#280:'12夏旅:1「智頭探訪と木造駅舎の旅!」(12/08/16)
今年も夏旅、まずは1日目。今日は「智頭探訪と木造駅舎の旅!」
今年のテーマも、懐かしい風景や風情。 まず第一日目は「因幡街道」「備前街道」の分岐の宿で有った「智頭」の町並み探訪と、 日程は・・・ 1日目:'12夏旅:1「智頭探訪と木造駅舎の旅!」(12/08/16) 2日目:'12夏旅:2「樹齢千年の醍醐桜を訪ねて!」(12/08/17) *2日目の終わりに、おまけで3日目の岡山市内の風景を、少しだけ紹介してます。 写真が多くて、無駄に長いですが、それでは、第1日目の旅の様子、御覧下さい。 |
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今年は「名古屋駅」からのスタート♪
今年のお盆休み、前半は天気に翻弄されて後半からの出発になりUターンで混雑するのに、 と言う訳で、16日の早朝、昨年に引き続き「新幹線輪行」で「姫路」を目指します。 右の写真、「新幹線」の自由席の最後席を確保。 |
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「姫路」からは「智頭急行」で。
「智頭急行」の「スーパーはくと1号」に乗車。 |
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「智頭駅」に到着。
定刻に到着。バリアな跨線橋を自転車担いで渡って、駅前で写真撮影。 輪行を解いて、まずは、観光案内所で情報収集です。 「智頭」の見所情報を入手し、町の感じも掴んだので、さぁ、出発! |
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旧街道風情の残る町並みへ向かいます。
駅前をスタートし「京橋」。(写真:左) 「国道373号線(現在の智頭街道)」を渡り、旧街道っぽい道筋へ(写真:右) この写真の場所の手前、「智頭宿駐車場」の辺りを通る小径が、江戸時代の街道だそうで。 |
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「石谷家住宅」と「智頭街道」。
道路がカラー舗装になった辺りは、旧街道。ここ「石谷家」は元禄時代に「鳥取」城下から移住、 現存の建物は、大正から昭和初期に掛けての物で、国の重要文化財に指定されてます。 |
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周辺は「智頭宿」の名残りが、いっぱい。
写真の通り、歴史有る建物の並んだ、街道風情を楽しめます。 説明板によると、この「智頭宿」は「日本後紀」に、西暦808年の記述が有るそうです。 |
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他にも、この様な建物も。
左の写真は、大正時代の建築様式を残した旧役場で、右は、大きな杉玉の掲げられた造り酒屋さん。 |
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街道沿いに「智頭宿」の終わりまで。
ここの先で国道と合流するので、旧街道風情の道は、ここらでお終い。 「板井原集落」は、興味津々で行ってみたかったのですが、今日は、この後「物見峠」が |
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街道沿いを一通り見たので、今度は町の中へ。
再び「智頭宿」の中へ。街道の一本南の路地を入って行くと・・・こんな所に案内板。 すると、右の写真の様な家と家の合間の路地になって(笑) |
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さらに、ローラー作戦の様に町並み探訪(笑)
格子戸の美しい町家が立ち並んでいて、良い風情です。 |
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「西河克己 映画記念館(登録有形文化財 塩屋出店)」。
先程の「石谷家」の分家。建物自体は、商家風町家と西洋館、和風庭園が有ります。 「西河克己」氏は、「智頭」出身の映画の監督で、故郷への思い入れの有る作品も有ります。 |
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宿場の中心に有る道標。ここから「備前街道」を。
宿場の中心の辻に、道標が有ります。解読を試みたのですが、達筆過ぎて(^^; 「備前橋」を渡って、「備前街道 智頭宿」の大きな目印を見ながら、駅の方面へ。 |
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古い町家と言うよりは、子供の頃見た様な町並みで♪
懐かしい感じがして、嬉しくなって来ました。 御地蔵様が有ったので、旅の安全を祈願して、お参りしておきます。 さて、「智頭」の町の探訪は、ここまで。 |
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「智頭」の町を離れて、こんな景色の中を走らせます。
写真では、車が写って無いのですが、「岡山」と「鳥取」を結ぶ主要国道なので、 気持ちの良さそうな写真ですが・・・非常に暑かったです(^^; |
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「土師(はじ)駅」です。
数年前までは、トタン張りになってはいましたが、駅舎が有った様ですが、写真の通り、 無人駅ばかりですので、機能的には十分なのでしょう。 |
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ちょっと、心配な事が・・・。
気持ち良い夏の景色の写真ですが、 写真で見える高い山なんだろうか? ま、押して上がって行くけどね(笑) |
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「那岐駅」です。
言われる前に、言っておきますが・・・単車は私のじゃないですから! 外観、内装共に、リニューアルされてますが、木造駅舎です。 でも、右の写真、ホームに続く階段部分が良い感じで♪ |
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ホームに続く階段部分。
「JR因美線」は、この後、県境の「釈山」を「物見トンネル」で越えるので、 そこへの階段には、右の写真の様な、開通当時の様子を伝える写真が貼られてました。 |
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ホームの風景。
線路に、いっぱい草が生えてますが、廃線跡では有りません(笑) 右の写真は、ホームから見た駅前の風景。良い感じと思うのは、私だけかな。 |
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「物見峠」に向けて、いざ、出発!
