#245:'10夏旅:「津山 〜 新見 探訪記!」(10/08/07)


まずは、夏旅1日目です。今日は「津山 〜 新見 探訪記!」

昨年、台風の影響で不完全燃焼となった夏旅、今年は好天に恵まれて楽しんでまいりました。
今年は、日程を長くし、瀬戸内だけで無く「岡山県北」の町並みも訪ねて来ました。

日程は・・・

1日目:'10夏旅:「津山 〜 新見 探訪記!」(10/08/07)

2日目:'10夏旅:「新見 〜 高梁 探訪記!」(10/08/08)

3日目:'10夏旅:「小豆島 池田 〜 土庄 探訪記!」(10/08/09)

4日目:'10夏旅:「小豆島/土庄 〜 赤穂 探訪記!」(10/08/10)

5日目:'10夏旅:「赤穂界隈 探訪記!」(10/08/11)

では、1日目、「津山〜新見」間を旧街道、鉄道を絡めた旅を、御紹介いたします。


例年通り「尾張一宮駅」から出発しますが・・・。

いつもと違うのは、始発では無い事。
元々「津山」まで輪行しようとしますと、始発でも到着は14時を回ってしまいます。
これでは、ゆっくり探訪ポタなんて、時間的に無理な話で・・・。

でも、ある方法を使えば、可能となりますし、朝もゆっくり出来ると言う訳で、6時28分の列車で。
この列車でも「大垣駅」での「米原駅」行きへの『4分乗り換え』は変わりませんけど(^^;

「米原」に到着し、「網干」行きの列車をノンビリ待ちます。(写真:右)
今回はフルサイズのシンテシで、前輪だけを外す輪行袋(Report#29)を使用。
自立してくれるので、写真撮影も助かります♪


「米原」発「網干」行きの列車です。

当駅始発ですので、ホームに来てから出発まで時間が有ります。
まずは、自転車を列車に置いて、席を確保してから(ここ重要!)、自転車の固定を行います。

列車内の位置は、先頭車両の運転席のすぐ後ろ。
最後尾と言う手も有りますが、車掌さんの出入りが有りますので、この置き方は出来ません。
ここなら、長い前輪だけ外すタイプでも、大丈夫♪

それと・・・この列車は、先頭車両にトイレが有りますし!(ここも、重要!!)


「上郡駅〜佐用駅」間は「智頭急行」を利用します!

「津山」にお昼過ぎに到着する為の方法と言うのが「智頭急行」を使う事なんです。
「智頭急行」は、兵庫県、鳥取県、岡山県が運営を行う、第三セクター方式の鉄道会社。
他の第三セクターと違うのは特急列車を走らせている事で、しかも、「京都駅」や「岡山駅」発である事。
つまり「JR線」を利用して直接乗り入れる訳です。

ですので「上郡駅」からと書きましたが、実際は「姫路」で「スーパーはくと3号 倉吉行き」
に乗り換えてます。なお、「青春18切符」は使えませんので、別料金¥2,180円が必要。
もっとも、第三セクターなので、普通列車でも別料金が必要です。
「スーパーはくと」の、この車両は、デッキ部分しか自転車を置けませんでした。

左の写真は、「上郡駅」に停車した際に撮影したもの。
右の写真が、「佐用駅」に到着し「スーパーはくと」を見送った際の物。


「佐用駅」からは「JR姫新線」を使います。

「智頭急行」のホームから地下へ降りて改札を通過し、「姫新線」のホームへ。

左の写真に有る列車は「姫路方面」へ行く列車。
写真の奥の方から「智頭急行」で来てますが・・・「姫新線」の「姫路方面」は手前なんです!
良く解らないでしょ?・・・と言う訳で、路線の様子を図化しておきました。写真にカーソルを♪

でも、乗り継ぎが悪いんですよね。40分も待ち、です。
で、する事が無いので、のんびりと・・・右の写真はホームから見えた『ホルモンうどん』のお店。
「佐用町」は『ホルモンうどん』発祥の地。お昼時だったら・・・食べてたな(笑)。


「佐用駅」からの「JR姫新線」にて。

列車が来ましたので乗り込みます。「姫新線」の列車は「長良川鉄道」や「樽見鉄道」に走っている
レールバスみたいな(そのものかも)車両。大きな違いは・・・トイレが有る事です!!!

