#281:'12夏旅:2「樹齢千年の醍醐桜を訪ねて!」(12/08/17)


夏旅、2日目。今日は「樹齢千年の醍醐桜を訪ねて!」

今年のテーマも、懐かしい風景や風情。
最近、BSの有料放送で「男はつらいよ」が放映されています。
そこには懐かしい昭和の風景や風情が描かれていて、『こんな風景や風情が
残っていないかな?』と思うと、探してみたくて出掛けて来ました。

2日目は、春に少しだけ訪ねた「吉念寺」集落の「醍醐桜」。
この時期、下界は暑いですが山上には涼しい良い風が吹いています。
その山村集落の風景と、住民の方々に愛され続けている、真夏の樹齢千年の桜を訪ねました。
その後は、癒される風景をノンビリと旅して来ました。

日程は・・・

1日目:'12夏旅:1「智頭探訪と木造駅舎の旅!」(12/08/16)

2日目:'12夏旅:2「樹齢千年の醍醐桜を訪ねて!」(12/08/17)

*2日目の終わりに、おまけで3日目の岡山市内の風景を、少しだけ紹介してます。

それでは、第2日目の旅の様子、御覧下さい。


夏旅2日目の朝、ここからスタートです。

今年は「真庭市久世町」に有る、「真庭シティホテル・サンライズ」にお世話になりました。
朝食を食べて、部屋から輪行状態の自転車を運び出して、輪行を解いて。
建物の影で日差しは当たりませんが、すでに暑い!さぁ、張り切って2日目の旅のスタート。

右の写真は、すぐ近くの「旭川」に掛かる「いづみ橋」の上から。
雲が少なく、川の流れは美しく・・・清々しい景色でしょ?
でも、風が無くて、この写真を撮っているだけで、汗が流れて来てます(^^;


ちょっと寄り道したいとこが有って。

「旧遷喬尋常小学校」です。一昨年の旅の際、偶然見つけた明治時代に建てられた学校。
詳細は’10年の夏旅の記事を参照してもらうとして、この空間、癒されるでしょ?

「久世町」を後に、今日の目的地へ向けて。
国道の1本南側に、旧街道っぽい道が有るので、交通量も少ないし、このルートを選択。
写真の様な、ちょっと懐かしい町並みが続いていますよ!


暑い時には、こんなルートを♪

旧街道っぽい道は「旭川」沿いになるので、そのまま進んでも良いけど、暑い時なら川沿いを。
川面を吹き渡って来る風が心地良いし、風が無くても走行風でさえ、涼しく感じるのです。
しかもここは、桜並木が有るので、朝とは言え直射を避けれれば、涼しいし♪

右の写真は、堤防から見える川の様子。
堤防に出た所でスタートしたホテルの方向を振り返ってみてます。
河川敷は公園に整備されていて、朝の散歩や体操をしている方も居られました。


橋の上から・・・綺麗な青空♪

桜並木の堤防上の道は、そのうち国道に合流して走りにくくなりますので、
対岸の堤防上のルートに向かいます。

写真は、対岸へ渡る橋の上からの物。
どうです、この青空と、それを映す「旭川」の水面。
吹いて来る川風は心地良いし、良い気分♪

そうこうしていると、左岸側(写真の右)の山裾を通る「JR姫新線」に列車が。
普段は1両のワンマンカーですが、さすがに朝夕の時間帯は2両編成なんですね!


「中国勝山」の町に到着して。

「旭川」の右岸側から「中国勝山」の町に入る辺りで左岸側へ。
でも、一昨年通った国道は行かず、一本北に有る旧街道っぽい道を進んで行くと、
登り坂になって写真の「勝山歴史さんぽ道」に有る「出雲大権現」に。

今日も登りが有りますので、無事に行ける様に神頼み!


『ここも「上の段」って言うんだね!』。

先程の「出雲大権現」の他、幾つか寺院が続いてあります。
左の写真の建物は「武家屋敷館」。ここらは寺院と共に武家屋敷が有ったエリアだそうです。

「武家屋敷館」に有るカフェの名前が「うえのだん」!
「木曽福島」の町にも「上の段」と言う呼び名の所が有りましたが、
商家の続く下の段に対しての、共通的な呼び方なのでしょうね。

さて、それでは風情溢れる町並み保存地区へ降りて行きます。


どうでしょ?こんな町並みは♪

左の写真は「御膳酒」の蔵元「辻本店(つじ ほんてん)」。
ここも「男はつらいよ!」の最終作のロケ地で、「寅さん」達が試飲をするシーンが有ります。

さらに北に向かって、ウロウロと。怪しさ満点で、写真を撮ってます(笑)

古いだけじゃないんです!

