここにも「カキオコ」のお店。 でも、私の目的の店は・・・。 |
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路地を進んで・・・ちょっと曲がって。
細い路地に、何件か有りますが・・・ちょっと裏手の。 |
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はい、ここです!「まるみ」さん。
○にミの字で「まるみ」・・・なんですね。 気を付けて探さないと、見落としてしまうかも。 私は夏に、「えびおこ」を探して、 |
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店の前には「カキオコ」のポスターと、お品書き。
お昼時なので、混み合ってます・・・ですので、お店の方が、先に注文を取りに出て来られました。 と言う訳で、素直に『特盛』を注文しました。 |
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これが「カキオコ」だ!
「カキオコ」・・・「牡蠣の、お好み焼き」。具はシンプルに「牡蠣」以外は、キャベツとネギ。 「日生」の「牡蠣」は熱を通しても、縮まないとは聞いていたけど・・・。 味はですねぇ、身は大きいですが大味では無く、「牡蠣」の旨味が、お好みの生地にも滲み出て、 |
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私の分は、先に焼いててもらったので、 焼いてる時の、写真が有りません。 ですから、他のお客さんのを撮影。 卵の大きさと「牡蠣」の量を比較してね。 |
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「まるみ」のお母さんと、お手伝いのお母さん。
黒い服の方が、お店のオーナー。気さくで、面白いお母さんです。 そうそう、去年の夏の記事にも書きましたが、「日生」では、大人の女性は『お姉さん』と |
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「日生」の商店街です。
ご多分に漏れず、ここも、閑散としてます。もう、日本の商店街は絶滅して行くのかな・・・。 |
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「日生」」から「片上」への峠。
歩道が無く、交通量も多いので、好きになれません・・・でも、ここを行かないと、 |
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時には、砂利道も♪
右の写真の左手が国道なんですが、路肩が狭いので、ちょっと回って砂利道を。 |
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交通量の多い国道を避けて・・・路地裏を行く♪
クネクネと曲がって、良い感じ。昔の街道の雰囲気とは、ちょっと違うけど、こう言うのも、良い! |
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「片上」の町に着いて・・・「片上鉄道」の廃線跡。
「日生」から走って来た国道が、T字路で西に曲がるすぐそばに、写真の様な不自然な形の空き地。 左の写真が、北側で、この奥に明日走る「片鉄ロマン街道」の始点が有ります。 |
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港へ続く方向には・・・
川に鉄橋が架かっていた跡が残って居ました。もちろん撮影した側にも。 |
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家電量販店の先に・・・。
ちょっと、夜にお酒を楽しもうかと、 そう、どうも廃線跡の様で。 で、国道に戻って進んで行くと、 |
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恵美須宮です。
海運の神様なんでしょうか・・・海を見下ろす様な場所に、立派な社殿が有ります。 「片上」の町は、実は大きな街道の宿場町でも有りまして・・・。 |
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「太閤門」です。
この地の豪族「来住法悦」に「豊臣秀吉(まだ羽柴秀吉)」が西国平定の「備中高松城攻め」の ここで「片上」を通る街道について説明を。 と、古くからの街道と宿場なので、「太閤門」の様な史跡も有ったと言う訳です。 |
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「旅館 望月」・・・今夜の宿。
「ちゃりき!」で何度か使わせてもらった と言うのが、今回初めて分かりました(笑)。 宿の女将さんに挨拶だけして、 |
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「片上脇本陣跡」・・・ほんとに、何も無い跡(笑)。
大型商業施設「アルファ備前」(旧天満屋ハピータウン備前店)に有ったと言う明示のみ。 |
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「片上商店街」も街道跡。
ここも「日生」同様、『シャッター通り』。 しかし歴史有る道なので、いくつかの |
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左の写真は、日本売薬、備中売薬の祖。 薬の行商といえば富山が有名だが、「岡山県総社」を中心とする備中売薬も盛んであったそうです。 その祖が、「片上」出身だったんですね。 右の写真は、片上駅三の陣跡。駅と言っても鉄道では無く、街道に置かれた「駅」である。 |
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「片上商店街」を抜けて、東へ・・・。
商店を利用したスペースに、おひな様がいっぱい!!! 凄かったので、後2枚、載せておきます。 |
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「津山街道(かたかみ往来)」の説明柱。
ここは「片上鉄道」の踏切跡でも有ります。「片上鉄道」と同じく「吉井川」沿いに、 右の写真「片上鉄道」の廃線跡、実は手前にフェンスが有ります。 |
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「宇佐八幡宮」
由来は「足利尊氏」の九州平定の際に祭ったそうです。その前に右の写真の「旧山陽道」の説明柱。 |
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ここの「狛犬」は「備前焼」。
以前「ちゃりき!」イベントの「片鉄」で来た時は、単なる「備前焼」の「狛犬」で最近の物かと。 |
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「藤原審爾」住居跡。
「宇佐八幡宮」から東へ。出て来た二又の道の右手は、この先、大きな道に出るので、今日は左に。 「備前焼」作家の「藤原啓」氏、「藤原雄」氏が有名ですが、この方は小説家。 |
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「備前市歴史民族資料館」・・・旧裁判所、だそうです。
先ほどの左手の道は、国道の方へ上がって行くので、路地を右手に入って、旧街道の方へ。 大きな道との合流点に、ちょっとこの辺りの景色とは不釣り合いな建物が。 |
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時間が有ったので、ちょっと覗いてみました。
展示物は・・・「備前焼」の登り釜とか。「備前市」ですからね。 |
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ちょっと珍しい物は・・・。
「備前焼」と言えば、茶器や花器に食器・・・ですが、戦時中は、「備前焼」の堅さを生かして、 |
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他には・・・民具類。
まぁ、これらは、だいたいどこの「歴史民族資料館」に有るもの、かな。 |
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郷土出身者の展示には・・・。
先ほど、住居跡の有った「藤原審爾」氏のコーナーや・・・。 |
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「眠狂四郎」や「真田十勇士」等を書いた「柴田錬三郎」氏や、劇作家の「正宗白鳥」氏の展示も。
一通り、展示を楽しんで、宿に向かう事にしました。 |
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宿への戻り道で・・・「玉泉酒造」さん。
以前「ちゃりき!」のイベントで来た時に、ここで吟醸酒を買ったなぁ・・・。 で、その前に「旧山陽道 岡山京橋の七里」の説明柱。 |
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「望月旅館」に戻って・・・1日目、終了。
宿の玄関の片隅に、折り畳んでヘリオスを置かせてもらいます。 で、部屋に通されて、びっくり!・・・以前イベントで6、7人で泊まった部屋に、一人きり!! お風呂に入って、夕ご飯を簡単に済ませて、ゆっくりと眠りました。 「新幹線」の様な景色の見えない電車旅では無く、景色を楽しめる「普通列車」の旅を楽しみ、 本日の走行距離:約24kmでした。(列車乗車時間:約4時間半 笑) <二日目へ、続く> |
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