「姫新線」は単線で、右の写真の様に「樽見鉄道」みたいな感じ。
路盤のバラスト(砂利)が綺麗なのは、昨年「佐用町」を襲った台風の影響でしょうね。


「津山駅」に到着です。

「津山」は、「岡山県北部」の主要な町で、昔から交通の要所です。旧街道で言えば「出雲街道」、
「因幡街道」、「津山街道」が離合する町で、賑わったでしょう。
それは列車も同じで「岡山」からの「津山線」、「鳥取」への「因美線」、そして「姫新線」が
離合する駅で、今でも広い構内を持っています。(扇形機関庫も有るそうですよ!)

改札を出て、駅前のスペース(写真:右)で、輪行状態を解いて・・・時刻は13時前、昼ご飯の時間♪


本日のお昼ご飯は・・・「ホルモンうどん」です!

「佐用駅」のホームから見えたから、と言う訳じゃ無く『津山と言えば、これでしょう!』と。
もっとも、『ホルモンうどん』の発祥の地は「佐用」ではありますが、「日生」の『牡蠣オコ』同様、
B級グルメとして盛り上げているのは「津山」ですし、元々、地元のお父さん達の晩酌の友だったとか。

さて、去年訪れた時は日曜日だったので、営業してる店を探すのに手間取ったのですが、
今年は、駅前で見渡して、こちらのお店に決定・・・「東宝」さんです♪

1年ぶりで食べる『ホルモンうどん』、美味かったです♪癖になります、これも(笑)¥800円也。


ちょうど、この日は・・・。

「津山納涼ごんごまつり」でして、町中の至る所に写真の青い幟が立っていました。

そして町の中心部を流れる「吉井川」の河川敷では、メインイベントの『県下最多約6000発』を
誇る花火大会関連の準備が進められていました。

さて、昨年も書いたかもしれませんが『ごんご』とは?
右の写真が『ごんご』さんです。河童の事を「津山」では『ごんご』と言うんだそうです。
町の商店街の歩道に、可愛い『ごんご』さんのモニュメントが有りましたよ♪


「津山」の町を後にして・・・旧街道風情の道を♪

本当は「出雲街道」を得意の『だいたいトレースで』と思って来たのですが、資料を持参して無く(^^;

で、事前に見ていたサイトの情報の記憶を基に、何となく、『こんな雰囲気になるだろうな』と
言うルートを走らせて♪


旧街道風情の道を♪・・・「中須賀舟着場跡」

サイトの情報の記憶と、何となく、で走らせていたら、有りました!
この辺りで言う『渡船場跡』なんでしょうか。それとも、河川交通の『川湊跡』なんでしょうか。
石柱に有る『出雲街道』の文字が、ルートの正しさを示してくれて、助かった(^^;


旧街道風情の道を♪・・・緩いカーブの道。そして「一里塚跡」

旧街道を訪ねる旅の楽しみは、左の写真の様な、ちょっと懐かしい感じの風景に出会える事です。
緩やかにカーブする道に、昔は必ず集落ごとに有った万屋さんの店舗♪

ゆるゆるとした道を選んで進んで行くと・・・有りました「茶屋一里塚跡」。


旧街道風情の道を♪・・・古い駅舎が見えたので。

「姫新線 千代駅」です。「長良川鉄道」にも有る様な「旧 国鉄」時代の地方駅の姿です。
駅名看板は、最近になって作り直された物でしょう。地元の産業の木材を生かした物でしょうか。

駅舎内とホームの様子です♪

良い感じですねぇ!昔の駅に有った、木製のベンチです!!
ホームに有る駅名表示は、現代の物でそぐわないですが、それ以外は、タイムスリップした様な感じ。
(当時をイメージした写真を作ってみました。カーソルを乗せてみてください。)

『久米の仙人』です♪

古い駅舎に似つかわしく無い、綺麗なトイレ(トイレは綺麗な方が良いけど)に有りました。
「久米」と言う地名の由来になった仙人でしょうね。

しかし、右の説明文を読んでみて下さい。『若い娘の太ももが目に入り・・・』、
そりゃ、共感出来るかも・・・うん、庶民的で良いな〜(笑)


旧街道風情の道を♪・・・ゆるゆると田園地帯を。

ゆっくり周りの景色を眺めながら、ノンビリと♪
と、有りましたね「出雲街道」の説明石柱。「三ヶ村の界(栗)」と有りますが、意味が(^^;


旧街道風情の道を♪・・・「坪井宿」です。

「国道181号線」に出て、すぐにまた分岐する所に左の写真の看板。
そこを入って行くと、緩やかに道は登って行ってます。

「坪井宿」の説明板が有りました!