博物館の様な、生活感の無い町はつまらない。
写真の様に、古い町家を生かしながら自動車修理工場が有ったりします。

ここの町並みは、それぞれの家や店のオリジナルデザインの「のれん」を掲げておられます。
しかも暖簾を掛けるのは、すべて自主的なもので、個人負担で賄われているとか。

最初は「ひのき草木染織工房」と言うお店が『何か町に特徴を』と自らの店に掲げたのが最初でした。
その思いに賛同して、商店だけでなく一般の民家にも掲げられる様になったそうです。
それ程に、自分たちの町に愛着を持たれているのでしょうね!

今日は朝早いからか、平日だからか、掛かってなくて、ちょっと残念だったなぁ。

「高瀬舟船場跡」です。

先程の町並みの西側に有ります。
ここまでしっかり残っているのは、
ここだけと書かれてます。

でも『こんな水深が浅くて?』と思うでしょ。

「高瀬舟」は舟底が平で、浅瀬でも大丈夫です。
もっとも、今より、もう少しは深ったかもね。


「JR姫新線 中国勝山(ちゅうごくかつやま)駅」です。

表側は、先程の町並み保存地区の町家に似せたデザインになってます。

ホームに出てみると、こんな感じで。
多少、近代的にはなっているそうですが、バリアな跨線橋も残ってる(笑)

さて「中国勝山」の町を後にして、今日の最大の目的地へ向かいましょう!


交通量の多い国道を、淡々と。

「中国勝山」から「月田」集落への分岐までは、国道以外の迂回路は有りません。
しかも、その大半が路肩が殆ど無い!そこを大型トラックも通るので、ヒヤヒヤもの(^^;
写真の様な歩道の有る部分で、息抜きしながら。

『こんなに距離有ったっけ?』と思っているうちに、やっと分岐点へ。
『「醍醐桜」へ10km』の看板を見つけて、この先は交通量が減るので、ひと安心。


こんな感じの道を、ゆったりと。

歩道こそ有りませんが、路肩も広く、
路面も綺麗だし、交通量も少ないし♪

それに並走する「月田川」の流れで、
日差しは暑くとも、涼しく思えるし。


「JR姫新線 月田(つきだ)駅」です。

特産が林業の町なので、ここも木造の洒落た駅舎になってます。

ホームの出て見ると、こんな感じで。
以前は行き違いの出来る相対式のホームなのですが、向かいのホーム側は線路が撤去されてます。


「月田」集落のお店で気合いを入れて、と。

先程「月田駅」に寄りましたが「月田」の集落の中心部は、もう少し先に有ります。
駅から進んで、一度、県道に出るのですが、再び、細い道に分岐して。

左の写真の酒屋さんで、毎回、飲み物を仕入れて休憩なんですが、今年は、もう少し手前のお店で。
理由は、お店の前に出ていた旦那さんに『暑いのに大変だねぇ』と声掛けられたので。
それを切っ掛けに色々話が出来ちゃうから、こんなチャンス無いし(笑)

木陰で少し休んだり、暑くなった身体をクールダウンさせて、右の写真の登りに挑戦。
ですが、すぐに討ち死、押してます(笑)

誰だい、30%なんて斜度の道を計画したヤツは!
車だって、ここに来るとエンジン音が高くなってるくらいなんだから!!


少し斜度が落ちて10%くらいに。

道沿いに広くなって山陰になる所が有ったので、休憩。
このまま頑張って行くと、熱中症で倒れそうなくらいキツい坂!

日陰に入って背中の荷物を降ろして、地面に座り込んで。
『地面に座り込むなんて、良いおっちゃんが!』なんて言っちゃいけません。
日陰の地面はヒンヤリしていて、冷却に効果的なんですからね!

