#210:自転車三昧のGW:2「竹鼻祭りと御千代保稲荷ポタ!」(09/05/03)


久しぶりにイベントとして「竹鼻別院」の「藤まつり」に、出掛けて来ました。
この祭りには「竹鼻」に有る山車13基のうち、毎年、半数が交代で曳き回されます。
その後は「羽島」の裏道を徘徊(?)して、「お千代保稲荷」方面を回って来ました。

今回、御一緒いただいた方々は・・・、
yosan、タイガーさん、kenkenさん、akiakiさん、マサさん、スプレーマンさん、
nomuさん、shinさん、ひみよしさん、に私で、10名でした。

今回のGWは、3部作で・・・。

#209:自転車三昧のGW:1「根尾川快走 樽見輪行ポタ !」(09/04/29)

#211:自転車三昧のGW:3「サクランボと西濃周遊ポタ !」(09/05/04)

こちらも、ご覧下さいね!


いつもの尾西庁舎集合で。

出発時間まで、それぞれ自転車談義。
yosanは、自分の18インチのKHSと他の参加者の20インチを比べて、
nomuさんは、久々に見送りに来て下さったyamaさんと、レストアなった旧車を前に。

新しくとも、古く(伝統って意味でね)とも、自転車の話題は尽きませんね!

さて時間となりましたので、出発!


「竹鼻」方面と言えば「お母さんの団子屋さん」ですよね!

ショウガの隠し味の効いた、醤油味の団子です。
道を通ると、香ばしい醤油の焦げる香りがしてます。

今回は、5/1に下見に来て『3日、10人くらいで来るからね!』と言ってたせいか、
お母さん頑張ってくれて、いつも以上にショウガが効いてて・・・いつも以上に、美味かった!!!

ここの団子の評価を、常連さんに訪ねるyosan。

クルマで通り掛かって、クルマの中から
『団子有る?』って聞く辺りが、常連の証拠?(笑)

団子の話題より、自転車に目が向く奥さん達に、
説明する方が、メインになっちゃいましたね(笑)


普段では考えられない混雑の「竹鼻商店街」でした。

初春に「蔵開き」に来た「千代菊」さんでは、お祭りに合わせて、量り売りをしてました。
で、あまりの混雑に、自転車が邪魔になるので、メイン会場奥のスペースに停めて・・・。
歩いて、祭りを回ります・・・自転車の倶楽部だけど、歩きも有るのよ(笑)。


「藤まつり」の主役、「竹鼻別院」の「藤」です。

去年、今年と、山車の曳き回しのある週では、遅い感じです。
地球温暖化のせいか、それとも、樹齢300年の古木故に、花の保ちが悪いのか・・・。
まぁ「藤まつり」は、先週からなので、良い時を見られた方も多いでしょうね。

さて、それでは、山車を見に回ってみましょう。


「本覚寺」の天井絵です。

山車が集まっている「八劔神社」に向かう途中、
ちょっと寄り道です。

「名鉄竹鼻線」の踏切横に有る「本覚寺」には、
写真の天井絵が有るんです。

なかなか立派な物なので、寄り道して。


「八劔神社」にて。

神社に行くと、すでに、参道に山車が並んでいます。
「竹鼻」の山車は、子供の手踊り、カラクリ人形、布袋様の踊りと、多彩なんです。

1基ずつ、本殿前で、奉納芸を行い、その後、各町内にて、芸を披露して回るのです。

写真は「川町」の山車で、奉芸は、子供手踊り。

順番に、本殿前に向かいます。

左の写真は「中町」の山車で、奉芸は、子供手踊り。
右の写真は「上鍋屋町」の山車で、奉芸は、布袋踊り。

各町内の詰め所の様な所で、出し物を披露して回ります。

題目を書いた物が数枚掛かっているので、いくつかを演じて回るみたいですね。
ちっちゃい子が、一生懸命に踊ってて、頑張ってます!

「名鉄 竹鼻線」の踏切を渡る所では・・・。

山車が架線に引っかからない様に、「名鉄」の方が出向いて、梯子で架線を持ち上げてます。
ここで、kenkenさんから、疑問が・・・『電気は止めて無いのか?』

kenkeんさんが、「名鉄」の方に聞かれたら『絶縁した梯子』なので、流れていても大丈夫なんだって!

当然、電車が通る時は、待ちです。

山車が安全に踏切を通過出来る様に、
架線の方だけで無く、踏切の列車の通過時間を、
「名鉄」の方が管理して下さってる様です。

やっぱり、どこのお祭りでも、
多くの方の尽力の基に成り立ってるんですね。
本当に、ご苦労様です。


山車を歩いて見て回って・・・頃良い時間となりまして、お昼ご飯です。

今日のお昼は「羽島名物 れんこんカツ丼」。
ですが、お昼時の混雑で、時間が掛かるので、注文して出来上がる間に「竹鼻名物 みそぎ団子」を。
(こちらも行列が出来てましたが、shinさん、yosanが、代表で並んで下さいました。感謝!)