「坪井宿」の往時の姿とか、宿場の成り立ちとか、色々説明が有りました。

「坪井宿」を抜けて。

「坪井宿」から、国道に出た所です。左の写真の中央、上がって行く道が、往時の道で「鶴坂峠」へ。
でも、まだ全行程の1/4程度しか走って無いので、大人しく国道を行く事にしました。


登りは続いて行くのです・・・。

正直、登りは嫌いなんです!この台詞、何度も見てる方、ごめんなさい!!
でも、本当に避けれるなら避けたい・・・ですが、旧街道探訪の楽しみが有る以上、行かねば。

右の写真の様な、小さな名も石仏とかが有るから、頑張ってるのです♪


街道の分岐「美作追分」です。

左に行けば「高梁」「岡山」方面。そのまま行けば「中国勝山」を経由して「米子」「倉吉」。
「出雲街道」は真っすぐ行くので、ここは当然、直進します。

分岐に有る道標には「左:伊勢大神宮 右:伯州大山」と有ります。
どちらも信仰の対象なので、お参りの旅人には、この方が分かりやすいからでしょうか。


大きな登りを終えて、一息♪「目木乢(たわ)」です。

「美作追分」から、道は一度下って、再び、グンと登って(^^;
大きく切り通しになった部分ですが、抜ける風が少し心地良かったです。

さて、ここから「久世」の町まで、基本下り♪気持ち良く下って行きましょう♪♪


「久世」集落の手前「米来」の「目木橋」です。

気持ち良く坂を下った辺りで、右手に入って行く道が旧道。となれば、そちらへ♪
大きな親柱を持つ、石造の「目木橋」に出ます。

右の写真は、緑の山々を望んだ、大好きな里山風景。橋の下を流れる川(目木川)の水も凄く綺麗で・・・。

橋の下に降りれる道が有ったので、降りて行って・・・。

左の写真は、下から見た「目木橋」。欄干部分は昔の姿を残して、基本部分は、新たに造り直したみたい。
こう言う、風情を残したままの改良工事を、企画/施工出来る行政は、素晴らしいと思えます。

さて、綺麗な水の流れとなれば、当然、右の写真の様に。冷たくて、気持ち良かったです♪


「米来」から「久世」への道で。

「米来」の集落の中心部に有る「目木砥石製造所」。天然石の砥石、良く研げるんですよ!(写真:左)

右の写真は、荘厳と言う言葉がぴったりな「薬王寺」。


「久世」に到着です。

左の写真は「真庭市 久世庁舎」。平成の合併で、地名と土地勘がシンクロしなくなってます(^^;
昔で言うと、「真庭郡 久世町」・・・これなら、どの辺りか分かるな(笑)。

で、国道は真っすぐに進んでますが、左手に入る旧街道っぽい道。当然、こっちでしょ♪


細い旧街道っぽい道を少し進みながら余所見をしてると・・・『あぁぁ!!』

家と家の間の道に、ちらっと見えた木造の立派な建物。ここは、すぐにUターンして。
路地を抜けて、国道を渡って・・・「旧遷喬尋常小学校」です。

凄く立派で、清楚な感じも有って・・・素晴らしいです。
地元のお母さんと、目が合って『素晴らしいですねぇ』と話し掛けたら、中の見学が出来るとの事!

となれば、見とかなきゃ♪

と言う事で、自転車を停めて、『お邪魔しま〜す♪』と中に。

良く磨かれた様な、木の廊下。部屋の明示も、どこか懐かしい♪(私の中学校は、こんな感じだったの)

廊下の突き当たりに有る曲がり階段を上がって・・・2階の景色は、右の写真。

写真では、ちょっと分かりにくいですが、長年の使用で、木製の引き戸とか良い具合に磨り減っていて♪

2階中央部に有る講堂です。

木製の床に、多くの窓で、明るいです。
そして、素晴らしいのが、天井部分の木組み。

まるで船の船倉部分を思わす様な、
見事な曲線の木組みだったんです!