吹いて来る風が心地良いし、目に入る山里の集落の風景は、良い感じだし。
つい、昼寝しちゃおうかとも思ったけど、たまにでも車が通るから、行き倒れと思われてもね(笑)


さて・・・登るぞ!と、気合いは入れてみるものの。

日陰の所は良いのですが、日向に出ると、まぁ、暑くて。
この後「吉念寺」集落までの登りが有るし、昨日、後半でキツくて大変だったし、
ここは、ゆっくり歩いて行きますか、と(笑)

右の写真、道に有った標識。
『桜→』となっているけど「醍醐桜」を示しているのか?と疑問に思っていましたが、
帰宅して地図を見ていると、この先に「桜」と言う地区が有りました。

坂のピークに着いたら、後は一気に下って♪
いや、そりゃもう、暑くなった身体に下りの走行風は気持ち良いったら!!!


「醍醐桜」の「吉念寺」への分岐。

軽トラックの方向から降りて来てます。
気持ち良〜く、登った分全部下って来て、そして・・・また登って行くんです(^^;

『「醍醐桜」まで3km』って出てますから、歩いてもしれてるし。
と、春は乗って行ったけど、暑くて、完全に押してく気、満々で(笑)

右の写真の辺りまでは(すぐなんだけど)まだ、乗れてます。
写真の赤い屋根の建物は「別所小学校」。民家は、昔はお店だったみたいでした。


「醍醐桜」まで2km・・・ここからがキツいんだ(^^;

春に、ゆっくりゆっくり上がった時は、ミゾレが舞うくらいの気温。
でも、今日は、どう低く見積もっても30℃は越えている・・・。

しばらく頑張ってみるものの、汗は目に入るし、虫はまとわりつくし。
右の写真の「大勢坂」の辺りでは、しっかりと押してます(笑)

さて「大勢坂」とは。
「隠岐」に流される途中の「後醍醐天皇」がこの地に立寄り、天皇を大勢で見送ったから、だとか。
実際の「大勢坂」は現在の道ではなく、看板の有る方に向かう山中の小径。
遊歩道になっている様ですが、この時期、草木が生い茂ってます。
もちろん、自転車出来る道じゃ無いです。


昨日の山道程じゃ無いけれども・・・。

草木生い茂る谷間、水のながれる音は聞こえるけれども、ずっと谷底。よって冷却は出来ませんから。
春に来た時も、ここらは押した記憶が有るので、暑さのせいだけじゃ無いな(笑)

最後の杉木立、ここは涼しくて気持ちよかった。
そこを抜けると「吉念寺」集落が見えて来るのです。そして「醍醐桜」(赤矢印)も♪


さらに集落に近づいて。

一度集落の端まで近づくのですが、道は再び離れて、大きく回り込んで最後の坂へ。
一段と「醍醐桜」が大きく見えて来て、後ちょっと!(写真:左)

右の写真で分かるかもしれませんが「醍醐桜」は集落の一段高くなった所に有るのです。
そこへ向かって、最後の坂を頑張って、押してます。


「醍醐桜」です!

「醍醐桜」のすぐそばに、木造で出来た綺麗なトイレを兼ねた休憩所が有るのです。
集落の一番上で、屋根の下、風が吹き抜けて行くベンチで一休み。気持ち良いの一言です。

登り坂で水分は底を尽きているので、春に来た時にチェックしておいた自販機へ。
ところが!ところがですよ!!えっと、自販機、販売中のランプ点いてません。

トイレの水道の水を試したのですが、薬臭くて。
しばらく我慢してましたが、下の民家に人影が有ったので水を貰いに行きました。
いきなり変な格好のおっちゃんが現れて、お爺ちゃん、ビックリしてたな(^^;

でも、快く、台所に入れてくださって、流しの蛇口から汲ませて下さいました!感謝!!