さぁ、次の駅は「岡山県」側の「美作河井駅」。 写真の様に、徐々に登りになって来てますが、まだまだ、鼻歌気分で走れてますから、大丈夫。 途中、右の写真の様な、シブい旅館を見掛けました。営業してるのかな? |
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まだまだ道はユルユルとした斜度です。
どうやら、左の写真の奥に見える山を越えるのが「物見峠」の様です。 無事に越えられます様に・・・神頼みで道沿いに有った「那岐神社」にも御参り。(^^; |
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ここから、本格的に登りです。
まずは「JR因美線」のガードを目指した登り。でも、まだ大丈夫。 ですが、ガードを越えた途端、右の斜度の道に・・・まだ、乗って走れてますが(^^; |
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人気の無い、道幅の狭い山道を・・・。
ここら辺りで、先程の「那岐駅」に戻って、輪行で行こうかなどとも思ってみたり。(^^; 左の写真、木立で日差しが遮られて、涼しく思えるでしょ? なので、右の写真の様な、風の通る所に来ると、休憩。 |
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とにかく暑さ対策しないと、マズいですから(^^;
左の写真の様な、杉林は風が通って、割と涼しかったです。 で、沢を見つけると、右の写真の様に『水冷式』になります(笑) |
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やっと県道との合流地点に。
この辺り、ずっと押してます。正直、凄い斜度です! なので、右の写真の様に、カーブミラーに自分を入れて、写真を撮る余裕も♪ |
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合流点より先も、そう、甘くは無かったです。
左の写真、左側の方から上がって来てます。右に延びるのが、これから行く方向。 と、思ったのだけど・・・結果は、これ。(右の写真) |
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やっと、やっと「物見峠」だ!!!
登り始めたのが12時前で、現在、13時前・・・4kmちょっとを1時間とは(笑) |
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「鳥取県」と「岡山県」の県境にて。
去年同様「鳥取県」からスタートし、県境を越えて「岡山県」へ。 右の写真の石柱に、県境と書かれてて、その左右に「鳥取県」「岡山県」の小さな石柱。 さぁ、ここからは下りだ!思いっきり行きましょう!! |
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快適に下って行きます♪
MTBの太いタイヤ+前後ディスクブレーキは、かなり安心して下って行けるのです♪ 少し山間が開けて来て「物見奥」と言う集落。 |
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『お、自販機♪』
「物見峠」への過酷(笑)な登りで、飲み物は底をついてましたので、自販機を見つけて休憩♪ ちょうど木造のバス待合所が有ったので、木造駅舎では無いけど、木造繋がりだし。 川を挟んだ向かい農家の庭には、「サルスベリ」が満開。 |
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再び「JR因美線」と並走する様に。
先程の集落を抜けた辺りで「JR因美線」沿いに。 川沿いに走らせていると、右の様な深く青い(緑か?)淵も。何が釣れるのかな? |
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「美作河井(みまさかかわい)駅」です。
先程の「那岐駅」よりも、一昨年立ち寄った「JR姫新線」の「千代駅」よりも、 |
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ホームに出て見ると・・・。
駅舎側の線路は、一部残っているものの、前後が切れていて、現役では無い。 跨線橋でホームに移動する駅が多いけれども、この方が、バリアフリーで良くないかな? |
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手押しの転車台!