「みそぎ団子」とは、餅に、こしあんの入った団子を焼いて、赤味噌の入ったタレが掛かってます。
焼きたて熱々の、甘辛い味わいは、ちょっと癖になるかも、です。

本来、この団子は、その名が示す様に、毎年6月30日に行われる「みそぎ神事」に、
半年分の汚れを清め、残りの半年を、無病息災で過ごす為に、いただくそうです。

団子をいただいて、談笑してると、ほどなく、メインの「れんこんカツ丼」の出来上がり。

みんなで、車座に座って(アスファルトの地面ですが 笑)、美味しくいただきました!

「れんこんカツ丼」とは・・・レンコンを豚肉で巻いてカツにして有ります。
(当日、メンバーの方に『擦りおろしたレンコンを・・・』と言いましたが、私の記憶違いで (汗;)

「レンコンの蒲焼き」(擦りおろしたレンコンを、海苔に乗せて揚げてある)と共に、
屋台を出されている「竹扇(ちくせん)」の御主人が、考案された物だそうです。
祭りの時以外は、お店に行けば、食べられますので、皆さんも、食べてみて下さい。

竹扇 住所:岐阜県羽島市竹鼻町丸の内3−17 電話:053−393−0228 月曜定休


食事も済んで、午後の部・・・ポタに戻ります。

まずは、各町内を回った山車が集まる、東西に抜ける大通りに。
まだ全部の山車が、揃って無い様子で・・・まぁ、見て回ったので、ポタに出発!

先ほど、食事の時に、午前中仕事だった、ひみよしさんから連絡が有って。
「お千代保稲荷」に向かう途中で、合流されるとの事・・・さぁ、どこで会えるかな?


「開発山」です。

起伏の少ない平野の、公園の一角に、ぽつんと有ります。
かつて、この辺りは、「長良川」が運んで来た砂が堆積していて、水田開発の際に、
表面の砂を取り除き、積み上げて出来たのが「開発山」だそうです。
以前は、20くらい有ったそうですが、「江吉良」の「堀田」を埋める為に使われ、
「須賀城」の天守閣が有ったと言われる、ここだけになったそうです。(案内板より、抜粋)


ちょっと面白い建物を・・・。

「羽島市堀津町」辺りに有ります。
先日、一人で、この辺りをウロウロしてる時に、
こんな建物を見つけてたので、寄り道。

なんとなく、北海道の農場に有りそうでしょ?
今は使われて無い様で、以前は、工場か
作業場だと思うのですが、こう言う建物にした
事業主のセンスと言うか、遊び心が嬉しいですね。


「お千代保稲荷」到着です。

「大藪大橋」を渡った所で、ひみよしさんと無事に合流。いやいや、久しぶりと、挨拶です。
で、一緒に「大榑」の集落を通る道を南下。裏道を抜けて、「大榑川」を渡り「輪中公園」から、
「お千代保稲荷」で・・・いつもの場所に、自転車を停めさせていただいて参拝。

渡し船の時間があるので、今日は、短めの「お千代保散策」。
右の写真は、ひみよしさんが「麩」の「美濃屋」さんにて「油麩」を購入した際に、
御主人から『みんなで、食べて!』といただいた「麩まんじゅう」配って下さってる所。
けっして「桃太郎」の一場面では、有りません(笑)。


「お千代保稲荷」を後にして・・・麦畑を。

今年、稲作をする部分は、田植え前の掘り起こした状態ですが、麦畑では、こんなに成長してます!
これから実って、小麦色の海になるのは、今月末くらいかな。


「大須観音」です。

「名古屋」の「大須観音」は、元々はここ。
「徳川家康」が、「大須」の地名と共に、
「名古屋」に移転させました。

現存する最も古い古事記の写本が有ったのですが、
それも含めて「名古屋」に移転させたそうです。

移転後は衰退したそうですが、地元の方々の手で
現在まで守られて来たんですね。


「西中野の渡し船」です。

番小屋は「愛知県」側に有るので、「岐阜県」側で呼ぶ際は、左の写真中央の「白い旗」を揚げます。
『来てくれるかなぁ』と心配になる方も居られますが、時間を守っていれば大丈夫。

左の写真は、今回10名+自転車で乗った所。でも、まだ余裕有ります。

右の写真が運航時間などの説明板。
但し、各運行終了時間の30分前までの乗船となりますので、ご注意下さいね!

時刻は、16時。ちょっと、時間に余裕が有るので、美味い珈琲を・・・。


「田中珈琲店 玉野店」です。

「ちゃりき!」でお邪魔するのは、久しぶり。
最近は、「奥町店」の方が多いかな。

美味しい珈琲をいただきながら、
自転車談義に花が咲き、17時半!!!
ここで、流れ解散としました。

今回も中身の濃いポタでした。
楽しい仲間と、一日楽しく過ごせました。感謝!
御一緒いただいた皆様、お疲れ様でした!!

本日の走行距離:約36.4kmでした。