水分補給出来たので「醍醐桜」のそばに。

やっと一息付けたので、桜のそばまで行ってみました。
春先、少し蕾を付けた頃は葉も無く、幹のみが目立ってましたが、今はこの通り!
葉が多く茂っていて、元気いっぱいの姿を見せてくれてました。

「桜」の回りには、歌碑が有ったり、お墓が有ったり。
集落を見下ろす高台に有るので、みんなを見守っていたい、そんな気持ちも有るのでしょうね。


再び、休憩所から。

近くで見るのも良いのですが、ちょっと離れて見る方が、威厳が有って良いかも。
本当に、風が気持ち良くて。ベンチで、しばらくウトウトしてました♪

やっぱり自転車で来てるのだから、自転車を入れた写真も撮らなきゃ。
と思ったのですが、桜のそばは自粛しておきました。
(春は行ったのだけど、その時は集落の人に断ってからだった。でも、今日は誰も居ないので、ね)

この後、「岩井畝」の桜の巨木も見に行くつもりでしたが、それだと、まだ登って行く事になる。
汲ませてもらった水も、風に吹かれながら飲み干しちゃったから、水分無しじゃねぇ・・・。
ですので、来年以降のお楽しみにして下って行く事に決定!


長閑な山里の風景を楽しみながら。

頑張って登りましたが、下りはアッと言う間に(笑)
さて、この先は、祖父母の仏前に御参りに叔父の住む町へ。

棚田と点在する農家の景色は、本当に癒されます。


実りを増す田んぼと夏空♪

区画整理の行き届いた田園風景の中を、ノンビリ走らせて行きます。
稲穂は、だんだん実りを増し、稲穂が垂れて来てました。


高速を潜って「国道313号線」に出て。

そこそこ交通量が多いので、歩道が整備されてる場所は、歩道を行きます。
向かい風ですが風が吹いてくれるので、多少は涼しさを感じます。

ところで、先程より、遠く雷の音が聞こえて来てます。
自転車を停めて振り返ると、先程の「吉念寺」集落方面は、黒い雲が掛かって来てます。(写真:左)

でも、これから向かう「高梁」方面は、まだまだ青空の様子。(写真:右)
さて、雨雲に追いつかれる前に、到着出来るかな?


日差しが強いので、木陰の道を。

単調な国道は、走らせるのもつまらないし、
何より日差しが強く、排気ガスもたまらんし。

と言う訳で、川沿いに「コスモス街道」の
看板を見つけて、こっちのルートを。

まだまだ若木の桜並木なので、それほどの
木陰は期待出来ませんが、何も無いよりはね!


お昼時を過ぎているので、寄り道♪

道沿いに「コスモスの里」と言う、地元の特産品を販売している店が有ったので寄り道。
店内で何か食べ物を売って無いかと入ってみましたが、これと言って無かったので、
パンと牛乳を買って、店の人に御願いして、涼しい店内で食べました。

が、スタートすると、この建物の向こう側に「お母さんの店」と言う食堂が(笑)
暑さで観察力が鈍ってましたね。涼ませてもらって回復はしましたが、走行に気を付けなきゃ!

再び、川沿いのルートを走らせましたが、木陰が無いので暑いです。
ですので、東屋で日差しを避けて休憩。(写真:右)

かなり、怪しげな雲が増えて来てますし、雷はまだ聞こえて来てます。ヤバいかな(^^;


長閑な夏空の景色を楽しみます。

怪しげな雲に追われてますが、これから進む方向は、こんな青空なのです。
『長閑で良いなぁ』と余所見いっぱいで、ノンビリ走らせてます。


「中津井」集落に到着。

ここは、春に「吉念寺」に車で移動する時に、目を付けていた所。
旧街道の宿場っぽい町並みが保存されていて、ゆっくり見てかったのです。

右の写真は「なかつい陣屋」。
古い商家を改築したもので、実際の「陣屋」では無いそうです。


「伊勢国亀山領陣屋跡」?

ここは「備中松山藩」のはず。何より「岡山県」に居る訳で、一瞬、目を疑いました。
説明板を良く読むと、「備中松山藩主」の「石川総慶(ふさよし)」が「伊勢亀山」に
移封された際、石高調整の為に、ここら13村が「伊勢領」として飛び地になったとか。

ですので、ここ「中津井」は「伊勢領」と言う訳で、「伊勢国亀山領陣屋」なのだとか。
右の写真は、その領地境界を示す石柱で、元々は境界の「多和山峠」に有った物だそうです。


この旅、最後の登り「多和山峠」に挑戦!