これは、一見の価値有りでした!

この建物は、映画やドラマのロケに使用されている様で。

先程の講堂は、戦時中の病院の場面に、この教室は右の写真の映画のロケに。

昔懐かしい学校の教室・・・どこかしら『温かさ』を感じるのは、私だけでしょうか。
(きっと単なる郷愁なんだろうね。自分が小さい頃の思い出の様な 笑)

中の見学を終えて・・・。

外で、建物を眺めながら、自販機の飲み物を。

眺めれば眺める程、良い感じだなぁ、と。
失礼な言い方ですが、県北の小さな町で、
これ程の建造物に出会えるとは思いませんでした。

これだから、旅は止められませんね!


再び、元の旧街道っぽい道に戻って・・・。

前方に、小さな商店街が見えた、小さな橋の上で。
右の写真に大きな松の木に魅せられて、写真撮影の為に停止中。

まだ「久世」の町中なんですよね・・・全体行程の半分も行って無い(笑)。


集落を抜けた所からは。

集落を抜けて「旭川」沿いに出ました。
私の実家のすぐ近くを流れてて、子供の頃からお世話になってる川なんです♪

川沿いの桜並木の下を、川の景色を楽しみながら、走らせて行きました。


「中国勝山駅」到着・・・でも、やっと半分なんです(^^;

時刻は16時を回ってます。でも、まだ、全行程の半分なんです(笑)。さて、どうするか。

ここから先「新見」を目指す為に「出雲街道」と別れて「姫新線」沿いに行きますが、
事前のルート検討でも、山三昧なのは分かっていまして、明日からの行程を考えると輪行も有るかと。

列車の時間を調べてみる為に駅に寄ったのですが、まだ30分以上有る。
と言う事で、「町並み保存地区」だけ見てくる事にして♪


「町並み保存地区」です。・・・なんか、想像以上に良い感じ♪

石畳(?)の道に、古い感じの建家が続いています。軒に掛かっている「のれん」が美しい。
それもそのはずで、平成21年度の「美しいまちなみ大賞」の国土交通大臣賞を受賞してるとか。

さらっと、流すだけのつもりで来てみたんですが・・・(^^;

いや、ほんと、良いんですよ!町並みの感じが!!
でも、観光地化された、土産物屋が続いているのでは無く、生活に根付いた、地元の家々なんです。

左の写真は、道標の有るT字路の所(カーソルで道標を表示)。

右の写真は「御前酒」蔵元の「辻本店」さん。「御前酒」と言えば、子供の頃、俳優の「長門勇」さんの
『御前酒のまにゃぁ ええ酒じゃ〜』のTVCMが流れてました。(知ってる人、居るかな? 笑)


輪行のつもりだったんですが・・・走ってます(^^;

「町並み保存地区」で感動し過ぎて・・・列車の時間が危うくなって(笑)。
もっとも、時刻は17時前で、まだ日暮れには時間も有るし、この先「姫新線」沿いを走るので、
場合に寄っては、途中で輪行も出来ますし♪

と言う事で、「新見」への分岐の有る「国道181号線」を西へ。
川沿いの道を、淡々と走って行きます。


山間の道を、徐々に登って行きます。

急激な登りでは無いので、そんなにキツいと言う感じも無く、夕方の涼しさも出て来て、快適に♪


「新見」への分岐です。

さて、実は、ここからが登りの本番!一気に標高を上げる様な事は無いですが、キツそう(^^;

「新見」への県道で。前方に見える山の間を縫って行くのかな・・・。


「月田」集落中心部の入り口です。

全行程のやっと、半分過ぎ辺り・・・でも、気分的には、余裕なんです(笑)
こう言う景色が大好きなので、当然、写真に収めて。右の写真、小魚が見えます?


