Report#6:携帯ポンプ「使ってみましたぁ!」Part:1


出先でのパンクや空気抜けはある程度しかたないです。その為にパンクセットや予備のチューブを
持ってくのですが、空気が入れられなければだめでしょ?

で、携行式の空気入れの紹介です。


<クランク・ブラザーズ社 パワー・ポンプ> 定価¥2,500-

一番初めに買ったのがこれ!選んだ理由はとにかく小さい事!
なんせジャンパーのポケットにすっと入るのですからね。

小さいだけじゃないよ!こいつの最大の特徴はお尻のダイヤルを回す事で入る空気の量を
変えられて、それによって高圧時でもほんと楽に入れられるんです。
チューブの空気圧が低い時は「High Volume」でスコスコ入れて、押し込むのがだんだん重く
硬くなってきたら「High Pressure」に切り替えてやると、ほんとに楽に入るのさぁ!!

じゃ、こいつのマイナスはって言うと、そのボディーの小ささゆえにストロークが小さく、
高圧時になかなか入ってくれないことかな。
ま、確実に楽に入ってるのだから、休憩がてら気長にねー!

でも、写真の様にポンプの頭を何かに当てて入れなくても、50psi(3.16kg/cm2)位
までなら女性や非力な方でも楽に入れられます。

1.5のスリックのように80psi入れようとするとちょっと時間が掛かりますが・・・。


<WRENCH FORCE社 ATB mini pump> 定価¥2,500-

もっと使いやすいのないかな?エア・ゲージが付いてると便利だし・・・。探してみました。

こいつの特徴はバルブの固定方法。仏式でも米式でも、同じ口で固定してくれます。
面倒な部品の組み替えは不要です。後、持ち手が90度折れてくれて、力を入れやすく
なります。エア・ゲージは100psiまであります。

じゃ、こいつのマイナス点はボディーがでかい事。
ただこれは付属の取り付けステーをボトル・ケージに共締めすれば解決します。

それより問題は仏式でエアロ・リムなどで出しろの少ないものは固定できないのです。
これはパナレーサーのバルブ・アダプターで米式(シュレッダーとも言うんだ)形状に
してやれば問題無しですよ。(写真参照)

後、流入量の切り替えが無いので、45psi以上はメチャ重いです。硬いです。
これには写真のようにポンプの頭を何かに固定してやれば、ある程度は体重かけて入れられる
のでOKですが65psi以上はほんとに入れられるの?って感じです。
もちろん80psiまで入れてみましたけど、時間は掛かりますね。

一番左がノーマル・リムの場合。これは固定時に多少エアが洩れる以外は問題無し。です。

まん中がエアロ・リム等の出しろの少ない物。事務長のWサスに付いてるシマノのWH−M535の
写真ですが、これは固定できなかった。

で、右がパナレーサーのバルブ・アダプターを付けた状態。これだとぜんぜん問題無し。
それに固定時のエア洩れも無くなります。

パナレーサーの製品です。1個¥250-単品でも買えますが
最近ホームセンターで同社のフロアポンプが¥900円くらいで
売ってます。
それに付いていますから、そっちの方が得かも・・・。

実はこのアダプターにはもう一つ隠れた利点があります!
これに付いてはReport#7を見て下さい!!


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