先程の「陣屋跡」に有った領土境界の石柱の有ったと言う「多和山峠」。
「多和」は、古くは「山」編に「乙」の字だったそうです。

雨雲レーダーを見て、背後が怪しいので「多和山トンネル」を行こうかとも思ってましたが、
狭く歩道も無く、おまけに暗いトンネルだしなぁ、と思っているうちに、つい、こっちに(笑)

でも、いきなり左の写真の斜度で登りが始まって行きまして。
右の写真の様な、木々の中をクネクネと登って行って・・・。


何度も『ピークか?』と期待させられて(^^;

ユルユルと曲がりながら登って行き、『このカーブの先はピークか?』と、何度、期待した事だったか。
でも、そう言う期待は、だいたい外れると相場は決まってましてね。(笑)

右の写真は、途中に有った「距元標十六里 岡山縣」の石柱。
どう言う由来の物か良く解りませんし、どこから16里なのかも不明。
ま、登りがキツいので、写真を撮る名目に休憩していただけ、と言うのが真相(笑)


やっと「多和山峠」のピークだ!

写真では分かりにくいのですが、自転車の有る辺りがピークになってます。

峠に付き物の「御地蔵様」に御参りしておきます。
が、ここの「御地蔵様」は2体有ったのですが、古い方は、どこでも見られるタイプでしたが、
新しい方の「御地蔵様」がリアルタイプで、ちょっと怖かったです。


登ったら降りる・・・いや『落ちる』だ!

「多和山峠」は「中津井」集落の有る「真庭市」側は、狭い道が続いてましたが、
「高梁市」側は、すぐ広域農道の様な広く整備された道になってました。(写真:左)

そして右の写真、合流した国道も、写真の通り綺麗な良い道でした。
しかし、ねぇ、ここらの斜度、『降りる』ってよりは『落ちてく』と言っても良い程で、
この2日間を通しての、最高速をマークしてしまった程ですから。

う〜ん、逆からは登りたく無いなぁ(^^;


急な下りの途中でも。

速度が出る下りの道でも、やはり見るべき物は
見ておかないとね!

狭い谷間に、棚田と点在する農家。
こう言う風景は、写真に収めなきゃ!

と言う訳で、下り坂でも休憩しながら♪


「巨瀬」の集落からは、再びノンビリと。

「多和山峠」の登りで、飲み物が底をついていたので、郵便局の前の自販機で休憩。
左の写真は、その時、見上げた空の様子。ヤバい雲が、かなり近づいてますね(^^;

でも、国道に並走する旧道が、良い感じの景色なので、緩い斜度を下りながら楽しんで。


「巨瀬」集落から先は、国道の歩道を。

路肩が狭い上に、交通量がそこそこ有るものだから、歩道を走らせます。
もっとも、川の様子が見れるので、路肩が広くても、ここを走らせたけどね。


さて、懐かしき「高梁」に到着!

「木野山」から「国道313号線」から「国道180号線」に。
左の写真、「高梁」の町に向かって、緩い下りを広い歩道を快走中♪

ここ「高梁」は、父の実家が有って、私が子供の頃、夏休みには必ず滞在していた町。
紹介したい事は、いっぱい有るけれども、今回は「男はつらいよ!」絡みの内容で♪

右の写真は、第32作目「口笛を吹く寅次郎」の劇中に登場した「旅館 油屋」さん。
国道に面した古くからの旅館で、現在も営業中のはず。


同じく劇中では「蓮台寺」と言う名だった「薬師院 泰立寺」さん。

「高梁」の町の東の山裾には、城郭の様な石垣を持つ、お寺さんが多い。
「小堀遠州」作の庭園でも有名な「頼久寺」も、そう。
これには理由が有って、山城の「備中松山城」の防御砦の役目を果たしていたから、とも聞きます。


「白神食料品店」さん。そして・・・。

「白神食料品店」さんは、第8作目「寅次郎恋歌」、第32作目「口笛を吹く寅次郎」の2作品に登場。
ここの「紺屋川」を挟んだ向かいの角に、劇中に登場した印章屋さんが有ったが、今は無かったなぁ。