「月田」集落中心部です。

どこと無く、懐かしさを感じる町並み。今の県道は、この集落を避けてバイパスの様になってますが、
当然、昔からの細い道を入って行って・・・旧街道にある良い感じの景色です。

ここから、さらに山間の部分に入って行きます。


「月田川」に架かる「姫新線」の橋梁です。

左が、第4、右が第6橋梁で、私が見ただけで、確か、第14まで有ったかと。
それくらい、クネクネと山間を縫う様に川が流れ、それ沿いに道が有ると言う事ですね。


「月田川」沿いに走る「姫新線」と道の景色。

山間を流れる川沿いに、集落と鉄道が走っています。長閑な、良い感じの絵ですよね。
しかし、これ、どこから撮ってるかと言うと・・・。

現代の道は、高速化を目指して、高架で谷を越え、トンネルで山を抜けるんです。

ここから、先程の写真は撮影してます。確かに走行距離は短くなるので良いのですが、
右の写真の様に、これだけ登ってますし(^^;


だんだん登りがキツくなって・・・。

少し、緩くなった所で、休憩です。右の写真、『あ、廃線跡のトンネル!』と思わないでね。現役です!


日は、山に隠れようとしてますが・・・登って行きます。

グルッと大きく弧を描く道を、ゆっくりゆっくりと登って行くと・・・。
右の写真の様に、まだ登り!!!そろそろ「傍示峠」かな。
(ですが、地図を持たない旅なので、どこまで登りが続くか分かってません 笑)


やっと「新見市」だ!

キツい坂を登って行って・・・ついに「新見市」と「真庭市」の境に。
イメージ的には、後は下って行くばかり♪(と思ってたんですが、ね・・・)


登った分だけ、下りは気持ち良く♪

漕がなくても、結構な速度が出ています(50km/h以上)。
路面状態も良く、交通量も少ないので、右の写真の様な景色を楽しみつつ♪


そろそろ「刑部」の集落です。

時刻は18時。まだ日没までには1時間近く有りますが、山間部ですから、日は山に隠れそう。
でも、バイパスの様な今の道を行くのは勿体ないので、旧道が有れば、そちらを選んで行きます。

「刑部」の集落の中心部を♪

左の写真の交差点が、今の道が出来る前の「真庭」と「新庄」の分岐点。
右の写真は「刑部駅」。綺麗になっていて、私が小さい頃に来た時のイメージは無かったです。


「ときめきライン」となってる道ですが・・・。

周りは、右の様な景色で・・・どこが「ときめく」のか?
もっとも、私の様な者には、「ときめきまくり」の景色なんですけどね♪


「丹治部駅」を過ぎて・・・あらら、また登り?(^^;

「新見市/真庭市」の境の「傍示峠」が最後と思っていたので、気分的にちょっとブルー(^^;
ですが、水分補給で寄ったコンビニのお父さんに『この坂越えたら、楽だよ』と言われ、何とか(笑)

確かに、右の写真の様に、最後の坂を越えると、快適に下って行きました!


「岩山駅」の有る「熊谷」集落です。

気持ち良く下って行ったのですが、現在の道は集落を避ける様に、山の方へ。
登りたく無いですし、旧道の方が好きなので、集落内に向かって。

「岩山駅」は、「旧国鉄」時代の雰囲気を残す駅でした。(カーソルを置くとホームの画像に)

時刻は、18時半。この駅の次が「新見駅」なので、予定通りに19時には「新見着」かと。
そこで、夕飯用に、昨年「新見」で購入した「寿司一」さんの「金棒鮨(鯖寿司)」を頼もうと
電話したのですが・・・夜は営業して無いんだって!かなり、悲しかったです!!


無事に宿に着きまして・・・本日終了♪

宿に着きまして、自転車を輪行状態にして。
何でかと言うと、こうしておけば部屋に入れられるんです!
外に置いて、悪戯されたり、雨に濡れたりも嬉しくないですからね!!
今回の旅で、4カ所に宿泊しましたが、どこでも、文句を言われる事は有りませんでした!

で、チェックインして、今日着ていた物を、洗濯機に掛けて、夕飯を探しに。
どうしても、この地方の「酢」のしっかり効いた「鯖寿司」を食べたくて(笑)

で、駅前の土産物店で、見つけて来ました!(カーソルを置くと、中の様子が見える様にしてます。)
味は『うん、これこれ!』って表現で分かっていただけるでしょうか・・・美味かったです。

ちょうど、この日は「新見」の夏祭りで、食事を終えたくらいで、可愛いながらも花火も上がって♪
1日の走行の楽しみに加えて、美味い物を食べ、祭りを楽しみ、より大満足の初日でした!

2日目:'10夏旅:「新見 〜 高梁 探訪記!」(10/08/08)に続く♪

本日の走行距離:約76.1kmでした。