「美作河井駅」の見所は、この転車台が残っている事。 「因美線」の説明も含めて、詳細は右の写真参照で(笑) |
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次の木造駅舎に向かう道では。
写真の様な、良い感じの「物見川」の流れ。 |
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「美作知和(みまさかちわ)駅」です。
ここも、先程の「美作河井駅」に負けず劣らず、良い感じの木造駅舎です。 |
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ホームに出てみます♪
先程の「美作河井駅」は島式のホームでしたが、ここは片面ホームの様ですね。 ホームから駅舎の方を見て(右の写真)。 |
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夏の景色を堪能しながら「美作加茂」へ。
メンバーの方より話に聞いていて、ぜひ行ってみたかった「美作加茂」。 でも、彼の親戚の家は、もっと奥に入った所だった様な記憶も・・・。 |
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ちょっとオシャレな「美作加茂(みまさかかも)駅」です。
2003年に、この駅舎に建て直されたそうで、古い駅舎の写真が、駅舎内に展示されてました。 駅舎の中も、特産の木材をふんだんに使って、明るく綺麗な駅でした。 |
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お約束的ですが、ホームに出てみます♪
ここは行き違いの出来る駅で、相対式のホーム。 しかし、この写真、夏!!!って感じがして、自分的にはベストショット♪ |
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次の駅舎を目指して♪
単なる移動にならないのが、自転車旅の良い所♪ 右の写真は「美作加茂」方面を振り返った物。 |
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川沿いの旧道っぽい道を進んでいると「堀坂暗渠」。
江戸中期に掘られた灌漑用の暗渠だそうです。 |
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『あらら・・・「美作滝尾駅」だ!』
良い感じの旧道っぽい道を進んで来て、 「三浦駅」を行き過ぎてしまったが、 |
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改めて「美作滝尾(みまさかたきお)駅」です。
ここは、前の写真に有る通り「男はつらいよ!」のロケの有った駅。 駅舎は少し小さく、駅舎の中の造りも、ちょっと違います。 |
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ホームに出てみて。
ちょっと雲で日が陰ってるのが残念ですが。 窓越しに、事務所の中を覗いて見ると・・・。(写真:右) |
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次の駅に向かって。
この辺り、かなり開けていて、ちょっと退屈。 旧道っぽい道が有ると入り込んでみますが、 ま、リエゾン区間と言う事で(笑) |
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「高野(たかの)駅」です。
木造では有りますが・・・あまり風情は感じないです。 待ち合い室で、若い男女がお話をしていたので、お邪魔にならない様にそそくさと写真だけ撮って(笑) |
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多分、旧街道・・・じゃないかな。
「高野駅」前の辺り、国道に平行する 国道を渡って、写真の様な道を進んで行くと、 車は来ないし、良い感じでしたよ♪ |
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「津山」の中心部に近づいて来て。
旧街道っぽい道を進んで行くと、写真の様な銭湯の有る町並み。 右の写真は、仏閣風建築にレンガの塀の組み合わせが面白い「旧津山洋学資料館」。 |
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いよいよ城下に入って来たかな・・・「荒神曲」です。
「枡形」と呼ばれる城下防衛の為のクランク。 |
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「美作城下」の古い町並みを進んで♪
町家建築の立ち並ぶ、良い感じの町並みでしょ? 右の写真は、薬屋さんだったのでしょう。 |
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引き続き、古い町並みを進んで♪
左の写真、川沿いから旧街道まで続く御屋敷。 右の写真は、「美作藩」の「鶴山(かくざん)城」跡。 |
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現在の「津山」の中心部から、先を目指して。
左の写真、アーケードの有る商店街ですが、ご多分に漏れず、ここも閉まっているお店が多かった。 右の写真、「津山」の町を後に、今日の宿「真庭市」に向かう所の「吉井川」。 ここから後は、一昨年同様「出雲街道」を、だいたいトレースして行きました。 ただ、今年は単車で遊んで自転車さぼっていたからか、久しぶりの山岳だったせいか、 で・・・2日目:'12夏旅:2「樹齢千年の醍醐桜を訪ねて!」(12/08/17)に続く♪ 本日の走行距離:約82.1kmでした。 |
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