この後、祖父母の墓の有るお寺で、お墓参りをしている辺りで、雷鳴と稲光!
ポツポツ来始めたので叔父の家に向かうが、途中で本降りに。

ちょうど「味屋」さんの前辺りだったので、雨宿りがてら懐かしい味を♪(写真:右)
今日は、お腹も減っていたので「大盛り」を御願いして。

食べ終わってからも雨宿りさせていただきながら、奥様と少しお話を。
過去の記事でも何度か書いたけど、私にとっての「中華そば」は「味屋」さんの味。
私にとって懐かしい味なのですが、ダシを取る「ガラ」と呼ばれる骨が、昔と違って、
今は綺麗に肉の着いて無い物しか手に入らず、昔とは変わって来ているそうです。

それでも、美味く懐かしい味なのは違いない。また来るからね♪と挨拶し、叔父の家へ。
その話はプライベートなので、記事は省略です(笑)


<おまけ:夏旅、3日目。今日はプライベート&移動日>

今日は、亡き両親を仏前への御参りを済まし、「愛知」への移動。
ですので、私の実家の有る(有った?)「岡山」について、ちょっとだけ御紹介。

昨夜は駅前の「東横イン」に宿泊。

最近各地で宿泊する際に使う「東横イン」。
だいたいどこの「東横」に泊まっても、
設備やサービスが同じなので安心。

何故、実家に泊まって無いのか?
理由は、水道や給湯器の調子が悪くてね(^^;


駅前を後にして。

左の写真は「岡山県総合グラウンド」。子供の頃は、単に「運動公園」と呼んでたなぁ。
広い敷地は、戦時中は「岡山大学」の敷地も合わせ連隊の駐屯地だった所。
今は(私の子供の頃もだが)各種スポーツ施設の有る公園。
多くの木々が有って、木陰が涼しくて良いんだ♪

右の写真は、その「運動公園」前の道路の自転車道の様子。
過去の記事にも書いた記憶が有るが、元々、道路だった所を削って自転車道にしてあります。
カラータイルが貼って有って、ロードの方には微振動がツライかもね(^^;


「三野浄水場」の水道記念館。

実家の近くに有る「岡山市」の水道の原点「三野浄水場」。
ここで浄水された水道水は、すぐ近くの「半田山」に上げられ、自然落下で市内に送られます。

ここに有るのが、写真のレンガ造りの建物。(写真:左)
明治38年に水道が始まった頃に建てられ、元々は送水ポンプ施設が有ったのだそうです。
今は、水道資料館として「登録有形文化財」の指定を受けてます。

右の写真は、その前に有る水のモニュメント。
涼しげで良かったけど、朝で暑く無かったので、『冷却』はしなかった(笑)


「岡山市」の水道の歴史について。

18歳まで住んでて、小学校で習ったはずなんだが、すっかり記憶に無いので、
ちょっと、説明の石碑を写真に撮って来たので、紹介がてらお勉強。ま、中身は読んでおいてね(笑)

ここから帰る時に、守衛さんと談笑。
子供の頃、ここで花火大会が開催されてた話で盛り上がって、懐かしく嬉しかったな♪
『水道施設なので、安全上、来訪者をチェックしている』と言われたけど、そんなに怪しかったかな?


市内を流れる「西川」です。

実家で御参りを済ませ「岡山駅」に向かってます。
写真は市内を縦断して流れる「西川」。昔は「岡山城」の堀の役目もしたとか。
それほど綺麗な水質では無いけれども、こんな緑と流れが有るなんて良いと思いません?


帰路も「新幹線輪行」で。

お盆明けの土曜日なので、私と同じ様に日曜まで休みの方で、まだ混んでました。
なので、帰路は指定席を取って、行きと同じ様に最後列の席を確保。

お昼過ぎの[新幹線」なので、お昼御飯用に「岡山名物 祭りずし」と「鰆(さわら)寿司」を購入。
「祭りずし」は「瀬戸内」の海産物がテンコ盛りで、美味いんですよ!
(カーソルを置くと、中身が見えます)

昨年に引き続きの「新幹線輪行」ですが、ほんと、楽で良い!
半日、列車で移動して宿泊するのとコスト的にはイーブンですので、時間が無い時は有利ですから。

出発前、天候に翻弄されて『行けるかなぁ』と気を揉んだ今年の夏旅でしたが、
終わってみれば、2日間とも良い天気で楽しめました♪
去年よりも登りの斜度がキツかったのはエラかったですが、『懐かしさを探す旅』、十分堪能出来ました。

2日目の走行距離:約69km、3日目の走行距離:約13kmでした。